フォークリフト免許の費用はいくら?|普通免許あり・なしの料金相場や安く取る方法を解説

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Category:土木建築

著者:上野 海

「フォークリフトの免許を取るにはいくらかかる?」「普通免許を持っていると安くなる?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

一般的に「フォークリフト免許」と呼ばれているフォークリフト運転技能講習の費用は、約2万〜5万円が目安です。ただし、保有している自動車免許や運転経験によって受講コースが変わるため、費用には差があります。

そこでこの記事では、フォークリフト免許の費用相場を条件別に紹介したうえで、料金が変わる理由や安く取得する方法を解説します。

なお、フォークリフト免許の種類や取得条件、講習内容について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

フォークリフト免許の費用は約2万〜5万円が目安

フォークリフト運転技能講習の費用は、受講するコースや教習機関によって異なります。条件別の目安は以下のとおりです。

主な条件講習時間の目安費用相場の目安
普通・準中型・中型・大型免許あり31時間約3万〜4万円
自動車免許なし35時間約3.5万〜5万円
大型特殊免許ありなど11時間程度約1.5万〜3万円

普通自動車免許などを持っている方向けの31時間コースでも、教習機関によって料金は異なります。以下は一例です。

同じ31時間コースでも数千円程度の差があるため、複数の教習機関を比較しましょう。

普通免許ありなら3万〜4万円程度

普通自動車免許を持っている場合は、一般的に31時間コースとなり、費用は3万〜4万円程度です。一部の講習科目が免除されるため、免許を持っていない場合より講習時間を短縮できます。

普通免許なしなら3.5万〜5万円程度

普通自動車免許などを持っていない場合は、35時間コースを受講するケースが多く、費用は3.5万〜5万円程度が目安です。

31時間コースより講習時間が長く、教習機関によっては5万円を超える場合もあります。

大型特殊免許などがあれば費用を抑えられる

大型特殊自動車免許を持っている場合など、一定の条件を満たせば11時間や15時間などの短時間コースを受講できることがあります。講習時間が短くなる分、31時間・35時間コースより受講費用を抑えられるのが一般的です。

ただし、受講できるコースは保有資格や実務経験によって変わるため、申し込み前に教習機関へ確認しましょう。

フォークリフト免許の費用が人によって違う理由

フォークリフト免許の費用に差がある主な理由は、「講習時間」と「教習機関ごとの料金設定」です。

ここでは、費用が違う理由をわかりやすく紹介します。

持っている免許によって講習時間が変わる

フォークリフト運転技能講習には11時間・15時間・31時間・35時間などのコースがあり、保有している免許によって一部科目が免除されます。基本的に講習時間が短いほど、受講費用も安くなります。

運転経験によって受講コースが変わる

保有している免許だけでなく、フォークリフトの運転経験によっても受講できるコースが変わる場合があります。

たとえば、特別教育を修了したうえで一定期間の運転経験がある方などは、講習科目の一部が免除されるケースがあります。ただし、運転経験を証明する書類などが必要になることがあるため、利用する教習機関の受講要件を確認してください。

教習所によって受講料や教材費が異なる

同じ31時間コースでも料金は教習機関によって異なり、教材費が別途必要な場合もあります。比較するときは、受講料だけでなく教材費を含めた総額を確認しましょう。

フォークリフト免許の費用を安くする方法

フォークリフト免許は、教習機関選びや制度の活用によって自己負担を抑えられる可能性があります。ここでは、費用を抑える方法について紹介します。

複数の教習所の料金を比較する

まずは、自宅や職場から通える範囲にある複数の登録教習機関を比較しましょう。

同じ講習時間でも料金が異なるため、教習機関によって数千円以上の差が出ることがあります。ただし、受講料だけでなく、教材費や交通費、駐車場代なども含めて比較することがポイントです。

教育訓練給付制度を利用する

厚生労働大臣が指定する講座で一定の条件を満たす場合は、教育訓練給付制度を利用できる可能性があります。

一般教育訓練では教育訓練経費の20%(上限10万円)、特定一般教育訓練では40%(上限20万円)が支給されます。また、特定一般教育訓練では、一定の条件を満たすことで追加給付を受けられる場合もあります。

