地理空間情報「マプリィ」への投資決定｜ちゅうぎんインフィニティファンド２号

ちゅうぎんキャピタルパートナーズ（岡山市北区丸の内一丁目１５番２０号ちゅうぎん本店ビル９階 代表取締役 小橋 栄紀）は、スタートアップ企業を出資対象とする「ちゅうぎんインフィニティファンド２号」により、株式会社マプリィ（以下、マプリィ）の第三者割当増資を引受けましたことを、お知らせいたします。

概要

マプリィは、森林などの膨大な測量データ等を誰でも簡単に活用できる地理空間情報アプリプラットフォーム『mapry』を運営する兵庫県丹波市のスタートアップ企業です。

高額で機器操作が難しい測量機器の代わりとなるアプリケーションを開発し、これまでハードルの高かった三次元データの取得を手軽におこなうことができ、シームレスに解析・活用も可能とするソリューションを提供しています。

日本は世界有数の森林国であり、山地の防災や減災、カーボンニュートラル実現などの社会的要請から、適切な森林整備が求められています。また、生活や産業の基盤を支える建設業界においては、現場の技能労働者、若手就労者の減少など、担い手不足が業界構造上の課題となっています。

マプリィは測量・林業・防災・農業・建設に関わる全ての方に向けたサービスとして、我々の生活を支える重要な自然資本や社会資本の可視化による価値の最大化と、持続可能な社会作りへの貢献が期待されます。

今回の出資を通じて、ちゅうぎんグループとして地域へのサービス普及をサポートするとともに、森林整備やインフラ整備に携わる事業者の生産性向上や業務効率化に貢献いたします。引続きちゅうぎんグループでは、革新的なアイデアやビジネスモデルを有するスタートアップとの連携を通じて、地域社会の更なる発展に向け活動してまいります。

投資案件について

株式会社マプリィ 代表取締役 山口 圭司氏からのコメント

マプリィは、森林や土木など現場ＤＸのためのリモートセンシングサービスをはじめ、計測・解析したデータを用いたサプライチェーンプラットフォームの展開をおこなっております。林業の場合には木材サプライチェーンやカーボン・クレジット、さらには地形等の防災情報において、さまざまな段階でドローンによる空中計測と人やロボットによる地上計測の双方の利点を活かした安価で容易な計測・解析サービスを提供しています。ちゅうぎんグループとともに、自然資本や社会資本の経済的価値の可視化・最大化を推進してまいります。

〈サービス概要〉
※マプリィが提供するアプリケーションサービスの一部
①毎木調査

②木材検収

③三次元測量

「ちゅうぎんインフィニティファンド２号」の概要

【ファンドイメージ】