
建設業従事者の「SDGs認知度」に関する調査レポート|スパイダープラス
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2022年9月28~30日に第2回[関西]建設DX展(主催:RX Japan株式会社)がインテックス大阪で開催されました。過去最多となる200社の出展の中からBuildApp News編集部では、注目のブースの独自取材を行いました。是非最新のDX情報のキャッチアップにお役立てください。<取材記事一覧ページはこちら>
本記事では、nat株式会社 マーケティング部 部長 若狭 僚介氏 に伺った現地調査から図面・見積もり作成までの工数を大幅に削減する測量アプリ「Scanat」についてご紹介します。
目次
関西圏の情報感度の高い企業様へScanat(スキャナット)を認知していただくことが目的となります。Scanat は2022年1月にリリースした新しいサービスです。実際に当社ブースにてScanatを体験されることで価値を感じていただければと思っています。
工務店、リフォーム会社、内装業社、建築事務所、建設会社などがターゲットとなります。その中でも特に、現地調査〜図面作成〜見積り作成のプロセスに関与されている、または管理されている方を対象としています。
ScanatはiPhone/iPadのLiDARセンサーを活用した、現地調査から設計、施工管理まで行える日本発のiOSアプリです。対象物をスキャンするだけで、3Dモデルの作成・同種アプリ内最高の精度での計測(mm単位*)が可能です。現地調査や図面作成を行う住宅・建設業界を中心に業務支援ツールとして利用されています。
(*)東京都産業技術センターにて、座標測定器及びレーザー干渉計で設定された5000.6mmに対する精度検証を行った結果、19.6mmの誤差(1%以下)と実証されています。
Scanatは以下の料金プランでお客様に提供しています。
【基本費用】
・初期導入費用 10,000円/社
・年間費用 72,000円/ID(3ヶ月特別トライアル費用もあり)
【オプション】
・デバイスレンタル 7,500円/台(iPad Pro 128G機種の場合)
・CAD図面作成費 25,000円/モデル
一級建築士の方にScanatをご利用いただいておりますが、物件の現地調査を行うタイミングで9つのメリットがあるとお話されていました。
【Scanatの利用メリット】
また、2022年7月にリリースしたScanatで作成した3Dモデルの平面図化を行う「図面作成機能」という新機能をご利用いただくことで、現地調査から図面作成に費やす労務費の大幅な削減が実現します。
Scanat導入前後での費用比較検証では、図面作成1件/1ヶ月の場合で23%、6件/1ヶ月の場合で34%(*)が見込まれました。
(*)当社調べ。現場監督、助手、現地調査スタッフ、CADオペレーターの人件費はそれぞれ3万円、2万円、2万円、4千円として試算。スキャンする対象物により値は変動いたします。
Scanatをご利用いただくことで、現地調査から図面作成に掛かっていた人員・時間・費用の削減が可能になり、提案に費やす時間の確保や顧客満足度の向上に繋がります。
また、現時点ではScanat をBtoB向けのサービスとして展開しておりますが、ゆくゆくはBtoC向けのお客様にサービスを拡大することも検討しております。住宅・建設業界の課題の解決に向け、最先端の技術を用いて多くのお客様にアプローチをしていきたいです。
公式ホームページ https://www.natincs.com/
BuildApp News編集部の取材担当です。 建設DXに関するイベントや著名人へ取材を行っています。