みなとみらいの新ランドマーク|横浜コネクトスクエア、横浜シンフォステージ

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トレンドワード:横浜コネクトスクエア、横浜シンフォステージ
横浜・みなとみらいエリアでは、近年も大規模な再開発が続いています。その中でも注目を集めているのが、「横浜コネクトスクエア」と「横浜シンフォステージ」です。
いずれもオフィスや商業施設、ホテルなどを備えた複合開発であり、街の回遊性向上や新たなにぎわい創出に貢献しています。本記事では、それぞれの施設概要や建築コンセプト、施工を担ったゼネコンなどの観点から、特徴をご紹介します。
みなとみらいエリアの再開発が進む
横浜・みなとみらいエリアでは、企業集積や国際競争力の向上を目的とした再開発が進んでいます。近年は大規模オフィスや商業施設、ホテルなどを備えた複合開発が相次いで竣工し、新たなビジネス・交流拠点として注目を集めています。
その代表例が「横浜コネクトスクエア」と「横浜シンフォステージ」です。いずれもオフィス機能に加え、商業施設やオープンスペースを備え、街の回遊性やにぎわい創出に貢献するプロジェクトとして整備されました。
新ランドマーク①横浜コネクトスクエア

ここでは、横浜コネクトスクエアについてご紹介します。
建築コンセプト

横浜コネクトスクエアは、「CONNECT(つなぐ)」をテーマに計画された大規模複合施設です。みなとみらい駅からの動線や桜木町駅と接続するペデストリアンデッキ、周辺街区との連続したオープンスペースを整備することで、人・街・未来を結ぶ交流拠点を目指しています。
建物は、低層部に商業施設、中層部に大規模オフィス、高層部にホテルを配置した三層構成です。みなとみらいの街並みと調和する外観デザインや回遊性の高い歩行者空間によって、新たなにぎわいを創出する都市型ランドマークとして整備されました。
建物概要
横浜コネクトスクエアの建物概要は、下記の通りです。
- 事業主体:合同会社KRF48(パナソニックホームズ株式会社、鹿島建設株式会社、ケネディクス株式会社より出資)
- 用途:事務所、ホテル、店舗、駐車場
- 敷地面積:10,082.20㎡(実測)
- 延床面積:121,726.85㎡
- 構造・規模:地下1階・地上28階・塔屋1階/S(一部CFT柱)造、SRC造(一部RC)
- 高さ:145.8m
主なテナント

横浜コネクトスクエアは、オフィス・ホテル・商業施設で構成される複合施設です。高層階には「三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア」が入居し、みなとみらいの眺望を生かした宿泊機能を提供しています。
また低層部にはレストランやカフェ、コンビニなどが並び、オフィスワーカーや来街者の利便性を支えています。オフィスフロアはワンフロア約1,256坪の大規模空間を備え、企業の本社機能や研究開発拠点など多様なニーズに対応できる高規格オフィスとして整備されているのが特徴です。
アクセス・駐車場

横浜コネクトスクエアの所在地やアクセスは、下記の通りです。桜木町駅からはペデストリアンデッキで接続されており、雨天時でも快適にアクセスできます。
- 所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3番
- アクセス:JR線「桜木町」駅徒歩7分、東横線「みなとみらい」駅徒歩4分
また首都高速神奈川1号横浜線の「みなとみらいIC」に近く、自動車でのアクセスにも優れています。
- 駐車場:計254台(機械式226台・自走式16台・荷捌10台・身体障害者用駐車場2台)
- 自転車駐輪場:57台(電磁ロック式)
- バイク駐輪場:20台(電磁ロック式)
ゼネコン
横浜コネクトスクエアの設計・監理は鹿島建設が担当し、施工は鹿島建設を代表とする共同企業体(JV)が担いました。鹿島建設は、日本を代表するスーパーゼネコンの一社として数多くの超高層ビルや大規模再開発を手掛けており、本プロジェクトでもその技術力が発揮されています。
建物には高性能オイルダンパーやCFT構造柱などを採用し、高い耐震性能と事業継続性(BCP)を実現しているのが特徴です。みなとみらいの新たな都市景観を形成するランドマークとして、設計・施工の両面から高い評価を受けています。
新ランドマーク②横浜シンフォステージ

ここでは、横浜シンフォステージについてご紹介します。
建築コンセプト

横浜シンフォステージは、「Symphony(調和・共鳴)」と「Stage(舞台)」を組み合わせた名称のとおり、人・モノ・コトが交わり、新たな価値を創出する場を目指して整備された大規模複合施設です。
みなとみらい21中央地区における「グランモール軸」と「キング軸」が交差する結節点に位置し、オフィスやホテル、商業施設、広場が一体的に配置されています。多様な人々の交流やイノベーション創出を促進するほか、ウェルビーイングや環境性能にも配慮し、新たな都市活動の拠点となるランドマークを目指しています。
建物概要
横浜シンフォステージの建物概要は、下記の通りです。

