パークタワー渋谷笹塚|笹塚駅南口東地区開発計画のまちづくり構想で資産価値は変わる?

ササ・ハツ・ハタの新しいまちづくり「パークタワー渋谷笹塚」

出典:三井のすまい,パークタワー渋谷笹塚 物件概要,https://www.31sumai.com/mfr/X1901/outline.html,参照日2026.10.5

「ササ・ハツ・ハタ」をご存知でしょうか?渋谷区の「笹塚・幡ヶ谷・初台」地区の愛称であり、下町情緒あふれる商店街と、昔ながらの自然環境で注目されているエリアです。一方で、笹塚駅南口東地区では、駅を中心とした新たなまちづくりが進められています。

この記事では、パークタワー渋谷笹塚の事業概要とまちづくり構想から、パークタワー渋谷笹塚の資産価値を考えるポイントを解説します。

「パークタワー渋谷笹塚」とは|事業概要

最初に、パークタワー渋谷笹塚の事業概要を見ていきましょう。

所在地・アクセス

出典:三井不動産レジデンシャル,パークタワー渋谷笹塚,https://www.31sumai.com/mfr/X1901/sasazuka.html,参照日2026.10.5

  • 東京都渋谷区笹塚1丁目50-1
  • アクセス:京王電鉄京王線 笹塚駅から徒歩4分
    京王クラウン街出入口(通行時間6時~24時30分)より徒歩3分
    小田急電鉄小田原線 代々木上原駅から徒歩16分
    小田急電鉄小田原線 下北沢駅から徒歩22分

パークタワー渋谷笹塚の所在地は、笹塚地区のほぼ中心部にあたります。アクセスは、京王線と京王新線が乗り入れる京王線 笹塚駅から徒歩4分と、交通利便性の高さが特徴です。具体的には、新宿駅から3.1km圏内、渋谷駅から3.3km圏内であり、新宿副都心へのアクセスが非常に良い立地です。

構造・規模・面積

出典:三井不動産レジデンシャル,パークタワー渋谷笹塚,https://www.31sumai.com/mfr/X1901/residence.html,参照日2026.10.5

  • 敷地面積 8,153.83㎡
  • 建築面積 5,284.96㎡
  • 構造:鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造
  • 規模:地上28階、地下1階建て

パークタワー渋谷笹塚の建物規模は、地上28階、地下1階となっています。建物構成は、4階から28階が住宅となっており、1階にはスーパーマーケット、2階には子育て支援施設が開設予定と、共用部が充実している点がポイントです。敷地は、笹塚駅南口東地区開発計画の一部であり、A街区・B街区・C街区のうちのC街区にあたります。

総戸数・入居時期

  • 総戸数:659戸(一般販売対象住戸643戸)
  • 入居時期:2028年4月下旬入居予定

パークタワー渋谷笹塚の総戸数は659戸で、渋谷区最大級の規模としています。入居時期は2028年4月下旬を予定しており、第三期の販売予告広告では、販売予定時期を2026年10月中旬としています。

設計・施工|大林組

パークタワー渋谷笹塚の設計・施工は、大林組です。パークタワーは三井不動産レジデンシャルのブランドシリーズで、周辺環境を活かしながら住空間の充実を追求したマンションブランドです。

大林組は、2018年竣工の「パークコート青山 ザ タワー」、2016年竣工の「パークホームズ豊洲 ザ レジデンス」などでも設計・施工を手掛けています。

笹塚駅南口東地区開発計画のまちづくり構想

パークタワー渋谷笹塚は、「笹塚駅南口東地区開発計画」のC街区として計画中の複合レジデンスです。ここからは、本計画のまちづくり構想と、パークタワー渋谷笹塚に期待されているまちづくりの役割について見ていきましょう。

パークタワー渋谷笹塚を含む再開発の全体構想

出典:三井不動産レジデンシャル,パークタワー渋谷笹塚,https://www.31sumai.com/mfr/X1901/sasazuka.html,参照日2026.10.5

笹塚駅南口東地区開発計画の対象範囲は、笹塚駅南口地区のうち、国道20号(甲州街道)と、都道420号(中野通り)に囲まれた約3haの範囲です。この範囲をA街区、B街区、C街区の3街区に分け、それぞれのまちづくり検討部会が検討を進めています。

笹塚は、人口約1.6万人を抱える都市であり、渋谷区内でも有数の都市です。これまで順調に人口が増加している地域ではありますが、少子高齢化による人口減少や防災強化などを課題とし、まちづくりのテーマとして掲げています。

まちづくりの全体構想としては、駅を中心とした交通拠点の機能拡充と、にぎわいのある歩行者ネットワークの形成、商業施設の集積、住環境の改善などを目指しています。また、「ササ・ハツ・ハタ」と称される、笹塚・幡ヶ谷・初台の3つのエリアをつなぐ地域共創のまちづくりへの取り組みも進められています。