すべてのフォークリフト講習が対象になるわけではありませんが、利用できれば大幅なコスト削減につながります。受講前に対象講座かどうかを確認しましょう。

ハローワークの職業訓練を利用する

ハローワークで案内されている公的職業訓練(ハロートレーニング)には、フォークリフト運転技能講習を含むコースがあります。

受講料は原則無料ですが、テキスト代や作業服、安全靴などは自己負担です。実際には、教科書代などの自己負担額が約1万〜1万7,000円程度となっているコースもあります。

ただし、職業訓練はフォークリフト免許だけを取得するための制度ではなく、再就職に必要な技能を身につけることを目的としています。受講できるコースや募集時期も地域によって異なるため、利用したい場合は最寄りのハローワークで確認しましょう。

会社の資格取得支援制度を利用する

勤務先によっては、業務に必要な資格の取得費用を会社が負担する「資格取得支援制度」を設けている場合があります。

フォークリフトを業務で使用する予定があるなら、自費で申し込む前に、勤務先へ費用負担の有無を確認しておくのがおすすめです。

また建設業では、フォークリフトとあわせて玉掛けなどの資格取得を求められるケースもあります。今後さらに担当できる作業を増やしたい方は、玉掛け資格の費用や取得方法も確認しておきましょう。

フォークリフト免許の費用を比較するときの注意点

フォークリフト免許を取得するときは、単純に受講料が安い教習機関を選べばよいとは限りません。ここでは、安価な教習機関以外も確認しておくべき理由を紹介します。

受講料だけでなく総額を確認する

教習機関によっては、受講料とは別に教材費や交通費、宿泊費などがかかります。また、数千円安くても遠方であれば、移動時間や交通費の負担が大きくなる可能性があります。

受講料だけでなく、必要な総額や開催日程、自宅・職場からの通いやすさまで比較しましょう。

必要な資格を間違えない

フォークリフトは最大荷重によって必要な資格が異なります。

最大荷重1トン以上のフォークリフトを運転するにはフォークリフト運転技能講習の修了、1トン未満の場合は特別教育の修了が必要です。

また、建設現場ではフォークリフト以外にも、バックホウや高所作業車、クレーンなど、機械ごとに必要な資格が異なります。建設機械の種類や資格をまとめて確認したい方は、以下の記事も参考にしてください。

フォークリフト免許の費用に関するよくある質問

フォークリフト免許を取るのに全部でいくらかかる?

フォークリフト運転技能講習は、受講料を中心に約2万〜5万円が目安です。教材費が別途必要な場合や、遠方では交通費・宿泊費がかかるため、実際の総額は受講する教習機関や通学条件によって変わります。

普通免許があると費用はいくら?

普通自動車免許を持っている場合は、31時間コースを受講するのが一般的で、費用は3万〜4万円程度が目安です。自動車免許を持っていない場合の35時間コースより講習時間が短くなるため、費用も抑えられる傾向があります。

フォークリフト免許を一番安く取る方法は?

最も自己負担を抑えやすいのは、会社の資格取得支援制度やハローワークの職業訓練を利用する方法です。対象にならない場合は、教育訓練給付制度の利用可否を確認し、複数の教習機関で総額を比較しましょう。

ハローワークなら無料で取れる?

ハローワークで案内される職業訓練には、フォークリフトの技能講習を含み、受講料が原則無料のコースもあります。ただし、教材費や作業服、安全靴などは自己負担になる場合があります。また、募集されるコースは地域や時期によって異なります。

会社に費用を負担してもらえる?

勤務先に資格取得支援制度があれば、フォークリフト免許の取得費用を一部または全額負担してもらえる場合があります。業務でフォークリフトを使用する予定がある方は、自費で申し込む前に、会社の資格取得支援制度を確認しておきましょう。

フォークリフト免許に更新料はかかる?

フォークリフト運転技能講習の修了証には有効期限がないため、定期的な更新や更新料は必要ありません。一度取得すれば更新せずに使用できます。ただし、修了証を紛失した場合や氏名を変更した場合などは、再交付・書替の手数料がかかることがあります。

フォークリフト免許の費用についてまとめ

フォークリフト免許の取得費用は約2万〜5万円が目安で、保有免許や受講コースによって異なります。費用を抑えたい場合は、教育訓練給付制度やハローワークの職業訓練、会社の資格取得支援制度も確認しておきましょう。

まずは自分が受講できるコースを確認し、複数の教習機関で総額を比較してみてください。