デル・テクノロジーズ、大成建設のデータ利活用の根幹を担う全社統合ファイルサーバーを刷新

デル・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 俊彦、以下、デル・テクノロジーズ、URL:https://www.dell.com/ja-jp )は、大成建設株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:相川 善郎、以下、大成建設)のデータ利活用の根幹を担う全社統合ファイルサーバーを「Dell PowerScale」(以下「PowerScale」)ネットワーク アタッチド ストレージ(NAS)で刷新し、データ増加への対応とサイバー レジリエンスの強化を実現したことを発表しました。

今回の刷新により、「サーバーの記憶容量を2倍に増強」「圧縮・重複排除機能でデータ容量を約1/3削減」「ストレージ設置のラックスペースを約1/2に縮小」「AIを活用したサイバー攻撃対策の強化」などの運用効果を実現しました。

デル・テクノロジーズのソリューション採用までの背景

大成建設は、「生産プロセスのDX」「経営基盤のDX」「サービス・ソリューションのDX」の3本柱で、デジタル技術とデータの利活用を推進しており、多岐にわたるシステム/サービスを運用しています。クラウドシフトも進めているものの、オンプレミスで稼働させている資産も少なくなく、ITコストは増加傾向にありました。

また、各種業務データを全社統合ファイルサーバーに格納していましたが、画像や動画といったリッチコンテンツの増加で、空き容量が次第に逼迫しつつあり、ランサムウェアなどの攻撃に対抗するためのサイバー レジリエンス強化も必要でした。

加えて、建設業界では、2024年4月から時間外労働の上限規制が適用となり、これまで以上に業務効率化や生産性向上の取り組みが重要となることなども背景に、全社統合ファイルサーバーを刷新するプロジェクトが始動しました。

デル・テクノロジーズのソリューション採用の理由

大成建設は、以前から「PowerScale」の前身である「Dell EMC Isilon」(以下、Isilon)を活用していました。ノード追加だけで性能・容量をリニアに拡張できる上に、新機種へのマイグレーションも容易にできることなどを高く評価していたため、今回の刷新においてもデル・テクノロジーズの「PowerScale」を採用しました。

また、「PowerScale」のスナップショットを取得する「SnapshotIQ」機能によって誤消去したデータの即時復旧といったニーズにも応えられることや、専用管理ツールの「InsightIQ」で、ストレージの状況が詳細に確認できる点も評価されました。

導入後の効果

新全社統合ファイル サーバーには、SSDとHDDを組み合わせた「PowerScale」のハイブリッド モデルを採用し、2023年5月より本番稼働を開始しました。また、災害対策サイトにアーカイブモデルの「PowerScale」を配置するとともに、「PowerScale」のデータ保護ソリューション「SynqIQ」による遠隔レプリケーションを行うことで、事業継続性の確保も行っています。今回の刷新による主な効果としては、以下の4つのポイントが挙げられています。

全社統合ファイルサーバーの記憶容量を従来の2倍に増強

これまで使用していた外部サーバーを「PowerScale」に統合することで、全社統合ファイルサーバーの容量は、従来の約500TBから約1PBへと倍増し、データ容量の急速な増大に対応できるようになりました。「PowerScale」により、広大なストレージ空間をワンボリュームでシンプルに管理できるようになりました。

圧縮・重複排除機能によりデータ容量を約1/3削減

「PowerScale」は、比較検討した中で、圧縮・重複排除機能を持つ唯一のストレージ サービスでした。高効率な圧縮・重複排除機能により、実際の容量に対して約1/3程度の容量を削減し、コスト削減の面でも大きな効果を上げています。

ストレージを設置するラックスペースを従来の約1/2に縮小

ラックスペースは、旧環境の約1/2程度に省スペース化できたので、電力コストも削減することができました。

AIを活用し、ランサムウェアをはじめとしたサイバー攻撃への対策を強化

「PowerScale」向けに開発されたランサムウェア対策ツールを採用したことで、「PowerScale」の使用状況を、常に監視できるようになりました。この対策ツールは、AIを利用して監視し、ランサムウェアと思われるイベントが確認された際には、スナップショットの取得などの操作を自動的に実行します。これにより、データ保護とセキュリティーの強化を図ることができました。

コメント

大成建設株式会社 社長室 情報企画部 プラットフォーム計画室 次長 国見 肇氏は、次のようにコメントしています。「『PowerScale』を導入したことで、これまでよりも大量のデータを保存できる全社統合ファイルサーバー環境が実現しました。

ユーザーが、より快適にデータを活用できるようになっただけでなく、サイバー レジリエンスの強化が図れたことも大きな成果です。今後は建設業においても、業務効率化や生産性向上が重要なテーマとなってきます。社内ITインフラの企画・運用を担う当部門としても、今回の『PowerScale』をはじめとしたデジタル環境整備を通して、全社のDXに寄与できればと考えています」。

デル・テクノロジーズについて

デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。

大成建設株式会社について

大成建設は、1873年の創業以来、日本の近代化や戦後の復興、経済成長、グローバル化といった社会の変化とともに、数多くのプロジェクトを手掛けてまいりました。また、安全・安心で、魅力ある街づくりや社会資本の整備に携わり、大規模な自然災害からの復旧・復興、さらに国土強靭化にも貢献することで、建設業としての社会的責任を果たしてまいりました。

これからも、持続的な成長と企業価値の向上を図っていくとともに、お客様をはじめステークホルダーの皆様へより多くの価値と満足と感動をお届けするため、グループ理念「人がいきいきとする環境を創造する」を追求し、自然と調和した、次世代の夢と希望に溢れた社会づくりに取り組んでまいります。

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