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建設業マッチングサービスで人手不足解消|事例紹介

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トレンドワード:建設業マッチングサービス

「建設業マッチングサービス」についてピックアップします。アプリ等で職人と建設会社等が簡単に繋がることで、業務効率化に役立てられています。本記事ではサービスのメリット・デメリットや、具体的な事例についてもご紹介していきます。

建設業のマッチングサービスとは

建設業のマッチングとは、アプリやサイトを通じて依頼主と人材を繋ぎ合わせるサービスのことを指します。

以前から建設業界では、慢性的な人手不足が課題となっています。そんな中、人材が足りない現場の課題を解決できるツールとして需要が高まっているのです。

建設業マッチングサービスの種類

建設業のマッチングサービスには、大きく分けて2種類あります。

①建設業者と一人親方をマッチング

人手を集めたい建設業者と、仕事を探している一人親方を繋ぐ「B to B」のシステムです。急な仕事が入って人手が足りない場合や、自社職人がいない工事等でも簡単に人材が見つかります。

②業者と施主をマッチング

こちらは、業者と一般施主を直接繋ぐ「B to C」のシステムとなります。建物の建設工事というよりは、「内装やリフォーム」「空き家の解体」といったサービスがメインです。

業者とユーザーが直接やりとりすることで、余計な仲介手数料が掛からず依頼もスピーディーに行えます。口コミ評価機能もあり、一般の方も安心して依頼できるシステムとなっています。

建設業マッチングサービスの事例

ここでは、建設業マッチングサービスの代表的な事例をご紹介します。

【建設業者×一人親方】

①助太刀

「建設現場を魅力ある職場に。」というミッションのもと、職人と工事会社をマッチングするサービスです。 アプリやチャットの利用で、気軽に会話して繋がりを広げられます。

現在18万超の事業者が利用しており、新たな協力会社や取引先探し、正社員採用にも活用されています。AIの顔認証機能を使った本人確認もあり、安心・安全性の高いプラットフォームです。

②請負市場

請負市場は、発注者と受注者を繋ぐ業者間マッチングサイトです。登録企業19,000社以上の事業者があり、新規の取引先拡大や地元以外の受注にも活用されています。

相手の評価や工事実績など、ひと目でわかるランキング・評価制度を採用しています。また仕事を希望する地域・業種を登録すれば、案件が登録された際に通知が届く仕様となっています。

③現場のヒーロー

https://genba-hero.com/

現場のヒーローは、人材のスキルアップをサポートし、活躍できる現場と出会える教育型建設業マッチングサービスです。 気軽に工事案件にエントリーして事業者(発注者)と繋がれます。

こちらのサービスは、職人のためのスキルアップ研修(オンライン講座)が用意されているのが特徴です。初心者向けコースもあり、全くの初心者でも安心して学べます。現在は配管工向けの講座のみですが、今後は実技研修や各業種の講座も公開予定です。

また現場のヒーローオリジナルの「ランク認定試験」制度を導入しており、依頼側は職人の試験結果を閲覧して発注ができます。

④クラフトバンク

クラフトバンクは、25,000社の建設工事会社が利用しているマッチングサービスです。売上や資格などの一般的な情報のみでなく、2,000項目にわたる対応可能工事情報、希望人工単価/取引先情報などの非公開情報を網羅したデータベースから、貴社の要件に合致する工事会社をマッチングします。

紹介の前には、クラフトバンクのスタッフと工事会社が事前面談を行います。クライアントとの面談にはスタッフも同席し、協力会社として定着するための支援をしてくれます。

【業者×施主】

①解体の窓口

「解体の窓口」は、近くの解体業者の見積もりを比較し、最安値を知ることができる完全無料サービスです。30秒入力で物件情報と物件写真を提出すると、付近の解体業者が次々に安い見積もり金額を提示する「逆オークション方式」となっています。最も安い業者を、煩わしいやりとりなしで知ることができます。

空き家解体の数は年々増加しており、2022年7月には解体業者とのマッチング希望者数が10,000人を突破しました。空き家問題について詳しくは、下記記事をご覧ください。

