工事写真アプリのおすすめ9選|費用や選び方

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Tag:建設DX

著者:小日向

工事写真アプリは、Android(アンドロイド)やiPhoneで使用できるものが多数あります。しかし、何がどのように違うのかわからない、比較する時間がなかったというケースもあるでしょう。たとえば、無料で使用できるものと初期費用が発生するものなどといった違いもあります。

本記事では、iPhoneやiPad、Android、PCで使用できるおすすめの工事写真アプリについて解説します。

トレンドワード:工事写真アプリ

工事写真アプリ」についてピックアップします。工事現場デジタル化の一つとして、現場写真の一元管理が進められています。本記事ではおすすめの工事写真アプリを9選ご紹介します。機能や価格をチェックして、業務効率化に役立ててみてください。

おすすめの工事写真アプリ

ここでは、おすすめの工事写真アプリランキングを8選ご紹介します。機能や価格など、それぞれチェックしてみましょう。

①蔵衛門

「蔵衛門」は、工事写真、黒板、図面をすべての現場メンバーとリアルタイムに共有できるアプリです。プラットフォームであるため、モバイルデバイス、PCソフトウェア、クラウドといった環境で使用できます。また、以下のような使い分けも可能です。

  • 蔵衛門カメラー電子黒板が使用できるカメラアプリ。木製黒板を使用せず、デジタル上で黒板を作成できる。民間だけでなく公共工事にも対応
  • 蔵衛門御用達―工事書類を一括管理できるソフトウェア。国土交通省の電子納品にも対応しており、工事写真台帳も自動で作成できる。直感的な操作ができ、初めて使用する場合でも簡単に台帳を作成可能
  • 蔵衛門クラウド―工事写真・電子黒板・写真台帳を関係各所に共有できる。スマホ・タブレット・PCで操作でき、AIが自動的に仕分けを行う

特徴としては、スピーディーな状況把握とスムーズなコミュニケーション、データ連携が可能になります。国土交通省の推奨新技術(NETIS)に認定されている点もメリットといえるでしょう。

とくに、撮影した写真は、「工事ごと」に一元管理できます。撮影を複数人で分担する場合も、全員の写真をリアルタイムでまとめて閲覧・利用可能です。大量の撮影が必要な場合でも安心!また撮影情報をもとに「工種」や「場所」「撮影者」で自動仕分けされるので、管理も楽になります。

機能・写真の自動保存・共有オンラインでも快適操
・作写真の自動仕分け
・工事台帳の自動作成
価格フリー(0円)プレミアム(1メンバー/月¥660)エンタープライズ(要相談)

②KANNA

「KANNA」は、建設土木業界向けの施工管理サポートアプリです。無料で使える基本機能と、有料のオプション機能があります。iPhone・iPad、Androidで使用可能です。

基本機能に含まれる「写真機能」では、これまでデスクトップやスマートフォンなどでバラバラに管理していた写真を一括で管理し、関係者全員で共有できます。また、チャット機能がついていることに加え、リアルタイムでの工事状況を共有可能です。そのため、移動コストの削減や円滑なコミュニケーションの実施につながりやすくなります。

さらに有料オプションでは、電子小黒板付きの写真撮影機能を追加可能です。現場ごとに最適な黒板テンプレートを作成し、簡単に写真撮影ができます。改ざん検知機能も付いているので安心です。

機能・写真・図面資料の共有電子小黒板
・現場顧客管理
・工事台帳作成の簡略化
価格ライトプラン(要相談)、ベーシック(要相談)、エンタープライズプラン(要相談)

③Photoruction(フォトラクション)

Photoruction(フォトラクション)は、データで建設DXの生産性を向上する施工管理システムアプリです。iPhoneやiPad、Android、PCで使用可能です。

写真管理や図面管理、工程管理など、施工管理の業務プロセスを効率化します。たとえば、写真の自動整理や電子黒板の活用、施工管理状況のリアルタイム共有も可能です。BIMモデルを現場でみることもできます。

また、メールや電話による手厚いサポート体制とBPOサービスをメニューから依頼できる点はメリットの1つです。現場の忙しさに合わせて活用すれば、人材に対する負担軽減や生産性向上につなげられます。

