深刻化する建設産業の人手不足とゼネコンが直面する”BIM疲れ”?|建設・BIM人材に特化した、派遣・紹介事業BA-plusを徹底解剖【前編】

建設・BIM人材に特化した派遣・紹介等を主要事業とするBA-plus(ビーエープラス)株式会社は、2024年6月中旬に建設・BIM人材の派遣・紹介事業を本格開始しています。

2025年には市場規模が73兆円と増え続ける一方、深刻化する建設産業の人手不足に加え、ゼネコンをはじめとした建設関連各社ではBIM人材がいない・育成に苦戦しているなど”BIM疲れ“を誘発するような事象も増えてきています。

また、建設産業は、12〜3月末に工事繁忙期を迎えると同時に、4月の着工に向けて、10月下旬から人材確保の動きが活発となると言われています。

そこで、BA-plusとして今の建設産業をどう見ているか?課題に対しどう解決し、建設DXを通じ社会にどう貢献をしていくか、前編と後編の2回に分けてご紹介します。
本号では、建設産業の今についての見解と人手不足でお困りの建設関連企業に対し、「建設産業の持続的発展」に向けたBA-plus独自の取り組みについてお届けします。

建設・BIM人材に特化した、派遣・紹介事業「BA-plus」社長インタビュー

代表取締役社長に、BA-plusのサービスについてインタビューしました。

代表取締役社長の塩谷元宏(しおたに もとひろ)

-BA-plusはどんな会社ですか?

塩谷:私たちBA-plus株式会社は、建設に特化した人材派遣業を中心に置き、企業に対して建設DX人材の育成と、その人材派遣と紹介を行う企業として誕生しました。

-今の建設産業をどう見ていますか?

塩谷:人手不足が深刻化しています。いわゆる2024年問題[i]と言われる働き方改革、2025年問題と言われる団塊世代が75歳以上を迎えることでの労働力不足や、適正工期指針によって人手不足が加速している状況です。一方で、2024年以降東京都では超高層ビルが建設中・計画中であり、全国的には万博・リニア・IR・再開発・老朽化ビル対策等々、建設産業の仕事は減りません。労働環境の改善ニーズ、必要な仕事は増える一方なのに、なり手が減っている状況です。

-BA-plusが考える、ゼネコンの困りごとは何でしょうか?

塩谷:先ほど申し上げたような人手不足に加え、BIMを扱える人材も増えてきてはいるもののまだまだ足りず、各社でいわゆる”BIM疲れ“の現象も起こっています。省力化、省人化のためにも「建設DX」の推進が急務であり、私どもがお手伝いできればと思っています。

建設・BIM人材に特化した、派遣・紹介事業は、ゼネコンにとってどんなメリットがありますか?

塩谷:BA-plusは、ゼネコンや建設関連会社、設計事務所などへの人材派遣業が事業の柱になっています。BIM人材への育成メニューが手厚く、未経験者の戦力化を含め多様なスキルの人材を積極採用し派遣・紹介できる点が強みです。

今後迎える建設工事の繁忙期を見据え、建築の学部や就業先でBIMの職務歴があり、派遣・紹介先企業で即戦力となりえる外国籍人材の確保も強化し、建築工事の元請企業(ゼネコン)のBIM人材のすそ野拡大にも寄与できるかと思います。

なぜBA-plusは、建設の専門家、スペシャリストが多数在籍しているのですか?

塩谷:BA-plusは、建設事業を網羅しBIM事業にも早くから注力してきた野原グループ内企業です。そのような背景から、派遣・紹介後も入念なフォローにより、受け入れ企業と求職者が求める「BIMスキル」の向上にも貢献できると考えています。

-BA-plusでは女性も活躍されていますが、どのような業務を担当されているのでしょうか?

塩谷:はい、坂川というスタッフが在籍しています。人材派遣および人材紹介の営業、就業スタッフさんのフォロー、外国籍人材の入国フォローを担当しています。派遣・紹介後も入念なフォローを実施し、受け入れ企業と求職者が求める「BIMスキル」を向上する事で建設産業のBIM活性化を促進していきたいと思っています。

■坂川由梨香(さかがわ ゆりか)

坂川さんに質問です。BA-plusの営業担当として大事にしている事は何でしょうか?

坂川:大事にしていることは、迅速かつ丁寧に対応をすることです。メールのレスポンスが早い方の方が印象に残りやすいし、その後求人に空き枠が出た時にも、迅速に人材を提案してくれる会社に頼んでくると思います。そのため常日頃から迅速に対応することで取引先からも就業スタッフさんからも信頼を得られるように努めています。

業務をする中で、難しいと感じる時はありますか?

坂川:企業と求職者の間に入る役割なので、両者の要望の着地点を考えるのが一番難しいです。また外国籍の方も採用しているので、言葉の壁や文化の違いにも戸惑うことはありますが、最近ではそれが楽しさとして捉えられるようになりました。

逆に仕事をしていてやりがいや嬉しいと感じる時はいつでしょうか?

坂川:新規で開拓した企業様から採用をいただいたり、勤務しているスタッフさんが楽しそうに働いていたりする姿を見ると頑張ってよかったと感じます。

-BA-plusとして今後のサービス展開の予定は?

塩谷:将来的には、建設サプライチェーンの効率化を目指すソリューション「BuildApp」の担い手であるBIMオペレーターの育成や紹介などに業容を拡大していく構えです。また、人材育成では専門学校のカリキュラムに参画し、若手や新たな外国人人材の育成にもつなげていきたい。あるいは障がい者雇用の新たな道筋を作りたいとも考えています。

最後に、人材不足でお困りの建設産業企業様へメッセージをお願いします。

塩谷:建設産業においては技能者の高齢化、深刻な人材不足、労働時間、労働環境などの改善のために「建設DX」を推進することが急務とされています。親会社である野原グループでは早い時期から「建築BIM」に注目、建設産業を変革するフロントランナーとして、BIMデータをハブとした建設サプライチェーンの効率化を目指すソリューション「BuildApp」を展開しています。 DXによる転換期を迎えている建設産業において、BIMオペレーターをはじめとするDX人材は現在とても貴重な存在です。

私たちBA-plusは、BuildAppソリューションにおける建設DX人材の育成のために誕生しました。

建設産業でBIMに特化した人材派遣・紹介は、BA-plusにお任せください。

BA-plusの建設・BIM人材の派遣・紹介について

BA-plus株式会社は、BIMに特化した優れたスキルを持つ人材を建設関連企業に派遣・紹介することで、建設産業全体のDX(BIM促進を含む)、技術力向上と効率化を促進します。

親会社である野原グループ株式会社の「BuildApp」で施工の生産性向上を、「BA-plus」で建設産業の人手不足・BIM人材の不足の解決を目指し、総合的に「建設産業の持続的発展」に貢献して参ります。

【主な業種】建設、土木、設備(空調・衛生・電気)、プラントなど
【主な職種】設計、CAD・BIMオペレーター、施工管理、積算・見積、建設営業、建設事務
【WEB】https://ba-plus.co.jp

<建設・BIM人材の派遣・紹介(BA-plus株式会社)に関するお客様からのお問合せ先>

BA-plus株式会社
TEL:0120-82-9216 平日9:00〜19:00(※土日祝はお問い合わせフォームよりご連絡ください)
お問合せフォーム:https://ba-plus.co.jp/contactus/