BuddyBoard、図面上の修正指示をAIが一括検知するAI指摘リストベータ版を提供開始

20260707_BuddyBoardのAI指摘リスト機能

図面チェックの現場では、設計事務所やゼネコンの担当者が図面にペンで書き込まれた修正指示を一枚ずつ目視で拾い集め、指摘内容を整理する作業に多くの時間を費やしてきました。

この地道な確認作業は、業務の中でも特に負担が大きい部分のひとつだったといえます。図面の枚数が多い案件ほど、書き込みを探し出す手間も比例して増えていく点が、現場の共通の悩みとなっていました。

AIが図面上の修正指示を自動で一覧化

こうした課題を受けて、図面ナレッジプラットフォーム「BuddyBoard」を展開する株式会社BuddyBoard(愛知県名古屋市、代表取締役:小坂来造)は、図面上の書き込みをAIが自動で検知し、指摘事項をまとめて一覧化する新機能「AI指摘リスト」を発表しました。

2026年7月6日よりベータ版としての提供が始まり、ベータ期間中はエンタープライズプランの利用者であれば追加費用なしで利用できます。

書き込みを拾う作業が生む負担

図面チェックの現場では、ペンや手書き文字による修正指示が図面のあちこちに散らばるのが一般的です。指摘の数が増えるほど、それらを一つずつ拾い上げて整理する作業量も比例して膨らんでいきます。図面は一枚だけでなく複数枚にまたがることも多く、担当者はページをめくりながら書き込みを探し続けなければなりません。

図面全体に点在する書き込みを見落とさずに追うには、相応の集中力も欠かせません。その結果、本来は指摘内容の検討や設計判断に充てるべき時間が、書き込みを探し出す作業そのものに圧迫されてしまうという課題がありました。見落としによる修正漏れや、後工程での手戻りといったトラブルも、こうした負担の延長線上で起きてきたといえるでしょう。

AIが検知し瞬時にリスト化する仕組み

新機能のAI指摘リストは、図面上に書き込まれた修正指示をAIが一括で検知し、指摘内容をリストとしてまとめて表示する仕組みです。手書きの文字であってもAIが自動的に読み取り、テキストへと変換します。これにより、誰がどのような指摘を残したのかを、一覧で素早く把握できるようになります。

これまでは書き込みの内容を書き写し整理し直す必要がありましたが、この作業自体をAIに任せられる点は現場にとって大きな変化といえます。指摘の件数が多い案件ほど、恩恵は大きくなるはずです。

該当箇所へワンクリックで移動できる

リストに並んだ項目を選ぶと、図面内の該当ページ・該当箇所へ即座に移動できる点も見逃せない特徴です。指摘内容の確認と図面上の位置特定を一つの画面で完結できるため、図面を行き来しながら書き込みを探し続ける手間がなくなります。その場で指摘内容を追記することも可能なため、確認作業と修正作業を分断せずに進められます。

さらに、まとめたリストはCSV形式で書き出すこともできます。社内で定めた所定フォーマットへ転記する作業も省けるため、指摘事項の管理そのものを効率化できる仕組みです。担当者間で指摘内容を共有する際の手間も、あわせて軽くなると考えられます。

既存の利用環境にそのまま追加できる

AI指摘リストは、すでにBuddyBoardを利用している環境であれば、新たなソフトを導入したり複雑な設定を行ったりする必要がなく、そのまま使い始められます。

導入のハードルが低い点は、日々の業務に追われる現場にとって扱いやすいポイントのひとつといえるでしょう。

多様な端末からリアルタイムに確認可能

BuddyBoard AIはブラウザからも操作できるサービスであるため、タブレット端末に限らず、各拠点に置かれたパソコンなど、さまざまな機器から同じ図面をリアルタイムに参照することができます。

拠点をまたいだ関係者同士でも、同じ情報をすぐに共有できる環境が整うことになります。

代表取締役が語る開発の背景

代表取締役の小坂来造氏は、図面チェックの現場で指摘を一つずつ拾い整理する作業に多くの時間が割かれてきたことに触れ、AI指摘リストによってこの作業をAIに任せることで、担当者が指摘内容そのものの検討に集中できる環境づくりを目指すと説明しています。

同社は今後もBuddyBoardを通じて、図面まわりの業務にかかる負担を軽くする機能の開発を続けていく考えです。

今後の展開に注目が集まる

現在はエンタープライズプランの利用者を対象としたベータ版としての提供ですが、今後は対象プランの拡大や機能の追加なども見込まれます。

図面をめぐる確認作業のあり方そのものを見直す動きとして、業界内での広がりが注目されます。

会社概要

  • 会社名:株式会社BuddyBoard
  • 代表者:小坂来造
  • 所在地:愛知県名古屋市瑞穂区桃園町3番8号
  • 事業内容:ものづくりを変えるAXサービスの企画・開発・販売

サービスサイト:https://buddyboard.com

出典情報など

出典:株式会社BuddyBoard,複数の図面に書き込まれた修正指示を、AIが漏れなく読み取って一括でリスト化 ── 図面ナレッジプラットフォーム「BuddyBoard」が「AI指摘リスト」機能のベータ版を提供開始,https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000184520.html,リリース日:2026-07-06