シティタワーズ上板橋イースト/セントラルとは|再開発で何ができる?

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上板橋駅南口では、大規模な再開発が進められています。東街区と中街区には「シティタワーズ上板橋イースト/セントラル」が整備され、駅前にはツインタワー型の分譲マンションが誕生する予定です。
さらに、ペデストリアンデッキや交通広場、道路なども整備され、駅周辺の利便性や防災性の向上が期待されています。本記事では、上板橋駅の再開発で何が変わるのか、計画の概要やスケジュール、マンションの特徴を詳しく解説します。
上板橋駅の再開発とは|2028年にツインタワーが竣工予定

上板橋駅南口では、「上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業」が進められています。約1.7haの区域を東・中・南の3街区に分け、住宅や店舗、事務所などを整備する計画です。
東街区と中街区には、それぞれ地上26階と19階の住宅棟が建設され、ツインタワー型の駅前エリアが誕生します。あわせて交通広場や道路、自転車駐車場なども整備され、駅周辺の利便性や防災性の向上が期待されています。
所在地・アクセス

上板橋再開発の所在地は「東京都板橋区上板橋一丁目及び二丁目各地内」です。東武東上線「上板橋」駅の南口に面したエリアで、駅前から川越街道方面を結ぶ道路や交通広場なども整備される予定です。
とくにシティタワーズ上板橋「イースト」からは、東武東上線「上板橋」駅までペデストリアンデッキ直結徒歩1分、「セントラル」からは徒歩2分の近さとなっています。さらに駅から準急列車で「池袋」駅へ直通1駅のため、通勤や通学にも便利です。
建築概要

再開発区域は「東街区」「中街区」「南街区」「西街区」の4街区で構成されています。施設建築物に加え、交通広場や区画道路、歩行者専用道路、自転車駐車場などの公共施設も整備されます。
ただし西街区は「板橋駅西口地区市街地再開発事業」に分類されており、こちらは2029年度完成予定です。2022年に板橋駅西口地区市街地再開発組合設立が認可され、今後開発計画が進められていきます。
| 東街区 | 中街区 | 南街区 | 西街区 | |
|---|---|---|---|---|
| 延べ面積 | 約37,500㎡ | 約10,450㎡ | 約1,730㎡ | (A街区)約44,380㎡(B街区)約1,500㎡ |
| 階数 | 地上26階・地下1階 | 地上19階・地下1階 | 地上5階 | (A街区)地下2階・地上37階(B街区)地上6階 |
| 用途 | 住宅・店舗 | 住宅・店舗 | 事務所・店舗 | (A街区)住宅・店舗・公益・駐車場(B街区)店舗・事務所 |
・東街区
東街区は再開発の中心となるエリアで、地上26階・地下1階、延べ面積約3万7,500㎡の高層建築物が計画されています。施設用途は住宅と店舗で、住宅部分には「シティタワーズ上板橋イースト」が整備されます。
駅前に位置する高層住宅として、再開発エリアのランドマークとなる建物です。また周辺には交通広場や道路なども整備され、駅前の交通・歩行者環境の改善にもつながります。
・中街区
中街区には、地上19階・地下1階、延べ面積約1万450㎡の建物が整備される計画です。用途は住宅と店舗で、住宅部分には「シティタワーズ上板橋セントラル」が入ります。
東街区の高層住宅とあわせて、上板橋駅南口にツインタワーを形成する計画となっています。
・南街区
南街区には、地上5階、延べ面積約1,730㎡の建物が整備される計画です。東街区・中街区とは異なり、施設用途は事務所と店舗となっています。
高層住宅を中心とする2街区に対して、南街区では業務・商業機能を配置することで、再開発区域全体の都市機能を補完します。
・西街区
上板橋駅南口駅前西地区では、東地区に続く再開発に向けた検討が進められています。2022年には「上板橋駅南口駅前西地区第一種市街地再開発準備組合」が設立されました。
ただし2026年8月時点では、東地区のように建物の規模や具体的な施設内容、分譲マンションの商品名などは確定していません。今後、事業計画の具体化に伴い、住宅や商業施設などの整備内容が明らかになると考えられます。
事業者・ゼネコン
再開発事業の施行者は「上板橋駅南口駅前東地区市街地再開発組合」で、参加組合員として住友不動産が参画しています。特定業務代行者は、大成建設・長谷工コーポレーション・越野建設・大成ロテックによるJVです。
また、事業コンサルタントはURリンケージが担当しています。大手ゼネコンなどが事業に参画し、住宅建設だけでなく道路や交通広場などを含めた駅前の一体的な整備が進められています。
上板橋駅の再開発スケジュール

