工事写真アプリのおすすめ8選|費用や選び方

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Tag:建設DX

著者:小日向

トレンドワード:工事写真アプリ

工事写真アプリ」についてピックアップします。工事現場デジタル化の一つとして、現場写真の一元管理が進められています。本記事ではおすすめの工事写真アプリを8選ご紹介します。機能や価格をチェックして、業務効率化に役立ててみてください。

おすすめの工事写真アプリ

ここでは、おすすめの工事写真アプリランキングを8選ご紹介します。機能や価格など、それぞれチェックしてみましょう。

①蔵衛門

「蔵衛門」は、工事写真、黒板、図面をすべての現場メンバーとリアルタイムに共有できるアプリです。スピーディーな状況把握と意思疎通、データ連携が可能になります。

撮影した写真は、「工事ごと」に一元管理できます。撮影を複数人で分担する場合も、全員の写真をリアルタイムでまとめて閲覧・利用可能です。大量の撮影が必要な場合でも安心!また撮影情報をもとに「工種」や「場所」「撮影者」で自動仕分けされるので、管理も楽になります。

機能写真の自動保存・共有オンラインでも快適操作写真の自動仕分け
価格フリー(0円)プレミアム(1メンバー/月¥660)エンタープライズ(要相談)

②KANNA

「KANNA」は、建設土木業界向けの施工管理サポートアプリです。無料で使える基本機能と、有料のオプション機能があります。

基本機能に含まれる「写真機能」では、これまでデスクトップやスマートフォンなどでバラバラに管理していた写真を一括で管理し、関係者全員で共有できます。

さらに有料オプションでは、電子小黒板付きの写真撮影機能を追加可能です。現場ごとに最適な黒板テンプレートを作成し、簡単に写真撮影ができます。改ざん検知機能も付いているので安心です。

機能写真・図面資料の共有電子小黒板
価格ライトプラン(要相談)エンタープライズプラン(要相談)

③Photoruction(フォトラクション)

Photoruction(フォトラクション)は、データで建設DXの生産性を向上する施工管理システムアプリです。写真管理や図面管理、工程管理など、施工管理の業務プロセスを効率化します。また、手厚いサポート体制も人気です。

工事写真機能では、大量にある工事写真を効率よく整理できます。台帳も、ワンクリックで簡単に作成可能です。

機能工事写真管理電子小黒板図面閲覧
価格初期費用0円利用者数に応じた月額料金+ オプション利用料金

④ミライ工事

「ミライ工事」は、無料から使える工事写真アプリです。写真に特化しており、撮影から台帳の編集、出力までスマホでスムーズに完結します。工事写真の業務は現場で完了、持ち帰る必要はもうありません

初期費用0円から始められて、必要な機能は後から500円~追加可能です。リアルタイムデータ共有・共同作業に特化した法人プランもあります。

機能工事写真台帳の作成クラウド保存台帳のテンプレート機能電子小黒板
価格初期費用0円

⑤現場DEカメラ

「現場DEカメラ」は、電子小黒板機能付き工事写真カメラアプリです。撮影画像の解像度を設定でき、電子納品に適切な工事写真が撮影できます。

撮影箇所ごとに図面や撮影枚数を確認できるため、撮影時の撮り忘れや撮り間違いを防止可能です。また「現場編集長CALSMASTER」「PHOTOMASTER Plus」と併用すると、事前に撮影リストを作成できます。

機能データ連携 クラウド対応電子小黒板黒板情報と写真情報の関連付け 等
価格LITE 無料PRO 3,000円

⑥電子小黒板PhotoManager

「電子小黒板PhotoManage」は、デジタル工事写真の小黒板情報電子化対応アプリです。電子小黒板はサイズ・位置を自由に調整できるため、小黒板の位置を気にせずに撮影できます。また、電子小黒板をタップすることで、小黒板の切り替えや入力内容の修正が可能です。

改ざん検知機能・小黒板情報連携機能に対応しているため、デジタル工事写真の小黒板情報電子化が認められている現場で利用可能です。

機能工事写真管理クラウド連携機能「PhotoManager」と完全連携工事写真レイヤ化(SVG)に対応
価格無料

⑦現場ポケット

「現場ポケット」は、現場管理に特化したシンプルなアプリです。簡単な操作で使えるため、スマホに慣れていない職人の方も使いやすくなっています。

アルバム機能では、トークに投稿した写真を自動整理できます。あとから探す手間が掛からず、投稿した写真が自動でアルバムに反映されます。

またタグ付け機能により、写真検索が簡単にできるのも特徴です。専用のタグ付け機能で施工中の写真に部位や工程に関するキーワードを記録させ、写真を簡単に整理できます。

機能写真の自動整理タグ付け機能
価格初期費用 0円年間契約 8,800円/月

⑧工事写真ビジネス版

「工事写真ビジネス版」は、工事写真に特化したアプリです。アプリを起動するとすぐ撮影画面が現れます。現場ではすぐに写真を撮りたい時が多いので、常にシャッターがすぐに切れるよう工夫されています。

黒板に日付を入れる機能と黒板の項目名を変更できるようにする機能や、国土交通省CALS対応である写真へのEXIF情報の付与機能および写真ファイルサイズを450KBに抑える機能が備わっています。

写真の撮影、写真の自動分類・整理、写真の保存、写真のパソコンへのダウンロードといった基本的な機能は無料で使えます。

機能自動写真整理機能バックアップサーバー印刷機能日付表示機能画像貼付け機能黒板項目名変更機能後付け黒板機能
価格ライトユーザープラン ¥38,000 / 年ミドルユーザープラン ¥54,000 / 年ヘビーユーザープラン ¥78,000 / 年

工事写真アプリの選び方

ここでは、工事写真アプリを選ぶ際のポイントについて簡単にご紹介します。

料金形態を確認する

工事写真アプリには、無料坂や有料版などさまざまなタイプが存在します。無料トライアル期間が設けられている場合には、ぜひ試してみるようにしましょう。

有料プランの中には、買い切り型ではなく月額制のタイプもあります。毎月の固定費が掛かっても問題ないか、事前に確認しておくのがおすすめです。

機能をチェック

工事写真アプリが実際の業務に適しているかどうか、機能面を重視して選びましょう。具体的には、下記のポイントをチェックするとよいでしょう。

  • マーキングやコメント機能
  • ドキュメントや図面の添付機能
  • データ共有機能
  • レポート作成機能

実際の現場では複数のメンバーと業務を行うことになるため、データをスムーズに共有できる機能があれば便利でしょう。

シンプルに操作できるか

シンプルな操作性は、工事写真アプリの使いやすさと作業効率に大きく影響します。利用者のストレスを軽減するほか、迅速かつ正確なデータ管理が可能となります。

具体的には、アプリの操作が「直感的でわかりやすいインターフェース」になっていると使いやすいです。また複雑な手順や多くのメニューがなく、簡単に写真の撮影や情報の入力ができることが望ましいです。

まとめ|工事写真アプリを活用しよう

工事現場では、デジタル活用が広がっています。その一環として「工事写真アプリ」も人気です。スマホで簡単に操作できるタイプが増えているので、誰にでも使いやすく作業性が上がるのがメリットです。本記事でご紹介した工事写真アプリで、業務効率化を実現しましょう。