【建設DX展 独自取材】設計から施工までのBIM活用をトータルサポート|STUDIO55

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2022年12月5~7日に第2回[東京]建設DX展(主催:RX Japan株式会社)が東京ビッグサイトで開催されました。450社もの企業が出展する中、BuildApp News編集部では注目のブースの独自取材を行いました。是非最新のDX情報のキャッチアップにお役立てください。<取材記事一覧ページはこちら>

株式会社STUDIO55は、CGVRBIM点群データなどを活用して建設業界においてデザインテータの可視化やDX推進を提案しています。

本記事では、BIMデータを活用するすべての建築プレイヤーに対し、ワークフロー改善や業務効率化、協力会社との情報共有に役立つ商材・サービスを4つご紹介します。

STUDIO55 藤真 貴博 氏 インタビュー

Q.今回のご出展の目的について教えてください。

弊社ではBIMを活用した建設業界のDX化のサポートを行っているのですが、その一環として海外の優れたソフトのリセラーも行っております。今回の出展は、まだ日本では知られていない素晴らしいソフトの認知度向上です。

Q.今回出展されている商品・サービスについて教えてください。

ENSCAPE

BIMやモデリングソフトのプラグインとして使用するリアルタイムレンダリングソフト。BIM等とシームレスに連携できる事から設計のワークフローが大きく改善、業務効率化に繋がります。

shapespark

Webで閲覧する事ができるVRを作成するソフト。ブラウザで閲覧ができるため特別なアプリケーションが不要となっており、Revitはプラグインにて直接shapesparkへ書き出しする事が出来ます。クライアントとの意匠確認だけでなく、BIMソフトを持っていない協力会社様への施工モデルの共有にも役立ちます。

VRcollab

BIMモデルを簡単にVR化し、VR空間でミーテイングが出来るソフト。VR上に問題点の書き込みができ、BIM360と連動することでそれぞれのツールで作成した問題点をリンクさせることが出来ます。

CUPIX

360°カメラで撮影した動画から現場デジタルツインを作成、Webブラウザにて関係者で共有する事が出来るソフト。デジタルツイン上に問題点の書き込みが出来る他、BIMモデルとの比較、さらには別途撮影した点群とモデルの精度誤差チェックやモデル毎の施工有無を画像から検出するといったシミュレーションも出来るワンストップツールです。
  

Q.出展されるサービスのユーザーはどういったプレイヤーの方々になりますでしょうか?

BIMを活用されている会社様となります。出展している製品それぞれの特徴はありますが、ソフトの組合せで設計~施工までトータルでサポート出来ますので、職種までは限定されないと考えております。

Q.今回出展されている商品・サービスの費用について教えてください。

製品によって異なりますので、詳しくはお問合せいただければと思います。

Q.今回出展されている商品・サービスを実際にお使いの事例について教えてください。

ENSCAPEに関して、弊社経由で購入されたユーザー様のユースケースが紹介されております。

https://enscape3d.com/jp/press/enscape-semba/#/

その他ソフトに関しては公開可能な事例がないのですが、ブースにお越し頂けましたら可能な範囲でご説明させて頂きます。

Q. 今回出展されている商品・サービスの今後の展望、あるいは御社全体として目指されている将来像について教えてください。

弊社は建設業界全体のDX 化をサポートしたいと考えており、近々の課題は2023年度からの公共工事のBIM/CIM原則適用に対する対応だと思っています。展示会の趣旨から今回はBIMを活用するソフトの出展となりましたが、弊社ではBIM導入に向けた社内体制の構築からサポートさせて頂いており、リソースが足りずBIM導入に悩んでいる会社様をまずはサポートしていきたいと考えております。そのようにしてBIMを導入する会社様が増え、次のステップとして弊社が扱うソフトを用いて更なる業務効率化に繋げて頂ければと考えております。

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