A街区は2015年開業のメルクマール京王笹塚、B街区は未定

A街区には、2015年に複合施設「メルクマール京王笹塚」が開業しています。メルクマール京王笹塚は、地上21階、地下2階建ての複合施設で、低層部に商業施設とオフィスフロア、中・高層部にレジデンスが配置されています。

敷地の北側は「フレンテ笹塚駅前広場」として整備されており、さまざまなイベントの開催のほか、地域の防災機能も含まれています。なお、B街区の整備計画については、現在未定となっています。

C街区にパークタワー渋谷笹塚

C街区には、三井不動産レジデンシャルの大型マンション「パークタワー渋谷笹塚」が整備される計画です。敷地は、総合食品メーカーである株式会社中村屋東京事業所の跡地にあたります。中村屋は、移転の理由を「築70年を超える建物の老朽化と、渋谷区の再開発計画に向けた協議」としています。

パークタワー渋谷笹塚は、渋谷区最大級のタワーマンションとして建設されています。建物構成としては、中・高層部に住宅を配置し、低層階には店舗と防災施設などが整備される計画です。1階には地域貢献施設「ササハタハツまちラボ」が導入される予定です。

パークタワー渋谷笹塚の資産価値を考える際のポイントは?

パークタワー渋谷笹塚には、笹塚駅南口東地区開発のC街区として、笹塚駅南口地区周辺の価値向上に寄与する役割も期待されています。ここからは、パークタワー渋谷笹塚の全体構成と特徴などから、住宅としての資産価値を考えるうえでのポイントを見ていきましょう。

敷地と建物の全体構成

出典:三井不動産レジデンシャル,パークタワー渋谷笹塚,https://www.31sumai.com/mfr/X1901/sasazuka.html,参照日2026.10.5

パークタワー渋谷笹塚の全体構成は、高層タワーを中心として、建物をぐるりと取り囲むように自然豊かな広場が整備される計画です。広場の整備とあわせて、周辺道路の拡幅や歩道の確保、バス停の整備も予定されています。

建物は28階建てで、1階から3階に共用施設、4階から28階は住宅を配置した建物構成となっています。マンション共用部の機能としては、1階にスーパーマーケット、2階に子育て支援施設が配置されている点が特徴的です。

パークタワー渋谷笹塚は、笹塚駅南口地区のまちづくりの基本方針である「誰もが安心して暮らせる居住環境の形成」にもつながる施設といえるでしょう。

大林組の制震構造を採用

出典:三井不動産レジデンシャル,パークタワー渋谷笹塚,https://www.31sumai.com/mfr/X1901/quality.html,参照日2026.10.5

パークタワー渋谷笹塚の施工は、大林組です。パークタワー渋谷笹塚には、大林組によって開発され、日本免震構造協会技術賞を受賞した制震構造「デュアル・フレーム・システム®」が採用されています。

デュアル・フレーム・システム®は、五重塔の心柱の技術などを応用した制震構造です。硬い特性の心柱を、やわらかい特性の住宅棟と制振装置でつなぐことによって、地震の大きな揺れを効率的に吸収します。

デュアル・フレーム・システム®はエネルギー吸収量が大きいため、柱や梁を減らすことができます。こうした制震構造によって、柱の少ない開放的な住空間や、柔軟な住戸プランが実現しています。

パークタワー渋谷笹塚の価格表と倍率

パークタワー渋谷笹塚の販売価格と間取りを見ていきましょう。

  • 販売価格:一戸当たり1億840万円~1億6750万円
  • 間取り:2LDK~3LDK
  • 専有面積:58.70㎡~83.53㎡

パークタワー渋谷笹塚第1期販売では、230戸が完売しています。最高倍率は12倍です。購入層の多くは、30代から40代のファミリー層、プレファミリー層とされています。現在は第3期の販売概要が予告広告として発表されており、次回の販売予定時期は2026年10月中旬販売予定となっています。

パークタワー渋谷笹塚は、2025年2月10日から一時販売中止となっていたことがありました。中止の理由は、基礎工事で遅れが発生したためとされています。その後工事は再開され、2025年6月には第1期販売として230戸が完売しています。

こうした販売価格や倍率、販売状況は、パークタワー渋谷笹塚の人気や市場での評価を考える際の参考情報となります。

参考:三井のすまい,パークタワー渋谷笹塚 物件概要,https://www.31sumai.com/mfr/X1901/outline.html,参照日2026.10.5

まとめ

パークタワー渋谷笹塚は、笹塚駅南口東地区のまちづくりの一環として計画されている大型マンションです。都心部からのアクセスが非常に良い立地を活かし、まちの拠点となるフラッグシップタワーとして計画されています。