②ザ・ハウス

ザ・ハウスは、実績2300軒以上の注文住宅の無料マッチングサービスです。建築家・工務店・ハウスメーカーと施主を繋ぎ、家づくりのサポートを行います。

資金計画や土地探しから相談でき、「自分で工務店選びから行うのは大変」という方などに好評のサービスです。また敷居が高いイメージのある「建築家住宅」も紹介してもらえるので、デザイン性の高い住宅が希望の方にもおすすめです。

③イエコネ

イエコネとは、注文住宅の購入を検討している方が、既に注文住宅を建てて暮らしている個人の住宅を見学できるサービスです。

見学者は、イエコネのWEBサイトに掲載されたオーナーの自邸から好みの住宅を選択し、見学希望日時をリクエストできます。そしてオーナーがリクエストを承認すると、マッチングが成立します。

オーナーは「見学案内1件につき1万円」の報酬を得ることができ、さらに成約時には10万円のお祝い金も受け取れます。また住宅会社は、過去に施工した家を「モデルハウス代わり」に活用することで営業経費の削減になるというメリットもあります。

「豪華なモデルハウスより、リアルな暮らしを見たい」という施主のニーズは多く、オーナーの声を聴くことで後悔のない住宅づくりに役立てられています。

建設業マッチングサービスのメリット

まず依頼する側(建設会社、施主など)の建設業マッチングサービスのメリットは、下記が挙げられます。

  • 需要にマッチした人材が探しやすくなる
  • エリア外の仕事も依頼しやすい
  • 急な仕事にも対応可能
  • 中間手数料が節約できる
  • 価格比較がしやすい

建設業界では人材不足が課題となっていますが、マッチングサービスを使えばニーズに合わせた人材を探しやすくなります。また急ぎの案件やエリア外の場合など、馴染みの業者に頼みにくい仕事でも気軽に依頼しやすいのもメリットです。

一方で、依頼される側(職人、施工会社など)のメリットは下記となります。

  • 仕事の単価を自分で決められる
  • 新規の取引先が増やせる
  • 仕事が少ない時期にも収入を増やせる

マッチングサービスでは案件ごとに単価や条件が明確になっているので、より単価の高い仕事を選んで受けられます。

また知り合いのツテで仕事を探さなくても、新規案件がすぐに見つかるのもメリットでしょう。

建設業マッチングサービスのデメリット

建設業マッチングサービスのデメリットとしては、下記が挙げられます。

  • 評価が低いと仕事に繋がらない
  • 単価の低い職人に依頼が集まりやすい
  • 手数料が差し引かれる

マッチングサービスでは「評価」が付けられるのが一般的です。発注者は評価を基準にして選ぶため、まだ受注数が少ない段階では選んでもらえない可能性が高くなってしまいます。

また価格も明確化されているので、同じ業務であれば安い価格を提示している職人が選ばれやすい傾向があります。契約が成立するとマッチングサービス運営会社に手数料が取られるという点も、デメリットでしょう。

建設業の人材確保に向けた取り組みも|働き方改革推進支援助成金

建設業界では、2024年から時間外労働の上限規制がスタートする予定です。それを踏まえ、厚生労働省では「働き方改革推進支援助成金」を新設しました。

2023年度に新設される「適用猶予業種等対応コース」では、建設業の場合「最大250万円」が支給されます。「3K」と呼ばれる労働条件により人手不足が課題となる中で、働きやすい環境に整え人材を確保する狙いがあります。

建設業界の働き方関連法については、下記記事をご覧ください。

まとめ|建設業マッチングを上手に活用

建設業界では慢性的な人手不足が課題ですが、マッチングサービスを利用すれば適切な人材が確保しやすくなります。また技術力に優れた職人が自分で仕事を見つけやすくなり、業務効率化にも繋がるでしょう。アプリで簡単に登録できるサービスも多いので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

小日向

二級建築士/インテリアコーディネーター(IC)/福祉住環境コーディネーター。 建築学科卒業後、インテリアメーカーにてICの業務を経験。 現在は建築・住宅系ライターとしてコラムを担当。ハウスメーカー、リフォーム、住宅設備会社での執筆多数。

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