2027東京ミッドタウン日本橋とは|再開発後のポイントを解説

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2027年10月、東京・日本橋に新たなランドマーク「東京ミッドタウン日本橋」が開業予定です。オフィスや商業施設、ラグジュアリーホテル、MICE施設、住宅などを備えた大規模複合施設として整備され、日本橋リバーウォークの中核を担っています。

さらに首都高速道路の地下化や日本橋川の水辺空間整備とも連携し、日本橋エリア全体の魅力向上が期待されています。本記事では、東京ミッドタウン日本橋の概要や施設構成、見どころ、再開発による変化について分かりやすく解説します。

東京ミッドタウン日本橋が2027年10月開業

出典:三井不動産,日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業,https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2026/0421/,参照日2026.8.13

東京ミッドタウン日本橋は、日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業の街区名称として誕生する大規模複合施設です。2026年9月末に建物が竣工し、2027年秋(10月頃)のグランドオープンを予定しています。

日本橋リバーウォークの中核プロジェクトとして、オフィスや商業施設、ラグジュアリーホテル、賃貸住宅、MICE施設など多彩な都市機能が集約されています。さらに首都高速道路の地下化とも連動し、日本橋川沿いの水辺空間を活かした新たな都心のランドマークとして整備が進められています。

所在地・アクセス

出典:三井不動産,日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業,https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2026/0421/,参照日2026.8.13

東京ミッドタウン日本橋の所在地は、下記の通りです。

  • A街区 東京都中央区日本橋一丁目9番1号
  • B街区 東京都中央区日本橋一丁目9番2号
  • C街区 東京都中央区日本橋一丁目5番1号

主な公共交通機関からのアクセスは、下記の通りです。東京駅と日本橋エリアを結ぶ立地を活かし、ビジネス・観光・ショッピングの拠点として高い利便性を備えた再開発エリアとなります。

  • 東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅直結、都営地下鉄浅草線「日本橋」駅直結
  • 東京メトロ半蔵門線「三越前」駅徒歩3分、JR線「東京」駅徒歩8分

建築概要

A街区B街区C街区
敷地面積約1,370㎡約2,060㎡約15,560㎡
延床面積約5,300㎡約6,600㎡約374,800㎡
用途業務施設、商業施設住宅、商業施設オフィス、商業施設、ホテル、賃貸住宅、MICE施設、ビジネス支援施設、駐車場等
階数・高さ地上4階、地下2階 約33m地上7階、地下2階 約32m地上52階、地下5階、塔屋3階 約284m

東京ミッドタウン日本橋は、約3.0haの敷地に整備される大規模複合開発です。中心となるC街区のメインタワーは地上52階・地下5階、高さ約284mを誇り、日本橋エリアの新たなシンボルとなります。

また施設内には大規模オフィス、商業施設、ヒルトン最上級ブランドのホテル「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」、ブランドレジデンス、約1,600人収容のMICE施設などが配置されています。歴史的建築の保存・活用と最新の都市機能を融合した街づくりが特徴です。

設計・施工

東京ミッドタウン日本橋の設計施工は下記の通りです。

  • 都市計画・事業コンサルタント・基本設計・実施設計・監理:株式会社日建設計
  • デザインアーキテクト:株式会社日建設計、Pelli Clarke & Partners Inc.
  • 施工:日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業建設共同企業体

施工を担当する「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業建設共同企業体」の代表企業は、清水建設です。大規模複合施設ならではの高度な施工技術を活かして、工事が進められています。

東京ミッドタウン日本橋の施設概要

出典:三井不動産,日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業,https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2026/0421/,参照日2026.8.13

ここでは、東京ミッドタウン日本橋の施設概要について解説します。超高層複合施設を中心に、商業施設やオフィス、ホテル、住宅など多彩な都市機能が備わっており、日本橋の新たなランドマークとして整備されます。

A街区|日本橋野村ビルディング旧館

出典:三井不動産,「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」着工,https://www.nomura-re.co.jp/news/pdf/n2021120701943.pdf,参照日2026.8.13

A街区は、1930年に竣工した歴史的建築物「日本橋野村ビルディング旧館」を保存・活用する街区です。

旧館は、「自由様式」を標榜した建築家安井武雄により1930年(昭和5年)に竣工しました。三層構成を踏襲しながら柱型をなくし、東洋風の意匠を纏わせた折衷様式のデザインであり、貴重な近代建築物として中央区指定有形文化財に指定されています。

昭和初期の意匠を継承しながら耐震補強やリニューアルを実施し、新たな商業施設や交流空間として再生されます。歴史ある街並みと最新の再開発が調和する象徴的なエリアとなります。

B街区|日本橋リバーサイドテラス

B街区「日本橋リバーサイドテラス」は、日本橋川沿いの開放的な空間を活かした街区です。水辺に面する商業施設と48戸の住宅により、都心にありながら水と緑を感じられる都市環境を実現します。

首都高速道路地下化後の景観とも一体となり、日本橋の新たなにぎわいを生み出します。

C街区|日本橋野村三井タワー(通称:ザ タワー)

出典:三井不動産,「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」着工,https://www.nomura-re.co.jp/news/pdf/n2021120701943.pdf,参照日2026.8.13

C街区は、東京ミッドタウン日本橋の中核を担う地上52階・地下5階、高さ約284mの超高層複合タワーです。高機能オフィスをはじめ、大型MICE施設、ラグジュアリーホテル「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」、賃貸住宅などを備え、多様な都市機能を集約した日本橋の新たなシンボルとなります。

