BIM objectは無料でダウンロードできる!各サイトの特徴を比較|㈱キャパ メディア連携企画

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Tag:BIM

BIM objectをダウンロードできるサイトをお探しではないですか?
検索すれば、無償でBIM objectがダウンロードできるサイトがちらほら見つかりますが、一つ一つを確認するのは時間がかかりますよね。

そこでこの記事では、それぞれのサイトにどんなBIM objectがあるのかをざっくりまとめています。
お探しのBIM objectを見つける手がかりになりましたら幸いです。

BIM objectを探すなら登録点数が多い総合配信サイトへ

BIM objectを探すとき、使いたい部品のメーカーや型式が決まっていない場合もありますよね。
そんなときは、BIM objectの登録点数が多い総合配信サイトがおすすめです。
サイトによっては、BIM objectの寸法や外見からも検索できるので、メーカーや型式がわからなくても探すことができます。
イメージにぴったりのものを探してみましょう。

bimobject

bimobject.com
https://www.bimobject.com/ja/search

「bimobject.com」は、世界的に展開するBIM object配信サービスです。
2018年時点で登録点数は約29万点となっており、BIMコンテンツの世界最大のプラットフォームです。(*1)

「bimobject.com」は、スウェーデンのBIM object配信サービス「bimobject」と、野原ホールディングス株式会社が共同設立しました。

登録点数の多さとファイル形式の豊富さが特徴

「bimobject.com」には、65か国、2300以上のブランドが登録されています。
Revitのデータが約11万点、AutoCADのデータが約5万点ほど登録されています。
また、ファイル形式は73種類とかなりの種類に対応しています。

BIM objectの検索方法は、ブランド(メーカー)名、カテゴリ、ファイルタイプなどのほか、寸法からも検索できます。
ダウンロードは無料ですが、会員登録が必要です。
会員登録は、メールアドレスのほか、GoogleやAutodeskのアカウントでも登録できます。

海外製品のBIM objectが多い

「bimobject.com」には、欧米メーカーのBIM objectが多く登録されています。
検索カテゴリの「製造国」を見ると、アメリカが約2万点、日本は約3500点ほどとなっています。
ほとんどが海外製品なので、日本製品を探したい人には物足りないかもしれません。
「日本製以外は使えない」などの縛りがなければ、この機会に新しい建材やデザインを検討してみてはいかがでしょうか。

また、ダウンロードだけでなく、自社製品のBIMデータを登録することも可能です。
BIM objectを、世界に向けて自社製品をアピールする場としても利用できます。

BIMcatalogs.net

BIMcatalogs.net
https://bimcatalogs.partcommunity.com/3d-cad-models/

「BIMcatalogs.net」は、キャデナス・ウェブ・ツー・キャド株式会社のBIM object配信サービスです。
運営しているのは、日本とドイツの企業が提携して設立された会社です。
CADENAS社はドイツに本社があり、CADデータの配信サービスを展開しています。

BIM objectはRevitで数十万点

BIMcatalogs.netには、Autodesk Revitで数十万点のBIM objectが登録されています。
ダウンロードは無料で、メールアドレスで会員登録するとダウンロードできます。

こちらも、自社製品のBIMデータを登録することができます。
BIMcatalogs.netの年間ダウンロード数は年々伸びており、2022年のダウンロード数は6億件以上にもなっています。
自社製品の国際的な展開を考えている場合は、このような場を積極的に利用してみるといいかもしれません。

2Dスケッチや3Dモデルからの検索も可能

「BIMcatalogs.net」には、形状で探せるビジュアルサーチエンジン「3Dfindit」があります。
「スケッチ検索」では、2Dのスケッチを描いて検索すると、その形状に似た部品をリストアップしてくれます。
パーツの名前がわからないときや、イメージはあるけど見つからないときの検索に便利ですね。
「3D形状検索」は、自作の3Dモデルをアップロードして、形状から検索できます。
3Dモデルがないときは、ブラウザ上でパーツを編集して形状から検索できるので、CADを持っていなくても利用できます。
「ボルトにぴったりのナットがほしい」、こんなときは、「逆部位検索」が便利です。
パーツの形状を指定すると、その形状の対となるぴったりのパーツを見つけ出してくれます。
カタログをめくって探さなくても見つけられるので、作業時間の大幅な短縮になりますね。

Arch-LOG

ここからは、国内メーカーのBIM object配信サービスをご紹介します。

Arch-LOG
https://www.arch-log.com/ja/

「Arch-LOG」は、丸紅アークログ株式会社が運営する建築建材総合検索サイトです。
建材メーカー60社以上、180万点以上のCADデータが登録されていて、そのうち65,000点以上がBIM objectです。
Revit、ARCHICAD、SketchUPで使えるBIMデータがダウンロードできます。
BIM化されていない製品については、「BIMリクエスト」機能があり、BIM化のリクエストを送ることができます。
会員登録をしなくても無料でダウンロードできますが、会員登録するとプロジェクト管理や資料作成などの便利な機能が利用できます。
Web上で共有できるサービスもあるので、複数人で図面を共有したい場合は登録してみましょう。

MediaPress-Net

MediaPress-Net
https://www.mediapress-net.com/

「MediaPress-Net」は、TOPPAN株式会社が運営する配信サービスです。
国内の建材メーカー27社、100万点以上のBIM objectが登録されています。
TOTOやパナソニックホームエレベーター、オーデリックなどのCADデータが検索できます。
メインのカテゴリはCADデータで、ファイル形式はDWG、DXFなどがほとんどです。
BIMデータは、オートデスクのRevit用一般コンテンツのみとなっています。

家具・建材メーカーのBIM object配信サービス

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