工事写真機能では、大量にある工事写真を効率よく整理できます。台帳もワンクリックで簡単に作成可能です。

機能・工事写真管理
・電子小黒板図面共有・閲覧
・リソース管理クラウド(プロジェクトや施工体制の確認、書類作成・確認)
価格初期費用0円利用者数に応じた月額料金+ オプション利用料金

④ミライ工事

「ミライ工事」は、無料で使える工事写真アプリです。写真に特化しており、撮影から台帳の編集、出力までスマホ(iPhone・Android)でスムーズに完結します。工事写真の業務は現場で完了、持ち帰る必要はありません。

アプリを使用していない場合でも台帳を確認できるPDFで出力できるため、事務所に戻ってから報告する必要性もなくなります。また、一度作成した台帳はテンプレート化でき、撮影した写真とテキスト内容を自動的に反映することも可能です。

初期費用0円から始められて、必要な機能は後から500円~追加可能です。リアルタイムデータ共有・共同作業に特化した法人プランもあります。

機能・工事写真台帳の作成
クラウド保存
・台帳のテンプレート
・電子小黒板
価格初期費用0円フリー(無料)、ベーシック900円、プロフェッショナル1,980円、法人契約(通常)2,500円、法人契約(大容量)5,000円

⑤現場DEカメラ

「現場DEカメラ」は、電子小黒板機能付き工事写真カメラアプリです。iPhone・iPadで使用できます。撮影画像の解像度を設定できるため、電子納品に適切な工事写真が撮影できます。ただし、公共工事に対応しているのはPRO版のみです。

撮影箇所ごとに図面や撮影枚数を確認できるため、撮影時の撮り忘れや撮り間違いを防止可能です。また「現場編集長CALSMASTER」「PHOTOMASTER Plus」と併用すると、事前に撮影リストを作成できます。

機能・データ連携
・クラウド対応電子小黒板
・黒板情報と写真情報の関連付け
価格LITE 無料、PRO 3,000円

⑥電子小黒板PhotoManager

「電子小黒板PhotoManage」は、デジタル工事写真の小黒板情報電子化対応アプリです。iPad・iPad、Androidで使用できます。

電子小黒板はサイズ・位置を自由に調整できるため、小黒板の位置を気にせずに撮影できます。また、電子小黒板をタップすることで、小黒板の切り替えや入力内容の修正が可能です。クラウド連携機能があるため、写真データの保存や保護にも役立ちます。

別ソフトウェアの工事写真管理システムの「PhotoManager」と連携すれば、電子黒板デザイン機能や写真のクラウド連携もできるようになります。そのため、リアルタイムでの情報共有が必要な場合には連携を考えてみましょう。

改ざん検知機能・小黒板情報連携機能に対応しているため、デジタル工事写真の小黒板情報電子化が認められている現場で利用可能です。

機能・工事写真管理クラウド連携機能「PhotoManager」と完全連携
・工事写真レイヤ化(SVG)に対応
価格無料

⑦現場ポケット

「現場ポケット」は、現場管理に特化したシンプルなアプリです。簡単な操作で使えるため、スマホに慣れていない職人の方も使いやすくなっています。

アルバム機能では、トークに投稿した写真を自動整理できます。あとから探す手間が掛からず、投稿した写真が自動でアルバムに反映されます。すぐに現場写真を共有したい場合や関係各社に情報を共有したい場合に活用できるでしょう。

また、タグ付け機能により、写真検索が簡単にできるのも特徴です。専用のタグ付け機能で施工中の写真に部位や工程に関するキーワードを記録させ、写真を簡単に整理できます。

機能・写真の自動整理タグ付け
・トーク共有
価格初期費用 0円年間契約 
月8,800円

⑧工事写真ビジネス版

「工事写真ビジネス版」は、工事写真に特化したアプリです。アプリを起動するとすぐ撮影画面が現れます。現場ではすぐに写真を撮りたい時が多いため、常にシャッターがすぐに切れるよう工夫されています。