D街区|日本橋一丁目三井ビルディング(通称:サウス)

D街区は、既存施設「日本橋一丁目三井ビルディング」を活用する街区です。東京ミッドタウン日本橋の一部として位置付けられ、オフィスや商業施設などを備える複合施設として他街区と連携します。

地下1階から4階の「COREDO日本橋」は2026年10月をもって閉館し、「東京ミッドタウン日本橋」の商業ゾーンとして2027年秋にリニューアルオープンします。

東京ミッドタウン日本橋の見どころ

ここでは、東京ミッドタウン日本橋の見どころを解説します。

合計約3,000人収容の大型MICE施設

出典:(仮称)日本橋一丁目中地区MICE施設,TOPページ,https://www.tokyo-nihonbashi-mice.jp/,参照日2026.8.13

東京ミッドタウン日本橋には、国際会議や展示会、企業イベントなどに対応できる大型MICE施設が整備されます。施設全体の収容人数は約3,000人を誇り、ホールやカンファレンスルームなど多様な用途に対応可能です。

東京駅から徒歩圏という立地を活かし、国内外のビジネスイベントや学会などを誘致することで、日本橋エリアの国際競争力向上が期待されています。

ウォルドーフ・アストリア東京日本橋が開業

出典:三井不動産,日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業,https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2026/0421/,参照日2026.8.13

39階~47階には、ヒルトン最高級ブランド「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」が日本初進出を果たします。客室は全197室を予定しており、レストランやバー、スパ、フィットネスなど上質なサービスが提供されます。

世界中の富裕層や訪日観光客、ビジネス利用者を迎えるラグジュアリーホテルとして、日本橋の新たなランドマークとなることが期待されています。

ウォルドーフ・アストリア・レジデンス東京日本橋(賃貸住宅)

出典:三井不動産,日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業,https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2026/0421/,参照日2026.8.13

48階~51階の「ウォルドーフ・アストリア・レジデンス東京日本橋」は、日本初となる同ブランドの高級賃貸レジデンスです。

ホテルコンシェルジュなどブランドならではのサービスを受けられるほか、都心ならではの利便性と上質な住環境を兼ね備えています。長期滞在や海外エグゼクティブなど、多様な居住ニーズに対応する住まいとして整備されます。

ZEB認証のサステナブルな街づくり

出典:三井不動産,日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業,https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2026/0421/,参照日2026.8.13

東京ミッドタウン日本橋では、環境負荷の低減を目指したサステナブルな街づくりを推進しています。高効率設備の導入や再生可能エネルギーの活用などにより、建物のエネルギー消費量を大幅に削減する「ZEB(Net Zero Energy Building)」認証を取得しています。

またC街区地下にはエネルギーセンターが設置され、「電気」と「熱」が供給されます。コージェネレーションシステム(CGS)による排熱利用や中圧ガス発電の採用により、停電時でも事業継続を可能とする強靭なエネルギーシステムを構築しているのが特徴です。将来的には周辺地区への供給も検討し、エリア全体の安心・安全を支えます。

COREDO(コレド)日本橋がリニューアルオープン予定

東京ミッドタウン日本橋の開業に合わせ、隣接するCOREDO日本橋は一時休館した上でリニューアルオープンする予定です。商業施設の刷新により、街全体の回遊性や利便性がさらに向上し、新たな店舗やサービスの導入も期待されています。

東京ミッドタウン日本橋との一体的な開発によって、日本橋エリアのにぎわい創出や魅力向上につながる見込みです。

東京ミッドタウン日本橋で何が変わる?

ここでは、東京ミッドタウン日本橋の再開発による影響について解説します。

日本橋リバーウォークとの一体開発

出典:三井不動産,日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業,https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2026/0421/,参照日2026.8.13

東京ミッドタウン日本橋は、日本橋川沿い約1.2kmに広がる「日本橋リバーウォーク」の中核施設として整備されます。周辺のCOREDO室町や日本橋髙島屋S.C.などの商業施設と歩行者ネットワークでつながり、水辺空間や広場が一体的に整備されます。

首都高地下化との関係

出典:首都高速道路㈱,首都高速道路日本橋区間地下化事業,https://www.shutoko.jp/ss/nihonbashi-tikaka/,参照日2026.8.13

日本橋エリアでは、現在日本橋の上空を通る首都高速都心環状線の地下化計画が進められています。東京ミッドタウン日本橋は、この国家プロジェクトと連携した再開発として位置付けられており、将来的には空が広がる日本橋の景観が復活する予定です。

再開発とインフラ整備を一体で進めることで、都市景観や防災性、歩行者環境の向上が期待されています。

東京駅周辺の再開発との相乗効果

東京ミッドタウン日本橋は、東京駅周辺で進む八重洲・日本橋・京橋エリアの再開発とも連携し、国際ビジネス拠点としての魅力を高めます。東京駅から徒歩圏という立地を活かし、オフィスやホテル、商業施設が相互に利用されることで、国内外から人や企業を呼び込む効果が期待されています。

エリア全体の回遊性や利便性が向上し、東京の新たな玄関口としてさらなる発展が見込まれます。

まとめ

東京ミッドタウン日本橋は、オフィスや商業施設に加え、ラグジュアリーホテルやMICE施設、住宅などを備えた日本橋エリア最大級の再開発プロジェクトです。日本橋リバーウォークや首都高速道路の地下化、日本橋川の水辺空間整備とも一体で進められ、街全体の回遊性や利便性の向上が期待されています。

2027年10月の開業に向けて今後も開発が進むため、日本橋の新たなランドマークとして今後の動向に注目です。