その他、調査結果からは、建設業界では注目され政府も推進しているにもかかわらず、BIM(ビム/ Building Information Modeling)は、学生が思う「デジタル化が進んでいる領域」としてたったの4.8%という、ほぼ知られていないことが分かりました。業界と学生には大きなギャップが見られます(詳細は、別紙参照)。
BIM(ビム/Building Information Modelingの略称)とは 建築物のデジタルモデルに、部材やコストなど多様な属性データを追加した建築物のデータベースを持たせ、設計・施工・維持管理の各プロセスを横断して活用するためのソリューションです。 野原グループでは、2017年よりBIM事業に注力しています。
CIM(シム/Construction Information Modeling, Management)とは 主に土木工事(橋や道路など)でもBIMのように3Dモデルを活用して、「調査・測量」「設計」「施行」「検査」という一連のサイクルの中で関係者間の情報共有を容易にし、プロセスの効率化・高度化を目的とする考え方です。国土交通省では、2012年にCIM導入の検討を開始し、建設現場の生産性向上を図るi-Constructionの取組において、これまで3次元モデルを活用し社会資本の整備、管理を行うCIMを導入することで受発注者双方の業務効率化・高度化を推進してきました。一方で、国際的なBIMの動向等は近年顕著な進展を見せており、土木分野での国際標準化の流れを踏まえ、Society 5.0における新たな社会資本整備を見据えた3次元データを基軸とする建設生産・管理システムを実現するためBIM/CIMという概念において産官学一体となって再構築し、BIM/CIMの取り組みを推進しています。(https://www.mlit.go.jp/tec/tec_tk_000037.html )
IoT(Internet of Things)とは 「モノのインターネット」を指します。コンピューターなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々なモノを通信機能に持たせ、インターネットに接続したり相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。
ICT(Information and Communication Technologyの略)とは 情報通信技術をつかって広がる、人とインターネット、人と人がつながる技術の総称を言います。