大林組ら、建設現場における作業ステータスの解析手法に関する共同研究開始

掲載日:
Category:大林組
Tag:カメラ

建設現場におけるCellid SLAMを用いた作業ステータスの解析手法の実用化に関する共同研究を大林組と開始したことをお知らせします。

概要

Cellid株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:白神 賢、以下「Cellid」)は、株式会社大林組(本社:東京都港区、代表取締役社長:蓮輪 賢治、以下「大林組」)と、大林組の建設現場において、Cellid独自の空間認識技術 “Cellid SLAM”を用い、建設現場における作業ステータスを解析する手法を共同で研究および開発する共同研究契約を締結しました。

Cellidは、単眼カメラの映像をインプットとしてカメラの3次元位置情報を取得するサービス「Position Finder」を提供しています。これまで建設業等において位置情報を取得するソリューションとして使用されていたGPSやビーコンが抱えている、「高さ情報が取得しにくい」「GPS環境下でしか利用できない」「電源供給が必要である」などの課題を「Position Finder」は、解決する可能性があります。

今回の共同研究では、建設工事において、作業員が装着したARグラスやウェアラブルカメラの映像をインプット情報として解析をし、作業ステータスの解析を行う手法を開発することを目的に取り組みを進めます。

本研究のゴール

本研究では、作業員の位置情報を正確に取得することをゴールとしています。そのため、Cellid SLAMが出力する位置の誤差や、向きの誤差を定量評価し、実用化することをゴールとしています。

大林組について

1892年の創業以来、大林グループは「誠実なものづくりの姿勢」や「技術力」という先人達から受け継いできたDNAを根幹に、時代を象徴する数々のプロジェクトに携わってきました。「持続可能な社会の実現」を目指し、インフラ整備、都市の再開発、災害からの復興事業、海外での開発支援、再生可能エネルギー事業など、変革する社会とともに既存の事業の枠にとらわれない新たな価値の創造に向けて挑戦を続けています。

Cellidについて

Cellidは、次世代デバイスのARグラスにおけるキーコンポーネントであるハードウエア「Display Module」と空間認識を行うソフトウェア「Cellid SLAM」の両方を提供しています。Cellid SLAMはARグラス向け以外に、汎用カメラでも実装可能であり、産業別のソリューションとしても展開しています。

会社概要

会社名:Cellid株式会社
所在地:東京都港区六本木4-8-6 パシフィックキャピタルプラザ5F
代表者:白神 賢
設立:2016年10月
URL:https://www.cellid.com/
事業内容:ARグラス用のディスプレイモジュールと空間認識ソフトウェアの販売

お客様からのお問い合わせ先

Cellid株式会社
TEL:03-6447-0767
e-mail:contact@cellid.com