工事台帳とは|基礎知識を解説

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著者:碧海

トレンドワード:工事台帳

「工事台帳」についてピックアップします。工事台帳を記入することは、各工事を適切に管理・進行していくうえで必要不可欠な作業です。この記事では、工事台帳とはどのようなものかを解説し、工事台帳ソフトについてご紹介します。

工事台帳とは

工事台帳とは、工事現場ごとの取引内容を記載し、原価を集計する台帳のことです。工事台帳を作成することで原価計算やお金の流れを明確にでき、工事の進捗状況を把握できます。

また、工事台帳は予算と実際のコストを把握するのに役立ちます。工期の変動による経費の進捗を把握し、材料の調達、従業員の給与、下請業者等の作業員に支払う費用、設備のレンタルなど、すべての費用が記録され、予算との比較が行われます。これらはそれぞれ、「材料費、労務費、外注費、経費」項目として記載します。

これにより、コスト超過を防ぎ、予算内でプロジェクトを完了するのに貢献します。

工事台帳ソフトを紹介

らくらく!工事台帳Web版

引用元:らくらく!工事台帳Web版(http://rakuraku-kouji.com/

1つ目にご紹介する工事台帳ソフトは「らくらく!工事台帳Web版」です。個々の工事の原価と入金状況がしっかり把握でき、会計業務が楽になり、業務の効率化にも繋がります。

15種類の帳票が標準搭載されており、シンプルな操作性で、簡単に入力でき、工事台帳を作成できます。また、PDFファイルの出力も可能です。

インターネットに繋がっていればデータ入力や帳票出力ができます。複数台のパソコンから同時アクセス、同時入力ができるため作業効率はアップするでしょう。

メール等でのサポートがあり、無料体験期間もあるので、安心して利用できます。

使えるくらうど工事台帳V3

引用元:使えるくらうど工事台帳V3(https://www.tsukaeru-koji-daicho.jp/

2つめにご紹介する工事台帳ソフトは「使えるくらうど工事台帳V3」です。使えるくらうど工事台帳V3は、クラウドを使っているため、現場や出先から入力が可能です。また、PCだけではなくスマホ入力にも対応しているのでより気軽に活用できます。

自動集計がされるシステムで、勤務時間を入力するだけで日報入力が完了。データがシステム内で集計されるため、転記ミスや集計ミスを未然に防げます。

社内のみならず、取引先や協力会社との連携を促進できます。クラウド上でスケジュール管理ができるため、最新の予定を共有することができます。

粗利管理クラウドソフト「uconnect」

引用元:「uconnect」(https://uconnect.jp/sms/cms/

3つめにご紹介する工事台帳ソフトは「uconnect」です。uconnectの主な機能は、工事案件に関わる売上と原価の合計を一覧で確認できることです。

工事毎の売上と原価の管理ができ、リアルタイムで工事毎の粗利を把握できます。工事の売上と原価を都度入力するだけで、工事台帳が自動で作成されるため、間違いが最小限に抑えられます。また、工事毎、部門毎、担当者毎の粗利益が、統一感をもって確認できます。

さらに、管理会計機能が充実しており、リアルタイムで工事毎の粗利の把握や現預金の収支予定がわかります。

請求書は売上伝票から自動作成され、見積書や納品書の問い合わせにも素早く対応しており、業務効率化が実現できます。

インターネット環境があれば、どこからでも複数のデバイスで利用が可能です。また、検索条件を複数選択できるため、データの絞り込みが簡単にできます。

工事案件とは別に建材等の販売情報を登録されたい方は、「工事業向け+販売プラン」がおすすめです。

まとめ | 業務効率化に不可欠なツール

工事台帳は建設プロジェクトの原価計算と進捗管理に不可欠であり、工事毎の取引内容やコストを記録し、予算と実際のコストを比較することができます。これにより、コスト超過を防ぎ、プロジェクトの効率的な管理が可能となるとともに、入力の手間やミスを減らし、作業効率を上げ、業務効率化の実現に貢献しています。