建築3次元モデルをデザインできる生成AI活用ツール「ACIMUS(アキムス)」の提供開始|深堀り取材【毎月15・30日更新】

CIMUS(アキムス: 千代田区:代表取締役菊池光貴)では、生成AIとのチャットでの対話を通じて、誰でも直感的に建築3次元モデルをデザインできる生成AI活用ツール「ACIMUS(アキムス)」正式版の提供を開始した。
 β版トライアルの受付開始直後から、設計事務所、ゼネコン、ハウスメーカーなど多様な企業から想定を超える反響が寄せられた。受付は、約1ヶ月で終了したが、その後も、100社を大幅に超える企業から無料オンライン説明会への参加、問い合わせがあるなど、継続的に高い関心も寄せられている。

「ACIMUS(アキムス)」公式サイト

対話型AIで誰でも直感的に思い描く建物3Dモデルをデザイン

AIとの対話で柱・壁・床・天井などの組立+家具・建具・設備の配置し設計効率化を支援

「ACIMUS(アキムス)」は、ChatGPTのような対話型の生成AIを活用してチャットで建築3次元モデルを直感的に作成できるクラウド型のWebアプリケーションで、「ChatBIM」とも呼べる次世代建築設計ツールとなっている。

柱、壁、床、天井などの建築要素をAIとの対話で組み立てられるのに加えて、家具、建具、設備の配置にも対応しており、企画・基本設計段階の効率化を支援する。合わせて、従来のCADやBIMソフトのような複雑な操作は不要で、作成された3次元モデルには部材ごとの属性情報が付与されているため、「ACIMUS(アキムス)」上で作成した3次元モデルはBIMデータとしてIFC形式でのエクスポートも可能となっている。

リアルな建築パース画像を自動生成できる「建築パース画像生成AI機能」もリリース予定

「ACIMUS(アキムス)」上で作成した3次元モデルや手書きのスケッチなどを基に、リアルな建築パース画像を自動生成できる「建築パース画像生成AI機能」のリリースを目指して開発を進めている。それによって1枚あたり数十秒程度で高品質なパース画像を生成することも可能だ。

「建築パース画像生成AI機能」の特長を列記してみよう。
◇「ACIMUS(アキムス)」の3次元モデルからパース画像を生成
 「ACIMUS(アキムス)」上で作成した3次元モデルに対して、3次元空間上の任意のアングルや視点でキャプチャを撮影することで、元のモデル形状を保持したまま、リアルな建築パース画像を生成することが可能だ。

Screenshot

スケッチからパース画像を生成

手書きのスケッチを「ACIMUS(アキムス)」にアップロードするだけで、図面や3次元モデルがなくてもイメージベースでリアルな建築パース画像を手軽に生成できる。

生成したパース画像の部分追加・変更・削除

一度生成したパース画像に対して、家具や建具、植栽などの要素を後から自然に追加したり、一部を変更・削除することができるので、作成希望のパース画像をスムーズに仕上げることが可能だ。

サービスの詳細な紹介+デモンストレーション+質疑応答を行う無料オンライン説明会を開催

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