ホーム テーマ DX推進 ソフト・サービス 建設現場の見える化|スパイダープラス、基本特許技術「施工体制作業指示」を取得

建設現場の見える化|スパイダープラス、基本特許技術「施工体制作業指示」を取得

掲載日:2022年09月27日

建設DXサービス「SPIDERPLUS」を提供するスパイダープラス株式会社(以下「当社」といいます。)は、業界初の基本特許技術「施工体制作業指示」(以下「本発明」といいます。)を取得したことを発表いたします。

概要

本発明は、「施工体系図」をはじめとした建設現場の施工体制に基づき、建設現場における事業者間の作業指示/完了報告などの情報共有を可能とする技術です。

大規模建設現場では多くの事業者が工事に携わる多重構造が一般的であり、現場内の指示命令系統が複雑化しています。また、事業者間の情報共有は電話/口頭/紙でのやり取りが主流であることから、建設現場では事業者間の「言った/言わない」「指示の漏れ/指示内容忘れ」などのコミュニケーショントラブルが発生し、修正対応等の手間や工期遅延のリスク増加につながっています。
本発明の活用により、事業者間の情報共有のデジタル化を実現し、複雑な指揮命令系統でも円滑なコミュニケーションが可能になります。また、建設図面上に作業指示/完了報告を重ねて配置することで、建設図面を活用した施工管理のさらなる効率化が可能となります。


当社は今後、本発明を活用し、建設現場の事業者構造や建設図面と連携した施工管理サービスや機能を追加開発し、建設現場作業のさらなる業務効率化を進めてまいります。

特許概要

特許番号特許第7121215号(*1) 、特許第7129584号(*2)
登録日2022年8月8日(*1)、2022年8月24日(*2)
特許権者スパイダープラス株式会社
発明の名称建設作業管理システム、建設作業管理方法及びプログラム

本特許の背景/課題

建設現場には委託業者からの依頼により現場作業を行う多数の受託業者が関与しており、指示系統が複雑です。そのため、各作業者の施工分担関係が一目で分かる「施工体系図」が導入されています。

しかしながら、従来の建設現場での作業指示/完了報告は、電話/口頭/紙のやり取りなどで行われるため、非効率な場面やコミュニケーション上のトラブルが発生していました。

そこでスパイダープラスは、「施工体系図」をはじめとした建設現場の施工体制に基づき、建設現場における事業者間の作業指示/完了報告などの情報共有を可能とする基本特許技術「施工体制作業指示」を発明しました。これにより、「SPIDERPLUS」の同一画面上で、施工体制を確認しながら作業指示と完了報告が可能になり、さらなる業務効率化を図ることができます。

今後の展望

本発明は、新サービス「SPIDERPLUS PARTNER」の開発において、現場内の職務の関係性に従い、文字だけでなく図面や写真を活用した作業指示を現場内でデジタルに展開管理することを可能とします。これにより現場監督と職長・作業員の作業指示・報告のDXを実現いたします。

また、「SPIDERPLUS」においても、2022年8月にリリースした「リニューアル版」の追加開発を進めていく中で本発明の要素を取り込む予定です。「SPIDERPLUS」に「施工体系図」を取り込んで画面上に表示し、そこから相手を選択して作業指示が可能になる機能の開発も検討しております。これらにより多くの作業者が関わる現場業務のさらなる業務効率化を実現する予定です。
※「SPIDERPLUS PARTNER」は、現状、一部のお客様に限定的に公開し、フィールドテスト及び要望取り込みを進めております。近く正式販売を開始する予定です。

CIPO(執行役員知財責任者)谷口将仁のコメント

建設DX業界にとって、非常に重要な特許を取得することができました。本特許の権利範囲は非常に広く、まさに基本特許と言えます。

業界初の基本特許技術「施工体制作業指示」の活用により、独占的に「施工体系図をはじめとした建設現場の施工体制に基づいて作業指示と完了報告を行う機能」が提供できるようになるため、「SPIDERPLUS」の利便性が向上します。また、基本特許技術「施工体制作業指示」を、有望企業とのアライアンスにも活用してまいります。

スパイダープラスでは他にも多数の特許出願をしております。顧客価値を基点に知財戦略を推進することで、スパイダープラスだけにしか提供できない独自機能を拡大し、持続的な企業価値の向上を最大化してまいります。

スパイダープラス株式会社について

「“働く”にもっと「楽しい」を創造する。」をミッションに掲げるスパイダープラスは、手間のかかる作業や段取りから働く人を解放し、人間にしかできないことにエネルギーを傾けて仕事をすることで、働く喜びを生み出すことを目的に、自社で建設DXサービス「SPIDERPLUS(スパイダープラス)」の開発提供を行なっています。「SPIDERPLUS」は、2022年6月末時点で日本全国1,300社超、52,000以上のユーザーによって活用されています。

知財リリースについて

スパイダープラスでは、持続的な企業価値向上における知的財産及び無形資産の重要性が高まっていることを踏まえ、知財管理体制の構築と中長期の成長戦略及びプロダクト・ロードマップに沿った知財戦略の策定をしております。

当該知財戦略のもと、模倣困難性の高い機能群を構築し、また、取得した知的財産権については積極的な情報開示を行うことで、当社プロダクト及びサービスの提供価値を建設業界に発信してまいります。

コーポレートサイトに知財戦略ページを公開

スパイダープラスは本日、コーポレートサイト内に知財戦略ページを公開しました。当ページでは、知財に関する考え方、知財管理体制及び取得済みの知的財産権の一覧を開示しています。
URL:https://spiderplus.co.jp/about-us/ip/

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