【23年10月】「Scan to BIM とは」など、役立つ記事をPick up!【限定配信】

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2023年9月にBuildApp Newsで掲載した建設DXニュースの注目記事とその理由を株式会社AMDlab(本社:兵庫県神戸市)のCEO 藤井 章弘氏に聞いてみました。

藤井氏は、BIMをはじめとする建設テックに精通した一級建築士の資格を持つ建築構造デザイナー/構造家です。BIMエキスパートの藤井氏が選んだ注目記事を見て、建設DXの最前線のキャッチアップに役立ててみてください。

選定者のプロフィール

藤井 章弘(ふじい あきひろ)氏
株式会社AMDlab CEO  建築情報デザイナー/建築構造デザイナー(一級建築士)

株式会社松田平田設計で構造設計者として経験を積んだ後、一級建築士の松原昌幹氏と2019年にAMDlabを設立。建築を基盤とするアプリケーションやプロダクトの開発、建築設計、教育活動などを行い、機械学習やIoT、VRなど最新テクノロジーを用いて建築業界のDXを推進。

Scan to BIMとは|基礎知識やメリットを解説

https://news.build-app.jp/wp/article/20974/

実際に点群データからBIMモデルが作成できるようになってきています。ただし、天井裏のような見えないところは点群データの取得が難しいので、既存建物をBIM化する場合には、目的に応じて使い方を考える必要があります。

大林組、場所打ちコンクリート杭の杭支持層到達確認システム「PiRuler-GEO™」を開発

https://news.build-app.jp/wp/article/21027/

PiRulerは、4つの特徴的な技術で構成され、そのうちの一つが紹介されています。建設工事の中でも、基礎工事は特にアナログな作業が多く、職人の経験に依存するところが大きいです。見通しの悪い地中を推定できるのは、まさに属人性解消や品質の安定に繋がります。

スパイダープラス、SPIDERPLUS上のBIM活用機能「S+BIM(エスビム)」を開発

https://news.build-app.jp/wp/article/21069/

スパイダープラスの他にも、ANDPADなど建設現場のDXを進めるスタートアップのサービスが、BIM対応を進めていっています。基本的にはビューアをうまく活用して、BIMモデルを作る方ではなく活用する方に注力したさまざまな機能が開発されています。

3D点群処理システム、「TREND-POINT」最新版をリリース予定|福井コンピュータ

https://news.build-app.jp/wp/article/21665/

点群処理ソフトの中でも、特に建設業に便利な機能がたくさんあるソフトで、バージョンアップが続いています。点群を取得したが、どのように活用できるかわからないといった話もよく聞きます。まずは、TREND-POINTの機能ベースでできることを調べてみるのも良いかもしれません。

まとめ

建設業界ではScan to BIM技術の発展が進み、点群データからBIMモデルを作成する方法が注目されています。大林組の「PiRuler-GEO™」やスパイダープラスの「S+BIM(エスビム)」など、建設業向けのBIM関連ソリューションも登場しており、職人の経験に頼るアナログな作業からの脱却を支援しています。

また、福井コンピュータの「TREND-POINT」は、建設業に特化した点群処理ソフトウェアで、点群データの有効な活用に貢献しています。これらの技術とソフトウェアは、建築プロジェクトの効率性と品質向上に寄与しています。