建設現場の省力化・省人化ソリューション|リアルテックファンドが建ロボテックに出資
リアルテックホールディングス株式会社(所在地:東京都墨田区、代表:丸幸弘、永田 暁彦)が運営するリアルテックファンド*は、建設現場の状況やニーズに則した実践的な省力化・省人化ソリューションを開発するベンチャー・建ロボテック株式会社(本社:香川県木田郡三木町、代表取締役CEO 眞部 達也、以下、建ロボテック)へ投資を実施したことをお知らせ致します。建ロボテックは今回の調達資金をもとに、ロボットの新規開発・製造を加速させ、建設産業の健全な発展と労働者不足等の社会問題解決に貢献していきます。
企業概要
建設現場出身の創業者が2013年に設立したベンチャー企業です。建設現場の状況やニーズに則した、『実践的な省力化・省人化ソリューション』を独自開発しています。人とともに働く協働型ロボット「トモロボ」や鉄筋工事の省力化製品「速鉄」など、建設現場の 「生産性向上」と作業者の「安全確保と負担軽減」を真に促すソリューションを通じて、建設産業の健全な進化・発展に貢献いたします。
資金調達の目的と使途
鉄筋結束作業領域のロボットの利用促進に加え、鉄筋結束作業領域以外のロボットの新規開発・製造を加速させます。より多くの建設現場で働く方々の安全向上と負担軽減を図り、建設現場の生産性向上と建設業界のDX化に貢献することを目的とした開発費用とその製造や販売、コンサルティングを担う人材採用等に充当いたします。
担当者コメント
建設業界は、工事全体を取り仕切るゼネコンと実際に作業を行う29種類の専門工事業者により構成されており、建設現場の課題もこれら複数事業者が関わることで複雑化し、解決しづらい状況が続いています。そのような背景の中、ゼネコン・専門工事事業者の双方の視点から現場の生産性向上に向けた取り組みを行う同社は、日本そして東南アジアや欧米などグローバルに建設DXの推進に寄与するスタートアップであり、リアルテックとして全力で応援してまいります。
(リアルテックホールディングス株式会社 取締役副社長 長谷川 和宏)
建ロボテック 採用情報
https://mid-tenshoku.com/agency/a-4766/
*正式名称:「リアルテックファンド3号投資事業有限責任組合(通称:「グローカルディープテックファンド」)
建ロボテック株式会社について
- 設立年月:2013年7月
- 所在地:香川県木田郡三木町大字上高岡246–2
- 代表者:眞部 達也
- 資本金:157,525,000円
- 事業内容:
- 省力化・省人化ロボットソリューションの開発・販売
- スマート施工コンサルティング、DXコンサルティング
- 労働環境改善資材の開発・販売
- 受託開発(新規開発・改造開発)、開発コンサルティング
- 公式サイト:https://kenrobo-tech.com/
- 出資時期:2022年2月
リアルテックファンドについて
地球や人類の課題解決に資する革新的テクノロジーを有するスタートアップ(リアルテックベンチャー)への投資育成を行うベンチャーキャピタルファンドです。国内外の政府・企業・自治体と密に連携し、技術の社会実装を最速・最大化させるためにフルハンズオンで支援を行っています。これまで200億円以上を運用し、国内外のスタートアップ60社以上に投資しています。 2021年には、ディープテック領域に投資するファンドとしては日本で初めてのインパクト投資ファンドを設立しました。
リアルテックホールディングスについて
地球や人類の課題解決に資する革新的テクノロジー(リアルテック)の社会実装を目指して創設された、株式会社ユーグレナと株式会社リバネスの合弁企業です。研究開発型スタートアップとして幾多の困難を乗り越えてきたユーグレナと、研究から技術の社会実装への包括的な支援を行うリバネスの知見を活かし、投資育成などの事業を行っています。
HP: https://www.realtech.holdings
<お問い合わせ先>
リアルテックホールディングス株式会社
広報担当:成田
https://www.realtech.holdings/contact
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