上板橋駅南口駅前東地区の再開発は、長年にわたるまちづくりの検討を経て事業化されました。2021年3月に再開発組合の設立が認可され、2023年2月には権利変換計画が認可されています。
現在は施設建築物や公共施設の整備が進められており、2028年には全街区が竣工予定です。なお再開発組合は事業スケジュールについて、合意形成や関係機関との協議などにより変更となる可能性があるとしています。
上板橋駅が再開発される背景
上板橋駅周辺では、狭い道路が多く、木造住宅や店舗併用住宅などが密集していたことから、防災性や安全性の向上が課題となっていました。また駅前と川越街道を結ぶアクセス道路が十分に整備されておらず、緊急時の交通アクセスにも課題がありました。
そこで再開発によって土地の高度利用や建物の不燃化・耐震化を進めるとともに、幅員16mのアクセス道路や約3,900㎡の交通広場、自転車駐車場などを整備。駅前の利便性向上と防災性の強化、商業・業務機能の充実を目指しています。
上板橋駅再開発の見どころ
ここでは、上板橋駅再開発の注目ポイントを解説します。
駅直結のツインタワー分譲マンション

上板橋駅南口の再開発では、東街区に地上26階・地下1階の「シティタワーズ上板橋イースト」、中街区に地上19階・地下1階の「シティタワーズ上板橋セントラル」が整備されます。
いずれも住宅と店舗からなる高層建築物で、駅前の新たなランドマークとなる計画です。
駅とつながるペデストリアンデッキ

再開発では、上板橋駅と周辺施設を結ぶペデストリアンデッキが整備される予定です。シティタワーズ上板橋イーストの北側3階部分と接続し、駅から信号や車道を避けて建物へアクセスできる歩行者動線が形成されます。
新設デッキの共用開始は2028年度の予定です。駅前の歩行者空間を立体的に整備することで、駅と再開発エリアの回遊性や利便性の向上が期待されています。
駅前環境の整備
再開発の対象となるのはマンションだけではありません。川越街道から駅前へつながる幅員約16mの区画街路や、約3,900㎡の交通広場、複数の区画道路などが整備されます。
また、約1,500台を収容できる上板橋駅南口自転車駐車場も整備される計画です。道路や交通広場、歩行者専用道路を整備することで、駅前の交通結節機能を強化するとともに、歩行者や自転車利用者が移動しやすい環境を形成します。
防災に配慮された街づくり
上板橋駅周辺は、狭い道路が多く、木造住宅や店舗併用住宅などが密集していることから、防災性の向上が課題となっていました。そこで再開発では、建物の不燃化や耐震化、土地の高度利用を進めるほか、幅員16mのアクセス道路や交通広場などが整備されます。
これにより、災害時の交通アクセスを確保しやすくするとともに、オープンスペースの創出によって地区の安全性を高め、災害に強い駅前市街地の形成を目指しています。
シティタワーズ上板橋イースト/セントラルとは
ここでは、上板橋再開発のメイン事業である「シティタワーズ上板橋イースト/セントラル」について分かりやすく解説します。
構成