黒板に日付を入れる機能と黒板の項目名を変更できるようにする機能や、国土交通省CALS対応である写真へのEXIF情報の付与機能および写真ファイルサイズを450KBに抑える機能が備わっています。

写真の撮影、写真の自動分類・整理、写真の保存、写真のパソコンへのダウンロードといった基本的な機能は無料で使えます。とくに、自動バックアップ機能などはカメラが壊れるような事態があってもデータが残る点はメリットといえるでしょう。

また、アカウントを共有すれば、大規模な現場であっても同一のフォルダに写真が集約できることに加え、事務所では別担当者が作業を進めることも可能です。

機能・自動写真整理
・バックアップサーバー
・日付表示
・画像貼付け
・黒板項目名変更
・後付け黒板
価格ライトユーザープラン 年38,000円、ミドルユーザープラン 年54,000円、 ヘビーユーザープラン 年78,000円

⑨eYACHO

https://product.metamoji.com/gemba/eyacho

eYACHO」は、スマホ・タブレット(iPhone・Android)で使用できる工事写真アプリです。PCでも活用できます。

工事写真に関しては、J-COMSIA対応の電子黒板付き写真撮影や図面上のピンからの自動作成も可能です。また、管理面だけでなく、情報共有としてPDFや写真への手書きの書き込み・音声録音、チーム単位での情報共有もできます。

たとえば、建築や設備・電気といった工種を分けたり、立場や役割に応じて情報の閲覧権限を設定したりもできます。そのため、関連事業者に情報共有を行うだけでなく、指示を出しつつ、事業者間の相談を行うといった使い方も可能です。

機能・写真や図面への同時書き込み情報のシェア
・黒板項目作成、後付け
・ピンマークによる検査指標リンク
・ビデオ通話、音声録音機能
価格初期費用300,000円ベーシック 年28,000円(月3,200円)、スタンダード年37,800円(月4,200円)、プレミアム年46,800円(5,200円)、限定ユーザー年12,000(月1,200円)

工事写真アプリの選び方

ここでは、工事写真アプリを選ぶ際のポイントについて簡単にご紹介します。

料金形態を確認する

工事写真アプリには、無料坂や有料版などさまざまなタイプが存在します。無料トライアル期間が設けられている場合には、ぜひ試してみるようにしましょう。

有料プランの中には、買い切り型ではなく月額制のタイプもあります。毎月の固定費が掛かっても問題ないか、事前に確認しておくのがおすすめです。

機能をチェック

工事写真アプリが実際の業務に適しているかどうか、機能面を重視して選びましょう。具体的には、下記のポイントをチェックするとよいでしょう。

  • マーキングやコメント機能
  • ドキュメントや図面の添付機能
  • データ共有機能
  • レポート作成機能

実際の現場では複数のメンバーと業務を行うことになるため、データをスムーズに共有できる機能があれば便利でしょう。

シンプルに操作できるか

シンプルな操作性は、工事写真アプリの使いやすさと作業効率に大きく影響します。利用者のストレスを軽減するほか、迅速かつ正確なデータ管理が可能となります。

具体的には、アプリの操作が「直感的でわかりやすいインターフェース」になっていると使いやすいです。また複雑な手順や多くのメニューがなく、簡単に写真の撮影や情報の入力ができることが望ましいです。

どのような端末で使用できるか

工事写真アプリは、アプリごとに使用できる端末が異なります。たとえば、多くの関連事業者がスマホを持っていると想定できるものの、AndroidやiPhoneを含めた対応端末はチェックしておく必要があります。

また、アプリで共有できるシステムである場合は、クラウド型に対応しているケースも多いといえるでしょう。そのうえで、PCでも連携できたうえで使い勝手がよいか、工事管理者の負担軽減につながるかといった視点から選ぶことも大切です。

まとめ|工事写真アプリを活用しよう

工事現場では、デジタル活用が広がっています。その一環として「工事写真アプリ」も人気です。スマホで簡単に操作できるタイプが増えているので、誰にでも使いやすく作業性が上がるのがメリットです。本記事でご紹介した工事写真アプリで、業務効率化を実現しましょう。