BuddyBoard、紙図面の手書き修正指示をAIが読み取りリスト化する新機能を提供開始

20260910_紙図面の手書き修正指示をAIで読み取りリスト化

株式会社BuddyBoard(愛知県名古屋市瑞穂区、代表取締役:小坂来造)は、図面ナレッジプラットフォーム「BuddyBoard」の新機能として「AIスキャン」のベータ版提供を2026年9月1日に開始しました。

紙の図面に書き込まれた手書きの修正指示を、カメラで撮影するだけでAIが読み取り、指摘事項を自動でリスト化できる機能です。ベータ版の提供期間中は、エンタープライズプランの利用者を対象に無償で提供されます。

紙図面での打ち合わせに残る手間

建築の現場では、総合図の打ち合わせや分科会を紙の図面で進める場面がいまも数多く見られます。打ち合わせの進め方は施主やパートナー企業との調整によって決まるため、自社の意向だけで紙を廃止できるとは限りません。参加者は当日、図面を囲みながらペンでその場に指摘を書き込んでいきます。

打ち合わせ後の書き起こし作業

打ち合わせが終わると、担当者は図面をスキャンしてPDF化し、書き込みのある部分を一つひとつ切り出して指摘の一覧を作成します。関係者への共有は打ち合わせ後すぐに行う必要があり、この作業は毎回発生するうえ、書き込みの量が多いほど時間もかかります。

結果として、納まりの検討や関係者との調整といった判断業務に充てるべき時間が、書き起こし作業に費やされてしまう課題がありました。

紙とデータが併存する建築現場

近年、建築業界では図面や工程管理をデジタルツールで扱う動きが広がっています。とはいえ紙の図面を完全になくすことは容易ではなく、施主の意向や現場ごとの慣習によって、紙とデータが併存する状況が続いているのが実情です。

こうした背景から、紙のやり取りを残しながらもデータ活用を進められる仕組みへの関心が高まっています。BuddyBoardが今回投入したAIスキャンも、こうした現場の実情に合わせて開発された機能のひとつです。

撮影のみで指摘内容を自動整理

AIスキャンは、打ち合わせで使用した紙の図面を撮影して取り込むだけで、AIが手書きの書き込みを読み取り、テキスト化してリストにまとめる仕組みです。担当者が内容を転記する必要はありません。

リストの各項目には、AIが読み取ったテキストと元の書き込み画像が並んで表示されます。手書きの原本がそのまま残るため、読み取り結果と実際の記載内容を照らし合わせながら確認できます。

図面との連携で確認作業も効率化

リスト上の項目を選ぶと、図面上の該当箇所へすぐに移動できます。紙の図面では離れた位置に散らばっていた指摘も、リストに沿って順番に確認できるようになります。

リストはcsvファイルとして出力することもでき、各社が使用する帳票への転記や添付にも活用できます。なお、スキャナーで取り込んだ図面データをアップロードした場合も、同様にAIによる書き起こしが可能です。

導入によって見込まれる変化

書き起こし作業の負担が軽減されることで、担当者は打ち合わせ直後から指摘内容の検討そのものに時間を割けるようになると考えられます。指摘の見落としや転記ミスといった、人手による作業に伴うリスクを減らせる点も見逃せません。

また、紙で行った打ち合わせの内容がそのままデータとして蓄積されるため、過去の指摘を振り返ったり、関係者間で情報を共有したりする際の負担軽減にもつながります。

エンタープライズ向けに無償提供

今回のベータ版は、エンタープライズプランを契約している利用者に向けて無償で提供されます。追加費用を負担することなく試せるため、既存の利用者にとっては導入のハードルが低い形での提供となっています。

BuddyBoardは建築業界を中心に、すでに多くの企業や団体に導入されており、今回の新機能によってさらに活用の幅が広がることが見込まれます。

参考:サービスサイト

株式会社BuddyBoardの会社概要

  • 会社名:株式会社BuddyBoard
  • 代表者:小坂来造
  • 所在地:愛知県名古屋市瑞穂区桃園町3番8号
  • 事業内容:ものづくりを変えるAXサービスの企画・開発・販売

出典情報など

出典:PR TIMES,【カメラで撮るだけ】紙の図面に書き込まれた手書きの修正指示を、撮影するだけでAIが読み取ってリスト化——図面ナレッジプラットフォーム「BuddyBoard」が「AIスキャン」機能のベータ版を提供開始 打ち合わせ後に書き込みを一つずつ書き起こす作業が不要に。紙に書かれた指摘もそのままデータとして管理でき、担当者は指摘内容の検討に集中。エンタープライズプラン向けにベータ版を無償提供。,https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000184520.html,リリース日:2026-09-09