営業DXで建設業界効率化|デジタル活用で社内・顧客にメリット
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トレンドワード:営業DX
『福島県初・i-Rental 注文アプリ導入|グリーンレンタル、建機レンタルの営業DX加速』でご紹介した「営業DX」についてピックアップします。
営業DXとは
営業DXは、営業活動をリモデルしてデジタルツールを活用することで全体を最適化することを指します。これまでの営業は対面でのやり取りがメインでしたが、インターネットの普及や感染症対策としても、非接触化、オンライン化のニーズが高まっています。
営業DXの活用法・メリット|社内
具体的には、以下のような活用例が挙げられるでしょう。
- オンライン会議の活用
- MAやSFAによる顧客管理・情報共有
まず社内のやり取りを効率化するために、オンライン会議を導入している企業は多いですよね。移動時間や交通費も削減できて、一石二鳥です。
さらにMAやSFAといったデジタルツールを活用すれば、これまで属人的になってしまっていたクライアントの情報を簡単に社内で共有できます。データ化することにより、販促に生かせたり担当者変更の引継ぎがスムーズになります。
営業DXの活用法・メリット|顧客向け
顧客に対するアプローチの面からは、インサイドセールス(内勤型営業)の導入が進んでいます。顧客とオンラインでやり取りできるので、「とりあえず話を聞いてみたい」という見込み客とも気軽に接点を持てるようになったという声が多いです。面談が省略化されることにより、顧客側にとっても有益と言えます。
またカタログ、アプリを導入することで、分厚くて重い紙のカタログを持ち運ぶ手間がなくなります。従来は毎年商品が更新されるたびに刷り直す必要があったため、コストが掛かる、情報提供のスピードが遅くなるといったデメリットがありました。デジタルツールを活用することにより、ペーパーレス化・コスト削減に繋げています。顧客側にとっても、最新の情報がすぐに見られて検索しやすいのがメリットと言えるでしょう。
営業DXの注意点
営業DXを導入すれば、社内にとっても顧客にとってもメリットが大きいです。しかしデメリットもあるため注意しましょう。
デジタルツールの導入で終わってしまう
営業DXにはデジタルツールの活用が重要なポイントとなってきますが、単にツールを導入すれば成功するというわけではありません。
ツールによって何を解決したいのか、自社の課題は何なのかといった事柄を明確にしておくことが大切です。目的によって導入するツールは異なるため、まずは会社にとってのビジョンを明確にしておきましょう。
管理する項目を増やしすぎる
顧客管理ツールを使えば、現状が一目で分かって便利です。しかし案件、売り上げ、スケジュールなどあらゆる事柄を管理しようとすると、逆に運営が複雑になって使いづらくなってしまいます。
実際に管理ツールに入力するのは現場のスタッフなので、スタッフの負担になってしまっては元も子もありません。本来の営業活動に支障がない程度に、項目を絞るのも一つの方法でしょう。
建設業界での営業DXの事例
建機レンタルの営業DX|i-Rental 注文アプリ
「i-Rental」は、SORABITO株式会社による建機レンタル会社のDXを実現するクラウドサービスです。
建機の貸出・返却注文機能をはじめ、現場や担当者ごとの注文管理、顧客属性に応じた情報配信機能を通じて、オンラインレンタルという新たな顧客体験を提供します。レンタル会社の営業担当者は業務効率化で生まれた時間を新規顧客の開拓や既存顧客とのリレーション構築など、より付加価値の高い営業活動にフォーカスできます。
https://www.sorabito.com/service.html
世界No.1顧客管理ツール|Salesforce Sales Cloud
アメリカのセールスフォース・ドットコムが提供するCRM・SFAツールです。顧客情報と営業情報を共有し、営業の効率化と受注精度向上の実現に役立つサービスとなっています。営業活動が見える化することにより、売上拡大に繋げられます。
https://www.salesforce.com/jp/products/sales-cloud/overview/
国内実績に強み|UPWARD
UPWARD株式会社によるツールで、CRM、スケジュール、地図・位置情報を高度に連携させることにより顧客訪問業務を効率化できます。東証一部上場をはじめ、訪問業務に携わる幅広い業界・業種に利用されており、国内では実績No.1という信頼性で注目されています。