【Unity x ROS】建設機械の自動運転開発検証向けデジタルツインプラットフォームを提供開始

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従来、建設機械の自動運転機能を開発する工程では実機を用いての検証方法が主流です。そのため、建設機械を試験動作する際の場所、時間、天気を考慮する必要があり、開発イテレーションを素早く回すことが困難でした。

​ この課題を解決するため、ARAV では Software In the Loop Simulation (以下 SILS) の有用性に着目、Field Robotics Japan と合同で開発を重ねて参りました。SILS におけるプラント部を Unity ベース、コントローラ部を ROS で構築することで再利用性を高めました。また基本機能を Open Source Softwareとして GIthub に公開しており、ユーザー自身の手で独自のアプリケーション作成が可能となっております。

Open Construction Simulator 開発画面イメージ

Open Construction Simulator では標準でゲームパッド入力に対応しているため、ARAVから販売提供されております遠隔建機向け運転席との連携し、建設機械の初級オペレーター向けの訓練用シミュレーターとしての利用も可能です。

訓練用シミュレーターとしての活用イメージ

この度リリース致しました OCS ver 0.5.0 では、油圧ショベル、ダンプトラック、ホイールローダに対応し、基本コンセプトである簡易土砂シミュレータを内包しております。またセンサ機能として、LiDAR 、IMU、GNSS、RGB Camera が揃っているため、多種多様な建設現場のける自動運転に対応可能となっております。

OCS 上の地形を LiDAR でスキャン ROS Control を通じて rviz に表示している様子

■Open Construction Simulator 公式 WEB サイト
https://field-robotics-japan.info/simulators/

■Open Construction Simulator Github リポジトリ
https://github.com/qoopen0815/OpenConstructionSimulator

【実証実験パートナー募集のお知らせ】
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