one building、StoTherm Classicのデータ掲載で省エネ設計を支援

20260729_StoTherm Classic外断熱システム

建築デザインテック企業の株式会社one building(東京都中央区)は、無料の非住宅向け「省エネ検討WEBサービス」において、StoJapan株式会社(東京都千代田区)の外断熱システム「StoTherm Classic」の製品データ掲載を、2026年7月から8月末までの期間限定で開始しました。設計の初期段階からWebブラウザ上で外皮性能計算を行える環境が広がります。

非住宅の省エネ検討を後押しするWEBサービス

2026年4月には中規模の非住宅建築物を対象とした省エネ規制の強化が施行され、設計段階からの性能確認がこれまで以上に重視されています。「省エネ検討WEBサービス」は、建材の選定と省エネ計算を同時に進めながら、外皮性能や一次エネルギー消費量を確認できる設計支援ツールです。

事務所やホテル向けの「非住宅版」と、集合住宅向けの「共同住宅版」の2種類が用意されており、実在する建材メーカーの製品データを使った検討にも対応しています。設計初期の段階からこうしたツールを使うことで、後工程での仕様変更や手戻りを防ぎやすくなる点も注目されています。

外断熱データ掲載で得られる3つの効果

今回のStoTherm Classicのデータ掲載により、設計実務では次のような効果が見込まれます。

  • 断熱材の厚みや熱伝導率があらかじめ登録されているため、手入力や転記の手間、ミスを減らせます
  • 従来の内断熱から外断熱へ切り替えた場合の性能向上を数値で即座に比較できます
  • 複数の壁厚パターンを試しながら、意匠性と省エネ基準を両立する仕様を検討しやすくなります

これらにより、外断熱を採用する際の判断材料をより短時間で得られるようになるといえます。特に設計初期段階では複数案を比較検討する場面が多いため、シミュレーションの手軽さは実務上のメリットが大きいと考えられます。

世界108ヶ国で選ばれるStoの外断熱工法

StoTherm Classicは、建物の躯体外側に断熱材を張り、その上にガラス繊維メッシュ入りのベースコートと仕上げ材を重ねる工法です。建物全体を外側から包み込む構造により熱の逃げを抑え、高い断熱性能を実現します。

ドイツ発のStoグループが手がけるこのシステムは、世界108ヶ国で導入されている外断熱工法で、各国の建築物に採用されています。日本国内でも気候風土に合わせた仕様展開が進められており、非住宅建築物を中心とした幅広い用途での活用が期待されています。

断熱性能に加えた意匠性と美観維持

StoTherm Classicには、性能面以外にも建物の見た目や耐久性に関わる特長があります。

  • 熱橋を抑え結露を防止することで、建物の耐久性向上に寄与します
  • 柔軟性のあるベースコートが躯体の動きに追従し、ひび割れの少ないシームレスな壁面をつくります
  • 800色以上の仕上げカラーに加え、雨で汚れを流す撥水塗料「Lotusan」との組み合わせで美観を長く保てます

省エネ設計を支援するオンラインセミナーを開催

StoTherm Classicの製品データ掲載に関連して、外断熱システムを活用した省エネシミュレーションの進め方を解説するオンラインセミナーが開催されます。

  • 日時:2026年8月5日(水)16:00〜17:00
  • 形式:オンライン(Zoom開催予定)
  • 参加費:無料(事前申込制)
  • 使用サービス:省エネ検討WEBサービス(非住宅版)

セミナーでは、省エネ検討WEBサービスの実際の操作画面を用いながら、外断熱システムを組み込んだ省エネ性能の確認方法を紹介します。設計段階での仕様検討や性能比較に活用できる内容となっています。

StoTherm Classicの製品データは、2026年7月1日から8月31日まで省エネ検討WEBサービス(非住宅版)で利用可能です。one buildingとStoJapanは、外断熱システムの活用を通じて、非住宅建築物における省エネ設計の支援を進めています。

【参考】:省エネ検討WEBサービス

出典情報など

出典:PR TIMES,【7・8月限定】世界で選ばれるStoの外断熱が「省エネ検討WEB」に初登場!実在データで非住宅の外皮計算・ZEB検討を強力支援 世界トップクラスのシェアを誇るStoの外断熱システムを用いた外皮性能計算が、設計初期段階からWeb上で簡易に実行可能に。非住宅建築の省エネ適合判定やZEBを見据えた高精度な設計判断を力強く支援します。,https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000159061.html,リリース日:2026-07-28