鹿島建設、見学会「鹿島サマースクール」に107名が参加
鹿島(社長:天野裕正)は、2023年7月下旬から8月下旬にかけて、「鹿島サマースクール2023~本物の建設現場を見に行こう~」と題した見学会を開催しました。
今年は、東京・神奈川・大阪の各都府県のシールドトンネルや高速道路、超高層ビルなどの建設現場および鹿島技術研究所(東京都調布市)を会場に開催、親子合わせて107名が参加しました。
建設現場では、現場見学に加えクレーンやバックホウの操縦、ダンプカーの試乗など、現場作業に関する体験イベントを開催しました。また、今年は関東大震災から100年ということで、鹿島技術研究所では、防災をテーマに当社が保有する高性能3次元振動台「W-DECKER®」や運用中の建物に設置されている免震装置を見学しました。
併せて、内閣府が企画する「災害への備え」コラボレーション事業の賛同企業として、内閣府作成の減災啓発コンテンツである「みんなで減災」パンフレットを配布し、参加者の防災意識の醸成を図りました。
参加した子どもたちからは「また来年も建設現場を見学したい」「砂場遊びでトンネルを掘るときは、今日学んだ工法を試してみたい」といった感想のほか、保護者からは「自分が子どもの時にもこういったイベントがあればよかった」「現場で使用されている最新のテクノロジーや安全技術について知ることができた」などの声が寄せられました。
また、見学会終了後のアンケートでは「建設業界が良いイメージに変わった/元々良いイメージを持っている」との回答が90%以上を占めました。
鹿島は今後も、社会貢献活動に資する次世代教育を行うことで、子どもたちの建設業界への興味・関心や理解を深めてもらい、将来の担い手確保に繋げてまいります。
バックホウの操縦体験(大阪府の土木工事現場)
大型タッチスクリーンで建設技術を学ぶ様子(鹿島技術研究所)
(参考)
「災害への備え」コラボレーション事業(内閣府ホームページ)
https://www.bousai.go.jp/kantou100/sonae.html