【メルマガ限定配信】スーゼネを追え!清水建設編

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スーゼネ

スーゼネを追え!では、スーパーゼネコンのDX関連ニュースを各社毎にピックアップしてお届けします。

今回追いかけるスーパーゼネコンは… 清水建設 さんです!

BIM / DX関連pickupニュース】

  • 2024.6.20 ASIBAインキュベーションプログラム第2期のスポンサーが決定
  • 2024.5.30 リバスタと三和エナジーが、建設現場での燃料使用に由来するCO₂排出量データの取得効率化に向け、元請会社15社と実証実験を開始
  • 2024.5.16 ギブリー導入事例:清水建設、全従業員向けに「法人GAI」を導入。生成AIによるDXを推進し、生産性向上を目指す
  • 2024.4.16 清水建設、屋内点検用球体ドローン「ELIOS 3」を導入
  • 2024.3.26 【建設×DX】女性も楽々。建設現場における電動一輪車のユーザーテストを実施

ASIBAインキュベーションプログラム第2期のスポンサーが決定

編集部コメント

清水建設は、一般社団法人ASIBAが主催する建築学生向けのインキュベーションプログラム「ASIBA第2期」にプレミアムスポンサーとして参加します。このプログラムは12週間の実践型プロジェクトで、建築・都市領域を志す学生に定期的なメンタリングやレクチャー、同世代コミュニティとの交流、共創の機会を提供します。

この取り組みに賛同した清水建設は、建築・都市領域の若手人材育成に貢献しています。第2期では10大学から19のプロジェクトが参加し、2024年7月6日に成果を発表する予定です。

リバスタと三和エナジーが、建設現場での燃料使用に由来するCO₂排出量データの取得効率化に向け、元請会社15社と実証実験を開始

編集部コメント

清水建設は、株式会社リバスタと三和エナジー株式会社の実証実験に協力し、建設現場での燃料使用によるCO₂排出量データの効率的な取得を目指しています。この実験では、燃料購買量データを元請会社に提供するスキームを構築し、建設現場でのCO₂排出量を正確に把握します。この取り組みにより、清水建設は脱炭素化の課題解決に貢献し、建設業界全体でのCO₂排出量の管理と削減を推進することを期待しています。

ギブリー導入事例:清水建設、全従業員向けに「法人GAI」を導入。生成AIによるDXを推進し、生産性向上を目指す

編集部コメント

清水建設は、株式会社ギブリーが提供する法人向けChatGPT活用プラットフォーム「法人GAI」を導入しました。「法人GAI」は、情報漏洩を防ぎつつ、従業員の業務効率化や時間の創出に貢献します。清水建設は、DX推進の一環として、業務のデジタル化を進め、生成AIの活用を検討しました。採用の決め手となったは、セキュリティ、アクセス制限、利用履歴の管理機能でした。現在は、調査、アイデア出し、文書生成、プログラミング補助、要約などで効果を実感しています。

清水建設、屋内点検用球体ドローン「ELIOS 3」を導入

編集部コメント

清水建設はブルーイノベーションの屋内点検用球体ドローン「ELIOS 3」を導入しました。このドローンは建設現場での安全性向上、作業効率改善、コスト削減に貢献しています。2024年4月からの労働時間上限規制に対応し、働き方改革やデジタル化を推進するために選ばれました。

特に酸素欠乏症の危険がある地下ピットなどの点検で安全対策として有効で、従来の手法に比べ大幅な効率化とコスト削減が実現しました。清水建設は今後もELIOS 3を活用し、安全かつ効率的な点検作業を進める予定です。

【建設×DX】女性も楽々。建設現場における電動一輪車のユーザーテストを実施

編集部コメント

清水建設は株式会社CuboRexの「一輪車電動化キット E-cat kit2」を利用した電動一輪車のユーザーテストを実施し、作業効率の向上を確認しました。特にぬかるみなど足場の悪い現場での労力負担が軽減され、女性職員の使用でも作業効率の向上が見られました。

これにより、肉体的な負担の大きい作業における性別間の差が軽減されました。清水建設はこのテストを通じて、電動一輪車が建設現場での作業効率向上と負担軽減に効果的であることを実証しました。

まとめ

清水建設は、一般社団法人ASIBAが主催する建築学生向けのインキュベーションプログラム「ASIBA第2期」にプレミアムスポンサーとして参加し、若手人材育成に貢献します。12週間のプログラムで、学生にメンタリングや交流の機会を提供し、建築・都市領域のプロジェクトを支援します。

また、株式会社リバスタと三和エナジー株式会社の協力で、建設現場の燃料使用によるCO₂排出量データの効率的な取得を目指す実証実験に参加しています。この取り組みにより、燃料購買量データを基にCO₂排出量を正確に把握し、脱炭素化を推進します。今後の清水建設の動向にも注目していきましょう。