キヤノンのMRシステムMREAL、設計・製造ソリューション展へ

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キヤノンは、2022年3月16日(水)から18日(金)まで、東京ビッグサイトで開催される「設計・製造ソリューション展」に出展し、現実世界と3D CGをリアルタイムに融合するMR(Mixed Reality:複合現実)の最新ソリューションを展示します。

キヤノンブースイメージ図キヤノンブースイメージ図キヤノンの「MREAL(エムリアル)」は、ビデオシースルー方式(※1)により、現実世界とCG映像を違和感なく融合し、あたかも目の前で現実に存在しているかのような臨場感を提供するMRシステムです。会場では製造業をはじめとしたさまざまな業種における課題を解決するMREALのソリューション紹介とMREALシリーズ最小・最軽量の「MREAL S1」を活用した体験デモ(要予約)を行います。

進化したキヤノンの「MREAL」を用いた体験デモ

細部まで表現することができる精密な「MREAL」の描写力により、デザインや意匠を立体イメージで繰り返し評価することを可能とし、検討にかかる時間を短縮することでアジャイル型開発を支援する「デザイン検証デモ」を実施します。また、CAD画面では把握しにくいサイズ感を実物大で体験できるとともに、その様子を第三者が観察することで、本人が気づかないリスクの検証もできる「作業性検証デモ」も会場で体験できます。光学技術と映像技術を結集した「MREAL」により、幅広い設計・製造分野にソリューションを提供します。

小型・軽量化により多様なビジネスへの活用を実現した「MREAL S1」

「MREAL S1」(2021年2月発売)は「MREAL」シリーズ最小・最軽量となる、大きさ約186(幅)×250(奥行)×138(高さ)mm(※2)、質量約338g(ヘッドマウントユニット含む、ディスプレイ部のみの質量は約137g)の実現により、使用時の負担を軽減し快適な装着感を実現します。また、人間工学に基づき設計したヘッドマウントユニットは、頭を傾けるような体勢でも安定して快適に使用でき、着脱や調整も容易です。快適な使用を実現する小型・軽量化と装着感の向上に加えて、ポータビリティーの向上により多様なビジネスの現場での活用が可能です。

※1 ヘッドマウントディスプレイに内蔵されたカメラのCMOSセンサーが捉えた目の前の映像(現実映像)と仮想空間の3D CG映像(仮想映像)をコンピューターでリアルタイムに合成し、ヘッドマウントディスプレイに表示する方式。
※2 折り畳み時の大きさ。ディスプレイ部のみの大きさは約154(幅)×37(奥行)×74(高さ)mm。

設計・製造ソリューション展(DMS)開催概要

会 期:2022年3月16日(水)~3月18日(金)10:00~18:00
    *最終日は10:00~17:00
会 場:東京ビッグサイト
主 催:RX Japan株式会社
入場料:招待券持参者無料(招待券持参でない場合は入場料5,000円/人)

主な展示内容

展示製品

MREAL S1MREAL S1

体験デモ

・デザイン検証デモ
実空間において、デザイン案を実寸大で表示しながらさまざまな角度で確認ができるため、検討の早い段階において、実物評価に近い検討が可能となります。その結果、品質の向上やコスト削減への貢献が期待できます。デモでは、車の3D CGを実寸大で表示し、表示切り替えによる何パターンものボディーカラー確認や、内外装のデザイン検証を体験できます。 

・作業性検証デモ
試作などを行う前に、3D CADデータを活用して作業空間を再現することで、作業性の検証および安全性が確認できます。これにより、早期の市場投入や労働災害の減少などの効果が期待できます。デモでは、3D CGの生産設備に手持ちの工具を配置することで設計や作業姿勢を検討し、設備を導入する前に作業イメージを掴むことや、遠隔地と双方向で検証するイメージも体験できます。

CGを実寸大で表示しデザイン検証CGを実寸大で表示しデザイン検証

CGと現物を組み合わせて作業性検証CGと現物を組み合わせて作業性検証

体験デモ予約

体験デモは事前予約制です。以下のURLから予約できます。
当日の予約も可能ですが、混雑が予想されますので、時間指定が可能な事前予約をご利用ください。
https://reg.canon-its.co.jp/public/seminar/view/15771

※ブースでは、お客さまおよび運営スタッフの健康と安全確保のため、運営スタッフもマスクまたはフェイスシールドを着用します。また、手指消毒の実施や体験機器の消毒徹底による感染予防に努めます。

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