CORDER、積算特化のAIプラットフォームをリリースし見積精度向上と原価最適化を支援

20260701_CORDERの積算AIプラットフォーム

東京都渋谷区に本社を置く株式会社CORDER(代表取締役:田邊健人氏)は2026年7月1日、建設業の収益性を大きく左右する積算業務に特化したAI・データ活用サービス『積算AIプラットフォーム』の提供を開始したと発表しました。

同社は2025年6月から積算代行サービス『オンライン積算課』を展開しており、全国30社以上のゼネコンでの導入実績と、支店を含め累計200社を超える支援実績を積み重ねてきました。

今回のプラットフォームは、こうした知見をもとに見積精度の向上と原価の最適化を後押しする狙いがあります。

利益率向上を迫られる建設業界

資材価格の高騰や人手不足など外部環境が変化する中、建設会社の経営層は利益率の向上を強く求められています。

積算部署においても、見積精度を高めながら原価を最適化し、あわせて業務負荷を減らすことが、以前にも増して重要な課題になっているといいます。

多くの企業がこの課題に対応するため、AIやデータを活用した業務改革に乗り出しているのが現状です。

現場を悩ませる三つの障壁

しかし積算分野でのAI・データ活用やシステム開発には、いくつもの壁が立ちはだかっているのが実情です。

ベテラン社員が作成したマクロが破損し、外部のシステム会社に解析や開発を依頼しても積算特有の複雑な業務内容を理解してもらえないケースや、拠点や担当者ごとに表記がばらばらで、実用に耐えるデータベースを構築できないケースが目立ちます。

さらに、多額の費用をかけて概算システムを開発したものの、品質が伴わず運用に至らなかった事例も報告されているとのことです。

CORDERが持つ三つの強み

こうした壁を乗り越えるため、CORDERは独自の強みを打ち出しています。

  • 積算業務全般の支援を通じて現場実務を熟知していること
  • 担当者に新たな負荷をかけずに日々の業務のなかで自然とデータが蓄積される仕組みを備えていること
  • ツールの提供にとどまらず積算士が伴走し成果の創出まで責任を持つ体制を整えていること

この三点を軸に、本質的なDXの実現を目指すとしています。

蓄積データを生かした開発体制

『積算AIプラットフォーム』は、積算業務をAIと積算士が代行する『オンライン積算課』の運用の中で蓄積されてきた物件情報や業者見積、見積比較、内訳といったデータを土台に、各社の課題に応じて積算特化型AIをカスタマイズ開発するというものです。

すでに大手から地場まで数十社のゼネコンで検討や開発が進んでいるといいます。今後も企業ごとの業務課題や要望、要件に合わせた開発を継続していく方針です。

柔軟に広がる実装の可能性

プラットフォームでは、あらかじめ用意された機能にとどまらず、各社の積算業務やデータ活用における課題に応じて柔軟な開発を進められる点も特徴のひとつです。

現場ごとに異なる業務フローや慣習を踏まえたうえで、必要な機能を個別に組み立てていくことができるため、既製のシステムでは対応しきれなかった細かなニーズにも対応できるとしています。

世代交代を見据えた業界貢献

ベテラン層の大量引退が迫るなか、積算部署では「個人の勘と経験」に頼った進め方から、データに基づく根拠ある見積作成や利益創出への転換が待ったなしの経営課題となっています。

CORDERはシステム提供だけにとどまらず、各社の業務や課題を深く理解しながら共に新たな仕組みを築くパートナーであり続けるとしています。

積算分野でのAI・データ活用を進めることで、建設に携わる人々が本来の価値創造に集中できる環境づくりを目指し、業界全体の収益向上と持続的な発展に貢献していく考えです。

会社概要

・社名:株式会社CORDER
・代表者:代表取締役 田邊 健人
・所在地:東京都渋谷区桜丘町4-17 Portal Apartment & Art Point 301
・コーポレートサイト:https://corder.co.jp/

出典情報など

出典:PR TIMES,積算のAI・データ活用により見積精度向上と原価最適化を実現する『積算AIプラットフォーム』をCORDERがリリース,https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000104402.html,リリース日:2026-07-01