【メルマガ限定配信】スーゼネを追え!大成建設編

スーゼネを追え!では、スーパーゼネコンのDX関連ニュースを
各社毎にピックアップしてお届けします。
今回追いかけるスーパーゼネコンは… 大成建設 さんです!
【大成建設BIM / DX関連pickupニュース】
- 国土交通省の「宇宙無人建設革新技術開発推進事業」において「月面適応のためのSLAM自動運転技術の開発」が採択 2023.1.13
- 国内初 建設用3Dプリンティングに適用可能な環境配慮コンクリートを開発 2022.12.19
- 北海道室蘭市で水素サプライチェーンを構築する実証事業を開始 2022.11.24
- コンクリート吹付け作業の遠隔操作技術「T-iROBO® Remote Shotcreting」の本格運用を開始 2022.05.10
国土交通省の「宇宙無人建設革新技術開発推進事業」において「月面適応のためのSLAM自動運転技術の開発」が採択
編集部コメント
国土交通省では、世界に先駆けて月面拠点建設を進めるために「月面等での建設活動に資する無人建設革新技術開発推進プロジェクト」を推進しています。その中で、大成建設らによる「月面適応のためのSLAM自動運転技術の開発」が採択されました。
測位衛星システムがない月面環境での無人作業を実現するためには、建設機械の位置情報を正確に取得する必要があります。本研究では、SLAM自動運転技術「T-iDraw Map」において、環境情報を活用するLiDAR-SLAM技術と人工的な特徴点を活用する「ランドマークSLAM技術」を統合し、月面のような特殊な環境に適応可能な自動運転技術の構築を目指しているのが特徴です。
遠隔での無人化施工技術の発展は、人手不足に悩む建設現場でそのまま応用できる可能性もあるでしょう。
国内初 建設用3Dプリンティングに適用可能な環境配慮コンクリートを開発
編集部コメント
大成建設では、3Dプリンティングに適用可能な環境配慮コンクリートを開発しました。セメントを使用せず、CO2を固定した炭酸カルシウムを練り混ぜて建材製作が可能という特徴があります。
3Dプリンティングとの相性が良く、様々な用途や機能形状、大きさなど多彩なデザインと機能を有する部材の製作が可能となります。
北海道室蘭市で水素サプライチェーンを構築する実証事業を開始
編集部コメント
こちらは環境省の「令和4年度 既存のインフラを活用した水素供給低コスト化に向けたモデル構築・実証事業」に採択されたプロジェクトです。
北海道室蘭市が所有する祝津風力発電所で発電した電気を使い、水電解水素製造装置で水素を製造、既存のガス配送網に混載可能な円筒型水素吸蔵合金タンク(MHタンク)に充填し、需要家まで配送するシステムとなります。
次世代エネルギーである水素は、コストが高額な点が課題です。そこで本実証では、「既存のLPG配送網を活用することによる配送コストの低減」といった試みがなされています。
コンクリート吹付け作業の遠隔操作技術「T-iROBO® Remote Shotcreting」の本格運用を開始
編集部コメント
従来からあった遠隔操作技術「T-iROBO Remote Shotcreting」を改良し、コンクリート吹付け作業の遠隔操作を本格運用開始しました。
複数のカメラを増設したことで、切羽から十分離れた吹付け機操作席からでも操作可能になりました。吹付け厚さの管理を含む一連の作業も臨場感を持って行えるようになり、吹付け作業の更なる安全性向上と作業環境改善を実現しています。
まとめ
大成建設は国交省の月面プロジェクトに採択されるなど、宇宙関連の建設に挑んでいます。3Dプリンティングや遠隔操作といった技術は、月面など過酷な環境下での建設に応用できるでしょう。
また宇宙業界では、太陽エネルギーを使って自給自足できる資源として「水素」が注目されています。宇宙ビジネスは新たな公共工事の場としても期待されており、今後の技術開発にも目が離せません。