- 敷地面積:20,620.58㎡
- 工期:2021年4月~2024年3月末
横浜シンフォステージはオフィス、ホテル、商業施設、オープンイノベーションスペースなどで構成され、ウエストタワーとイーストタワーの2棟から成ります。横浜駅方面から延伸したペデストリアンデッキを街区内に取り込み、みなとみらいエリアの新たなビジネス・交流拠点として注目されています。
主なテナント

横浜シンフォステージには、多様な用途のテナントが集積しています。ウエストタワー上層階には「京急EXホテルみなとみらい横浜」が入居し、低層部には飲食店やサービス店舗、物販店舗が出店しています。
またヤマハの体験型ブランドショップや、オープンイノベーション拠点「chilinkWORKSITEMINATOMIRAI」も整備されました。そしてオフィスフロアには本社機能や研究開発拠点としての利用を想定した高規格空間を備えており、ビジネスと交流の両面を支える施設となっています。
建物構成
横浜シンフォステージは、高さ約158mのウエストタワーと高さ約90mのイーストタワーからなるツインタワー型の複合施設です。両棟の低層部には商業施設や広場を配置し、建物間をつなぐ歩行者空間が整備されています。
さらに複数のプラザ(広場)や屋根付きの半屋外空間を設けることで、人々が自然に集い交流できる環境を創出しています。
ウエストタワー
ウエストタワーは地上30階建て、高さ約158mを誇る横浜シンフォステージの主塔です。5階から24階までをオフィスフロアとし、基準階約1,000坪超の大規模空間を確保しています。上層階には「京急EXホテルみなとみらい横浜」が入居し、宿泊機能を備えるほか、低層部には商業施設やヤマハのブランド発信拠点があります。
イーストタワー
イーストタワーは地上16階建て、高さ約90mのオフィス主体の建物です。企業の本社機能や研究開発拠点の入居を想定し、基準階約840坪のオフィス空間を整備しています。低層部には店舗やオープンイノベーションスペースを配置し、企業間の交流や新たなビジネス創出を支援しています。
ゲートプラザ
ゲートプラザは、ウエストタワーとイーストタワーをつなぐ低層部の交流空間です。商業施設や飲食店に加え、イベント開催にも対応する広場機能を備えています。
施設内には複数のプラザが配置され、緑豊かなオープンスペースと一体となった歩行者空間を形成しています。横浜駅方面から延伸したペデストリアンデッキとも接続しており、周辺施設との回遊性向上に寄与しています。
アクセス・駐車場

横浜シンフォステージの所在地やアクセスは、下記の通りです。
- 所在地:横浜市西区みなとみらい5丁目1番2号
- アクセス:みなとみらい線「新高島」駅徒歩1分、JR・京急・東急・相鉄・みなとみらい線・市営地下鉄「横浜」駅徒歩8分
横浜駅方面から延伸したペデストリアンデッキにより、快適な歩行者ネットワークを形成している点も特徴です。またみなとみらい駅方面へのアクセス性も高く、周辺施設との回遊性向上に貢献しています。
施設内には駐車場も整備されており、公共交通機関だけでなく自動車での来訪にも対応しています。
- 駐車場台数:198台
- 駐車制限:マイクロバス不可。改造車不可。
- ハイルーフ:全長5.3m/全幅2.05m/全高2.0m/重量2.5t/最低地上高9cm未満
- 普通車:全長5.3m/全幅2.05m/全高1.55m/重量2.5t/最低地上高9cm未満
ゼネコン|大林組

- 事業者:株式会社大林組、京浜急行電鉄株式会社、日鉄興和不動産株式会社、ヤマハ株式会社、みなとみらい53EAST合同会社
- 設計施工者:株式会社大林組
横浜シンフォステージの設計・施工は大林組が担当しました。本プロジェクトは、大林組、京浜急行電鉄、日鉄興和不動産、ヤマハなどによる共同開発事業として進められ、2024年3月に竣工しています。
建物にはZEBReadyやCASBEE横浜Sランクに対応する環境配慮技術を導入したほか、歩行者ネットワークの整備や広場空間の創出にも注力しました。ゲートプラザには、大林組の建設用3Dプリンター技術で製作されたベンチ「School of Whales」が設置されています。
曲線的な形状により、多様な人が思い思いの姿勢で利用できる空間を実現しています。廃棄予定の貝殻を活用した塗料や低CO₂素材を採用するなど、環境配慮技術も取り入れられているのが特徴です。
まとめ
横浜コネクトスクエアと横浜シンフォステージは、ともにみなとみらいの新たなランドマークとして整備された大規模複合施設です。交流やイノベーションの創出を目指す点は共通していますが、施設構成や建築コンセプトにはそれぞれ異なる特徴があります。
また、鹿島建設と大林組というスーパーゼネコンの技術やノウハウが活用されている点も見どころです。今後のみなとみらいの発展を支える重要な都市開発事例として、さらなる発展に注目です。