コムシス情報システム、AI配筋検査サービスAIJO配筋王で格子状ダブル配筋の現地検証を実施

20260819_格子状ダブル配筋の配筋検査

日本コムシス株式会社とグループ会社のコムシス情報システム株式会社は、日本コムシスが福島県浪江町で手がける陸上養殖プラント新設工事の土間部配筋検査において、AIを活用したデジタル配筋検査サービス「AIJO配筋王」の現地検証を行いました。

両社はコムシスホールディングス株式会社のグループ企業にあたります。今回の検証では、鉄筋を格子状に二重で組む「ダブル配筋」という複雑な構造を対象に、計測精度と作業時間の両面から実用性を確かめています。

浪江町の建設現場で実施した検証

検証の舞台となったのは、日本コムシスが受注した「浪江町陸上養殖プラント新設工事」です。同工事の土間部配筋検査において、AIJO配筋王を実際の施工現場で使用し、配筋本数・間隔(ピッチ)・鉄筋径の自動計測を行いました。今回の検証では、格子状のダブル配筋という複雑な構造を対象に、計測精度や作業時間の短縮効果を確認しました。

AI画像解析で鉄筋を自動計測する仕組み

AIJO配筋王は、AIによる画像解析を通じて鉄筋の本数や間隔(ピッチ)、径を自動で読み取り、そのまま記録できるシステムです。

国土交通省が示すデジタル配筋検査の基準にも対応しており、従来検査員が手作業で行っていた計測や記録の負担を軽減できる点が特徴となっています。紙の帳票に数値を書き写す手間も省けるため、検査記録の作成にかかる時間の短縮にもつながります。

複雑な格子状配筋でも十分な精度を確認

今回検証の対象となった格子状のダブル配筋は、鉄筋が縦横に交差しながら二重に組まれる複雑な構造です。AIJO配筋王を用いて配筋本数・間隔・鉄筋径を自動計測した結果、図面値との誤差は許容範囲に収まり、認識率を含めて十分な計測精度があることが確かめられました。複雑な配筋パターンでも安定した結果が得られた点は、現場関係者にとって安心材料になったといえます。

重ね継手の測定でも時間短縮を実現

鉄筋同士のつなぎ目である重ね継手の測定では、「二点間距離計測」機能を使うことで、その場ですぐに距離を確認できました。重ね継手の長さは構造の強度に関わるため、正確な計測が欠かせない項目です。

従来は巻き尺などを使って一か所ずつ人の手で測っていた作業が短時間で完了するため、検査全体にかかる時間を大きく縮められる見込みです。この結果は、立ち会った関係者からも精度と効率の両面で高い評価を得ました。

格子状配筋の現場での効率化に手応え

格子状のダブル配筋のように手間のかかる現場でAIJO配筋王を活用すれば、従来の目視・手作業による検査に比べて作業量と所要時間を大きく減らせることが、今回の検証であらためて裏付けられました。

特に本数・間隔・径の自動計測と重ね継手の即時測定を組み合わせることで、検査工程全体の見直しにもつながる結果となりました。今後、同様の構造を持つ現場への導入が広がれば、検査の質を保ちながら省人化を進められる可能性があります。

AIJOシリーズで建設DXを後押しへ

コムシス情報システムは、AIJO配筋王をはじめとするAIJOシリーズや各種ソリューション・サービスを通じて、建設業界のDX推進に貢献していく方針です。今回の検証では、配筋本数・間隔・鉄筋径の自動計測や重ね継手のリアルタイム計測により、作業時間の大幅な短縮を実現できるとして、関係者から高い評価を得ました。

コムシスグループの事業概要

コムシスグループは、持ち株会社であるコムシスホールディングス株式会社と、事業を担う子会社によって構成される企業グループです。通信キャリア向け設備の構築から、ITインフラの整備、データセンターなどの社会インフラ構築まで、幅広い分野でエンジニアリング事業を展開しています。

グループには、日本コムシス株式会社、サンワコムシスエンジニアリング株式会社、株式会社TOSYS、株式会社つうけん、NDS株式会社、株式会社SYSKEN、北陸電話工事株式会社、コムシス情報システム株式会社などがあります。

【参考】:コムシス情報システム AIJOソリューションサイト

出典情報など

出典:PR TIMES,【コムシス情報システム】AIJO 配筋王による配筋検査の現地検証を実施 格子状ダブル配筋の検査効率化で、計測精度と作業時間短縮に高評価,https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000183413.html,リリース日:2026-08-07