【23年5月】「IT導入補助金」やChatGPTによるBIM/CIM等のトラブル対応など、業務効率化に役立つ記事をPick up!【限定配信】

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2022年11月にBuildApp Newsで掲載した建設DXニュースの注目記事とその理由を株式会社AMDlab(本社:兵庫県神戸市)のCEO 藤井 章弘氏に聞いてみました。

藤井氏は、BIMをはじめとする建設テックに精通した一級建築士の資格を持つ建築構造デザイナー/構造家です。BIMエキスパートの藤井氏が選んだ注目記事を見て、建設DXの最前線のキャッチアップに役立ててみてください。

選定者のプロフィール

藤井 章弘(ふじい あきひろ)氏
株式会社AMDlab CEO  建築情報デザイナー/建築構造デザイナー(一級建築士)

株式会社松田平田設計で構造設計者として経験を積んだ後、一級建築士の松原昌幹氏と2019年にAMDlabを設立。建築を基盤とするアプリケーションやプロダクトの開発、建築設計、教育活動などを行い、機械学習やIoT、VRなど最新テクノロジーを用いて建築業界のDXを推進。

「自動運転レベル4」解禁!仕組みや「事故の責任」はどうなっている?

自動運転技術は、建設業界でもその活用が大いに期待されています。建築は基本的に現地での一品生産であるので、現状その周辺で人や物がたくさん動くことで実現しています。部材のプレファブ化等、作るフェーズの自動化も進んでおりますが、運転の自動化も、人手不足の解消や危険の排除等につながります。さらなる業務効率化に向けて、運転データの活用も大きな可能性があります。

2023「IT導入補助金」の対象やスケジュールは?気になる採択結果も

新たなツールを導入する際には、IT導入補助金の活用を是非検討しましょう。建築業務で必要なソフトは高額なことも多いですし、この補助金活用は効果的です。まだ今年の締め切りに間に合いますので、調べてみてください。

国交省「PLATEAU(プラトー)」デジタルツインを用いた横浜市実証実験が完了

実際にまちを体験することで、そのまちをより理解し、愛着が湧いていくものだと思います。従来の平面図やパース等では、見る人によって伝わる情報は異なる上、イメージの共有も難しいですが、デジタルでそれらを体験することで、理解度がより深まります。デジタルを活用すれば、例えば体の不自由な方でも気軽に参加できるのも大きいですね。

ChatGPTでBIM/CIM等のトラブル対応|建設特化対話AI「chact」


昨今話題のChatGPTを活用した建設業界特化のソリューションが出てきています。専門的な疑問でもWeb検索よりも短時間で欲しい答えに辿り着けるようになってきました。専門的になればなるほど、調べるだけでも多大な時間を要するので、AIの答えの全てを鵜呑みにするのは危険ですが、業務効率化に大きく繋がるサービスだと思います。

まとめ

IT技術の進化に伴い、ツールも更新されていきます。今回藤井氏が着目した2023「IT導入補助金」は、業務効率化の大きな助けとなるうえ、セキュリティ対策などの観点からも企業にとっては活用しない手はありません。ITやAI技術の動向を日々キャッチアップし、必要に応じて速やかに取り入れられるよう備えておきたいですね。