「シティタワーズ上板橋」は、上板橋駅南口の再開発で整備される2棟の高層分譲マンションです。東街区に「シティタワーズ上板橋イースト」、中街区に「シティタワーズ上板橋セントラル」が建設されます。
なお建築確認上は2敷地2棟で、土地・建物の共有関係や共用施設の相互利用はありません。
シティタワーズ上板橋イースト
「シティタワーズ上板橋イースト」は、東街区に建設される地上26階・地下1階のタワーマンションです。総戸数は313戸で、うち66戸が非分譲住戸となっています。
上板橋駅から徒歩1分という駅近立地に加え、北側3階部分がペデストリアンデッキと接続する予定です。駅前再開発の中でも駅に最も近いポジションを生かし、駅と住まいをスムーズにつなぐ計画となっています。
シティタワーズ上板橋セントラル
「シティタワーズ上板橋セントラル」は、中街区に建設される地上19階・地下1階のマンションです。総戸数は112戸で、うち26戸が非分譲住戸となっています。
上板橋駅から徒歩2分の立地で、イーストとともに再開発エリアのツインタワーを構成します。ただしイーストとは独立した敷地・建物として計画されており、共用施設なども相互利用する仕組みではありません。
コンセプト
シティタワーズ上板橋は、駅前再開発によって生まれ変わる街の「新たな象徴」となることを目指したツインタワーです。住友不動産は、駅前の風景や都市機能が一新される大規模複合再開発と一体となって、上板橋の新しい暮らしの舞台をつくることを打ち出しています。
駅に近い立地と高層タワーならではの存在感を生かし、利便性とステータス性を兼ね備えた住まいを目指した計画です。
外観・デザイン

外観は、駅前の新たなランドマークとなることを意識したデザインが特徴です。イーストは駅徒歩1分、ペデストリアンデッキ直結予定という立地を生かし、駅からスムーズにつながるグランドエントランスが計画されています。
また建物の足元には、再開発によって整備される道路や駅前広場と一体となった緑豊かなオープンスペースも設けられます。高層建築と植栽を組み合わせ、駅前に潤いのある景観を形成する計画です。
間取り図

住戸は、ライフスタイルに合わせて選べる複数の間取りが用意されています。公式サイトでは、2LDK・3LDKなどのプランが掲載されています。
リビング・ダイニングと居室の配置や収納の取り方など、住戸ごとに異なる特徴があるため、ライフスタイルに合わせて選べるのがメリットです。
共用空間

イーストには、ホテルライクな内廊下やグランドエントランスなど、タワーレジデンスらしい共用空間が計画されています。また共用施設として、読書や調べ物ができるライブラリーラウンジ、家族や友人との集まりに利用できるパーティールーム、お子さまが天候を気にせず遊べるキッズルームなども整備されます。
ただしテレワークラウンジの個室利用、パーティルーム、オーナーズスイートの利用は有料となり、セントラルとの共用施設等の相互利用はできないため、注意が必要です。
構造・防災

地震対策として、住戸のある建物には制震構造が採用されています。制震装置が地震エネルギーを吸収することで、建物の揺れを軽減する仕組みです。
また住宅性能評価書を取得しているほか、低炭素建築物として省エネ性能にも配慮しているのが特徴です。主要構造部のコンクリートについても、耐久性を高める仕様としています。
防災面では、地震だけでなく停電などの災害時に備えた設備も整備されており、長期的に安心して暮らせる住まいを目指しています。
まとめ
上板橋駅の再開発では、住宅・店舗などの建物だけでなく、ペデストリアンデッキや交通広場、道路などを一体的に整備する計画が進んでいます。
東街区と中街区には「シティタワーズ上板橋イースト/セントラル」が建設され、駅前の新たなランドマークとなることが期待されています。駅へのアクセス性や生活利便性に加え、防災性の向上も図られるため、今後の上板橋駅周辺の街の変化に注目です。