大成建設、子ども向け技術体験イベントに出展し災害復旧支援車両と月面居住VRを展示

子どもたちが社会を支える技術や仕事に触れられる体験型イベントが、神奈川県相模原市で開催されました。大成建設(社長:相川善郎)は、東海旅客鉄道株式会社が主催する「FUN+TECH DAY!(ファンタステックデイ)」に参加し、地域とのつながりを深めながら次世代への学びの機会を提供しました。建設業がふだんどのような技術で社会を支えているのか、子どもたちにも分かりやすく伝えることを目的とした出展です。
鉄道会社主催の体験型イベントに参加
このイベントは2026年6月7日(日)に開催され、子どもたちが楽しみながら社会のさまざまな技術や職業を知ることができる内容となっています。大成建設は地域連携活動の一環として出展し、「社会を支える技術」と「未来の暮らしを支える技術」という2つのテーマを掲げました。会場では、災害復旧支援車両の展示と、月での暮らしを体験できるVRコンテンツが用意され、訪れた子どもたちの関心を集めました。普段なかなか見ることのできない特殊な車両や、最新の映像技術に触れられる貴重な機会となりました。
災害現場を支える特別車両を公開
ひとつ目の展示は、災害時にいち早く現場をサポートするための仕組み「PROJECT EAGLE」に関するものです。これは、通信機能や宿泊スペース、衛生環境を備えた移動式の活動拠点と、災害に関する情報をまとめて活用できるデジタル基盤を組み合わせた取り組みです。当日は、この仕組みを支える車両「EAGLE ATLAS(イーグル アトラス)」が展示されました。
参加した子どもたちは、以下のような体験ができました。
・情報をまとめて確認できるシステムの見学
・車内に設けられた作業スペースの見学
・宿泊や衛生のための設備の見学
・車両への試乗
実際に車内を見て回ることで、災害が起きた際にどのような備えが必要になるのかを、自然と学べる内容になっていました。普段の生活では目にすることのない設備の数々が、防災への意識を育むきっかけとなりました。
月での暮らしをVRで体験できる展示
もうひとつの目玉は、将来の月面での暮らしをイメージしたVR展示です。大成建設が考案した、月の縦穴を利用した居住空間「ヘキサモジュール」を、ゴーグルを通して体験できるようになっていました。限られた空間でどのように暮らすのかを体感できる仕組みで、宇宙開発と建設技術が結びついた未来像を、子どもたちにも分かりやすく伝える内容でした。
この展示には株式会社amulapoが協力し、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が監修を担当しています。ゴーグルを装着した子どもたちは、月面という閉鎖環境での居住性や空間設計を体験できる内容となっていたようです。建設技術が地球の外でも役立つ可能性を持つことを、楽しみながら知ってもらえる展示となりました。
地域とともに次の世代を育てる取り組み
今回のイベントへの参加を通じて、子どもたちは建設業が担う役割や、そこで使われている技術を身近に感じる機会を得ました。大成建設にとっても、企業や地域の団体と力を合わせながら次世代の育成に関わる、意義のある活動となりました。
今後も同社は、地域社会との結びつきを大切にしながら、社会課題の解決や建設業の魅力を伝える発信を続けていく方針です。子どもたちが将来、建設や技術に関わる仕事に興味を持つきっかけとなるよう、こうした体験の場を継続的に設けていくことが期待されます。
出典情報
大成建設株式会社リリース,子ども向け職業・技術体験イベント「FUN+TECH DAY!」に出展 職業・技術体験を通じて子どもたちの学びに貢献,https://www.taisei.co.jp/about_us/wn/2026/260612_11085.html