西松建設、作業打合指示のデジタル化推進｜Buildee活用でペーパーレス、リモート化

掲載日：2022年10月13日

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西松建設株式会社（代表取締役社長：髙瀨伸利、以下西松建設）は、現場の生産性向上のため株式会社リバスタ（代表取締役：高橋巧、以下リバスタ）が提供するクラウドサービス「Buildee(ビルディー)調整会議」を活用した電子承認機能の標準化、帳票のペーパーレス化、作業打合せ会議のリモート化を、国内の土木・建築全現場で開始しました。

西松建設は、作業打合せ指示業務のデジタル化により“スマート現場”を推進し、西松DXビジョンの実現を目指します。

背景
今後の展開
西松DXビジョンとは
Buildeeについて
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背景

国内の建設現場では、当日の作業進捗や翌日の作業予定、車両搬出入予定、クレーン・機材使用予定等の確認・調整をはじめ、安全指示、危険箇所・立入禁止エリア、行事等の周知等のため、「作業間調整会議（作業打合せ）」を毎日実施しています。

作業打合せの内容は、記録および保管することが労働安全衛生法で定められており、西松建設では、「作業打合せ指示の記録」および、「危険予知活動記録」等の帳票に記録し、協力会社の安全衛生責任者・職長等による受領・サイン、元請による回覧・捺印を経て、保管しています。

西松建設は、これら帳票の記録および保管業務の効率化を目的にリバスタが提供する『Buildee調整会議』を活用し、作業予定と実績データ（作業内容と人工等）の電子入力、および電子承認機能を利用したデジタル化への活用を一部の現場で試行し、効果検証を行いました。その結果、ペーパーレス化による印刷・回覧・サインの手間や、現場によって打合せ会場が遠い場合のリモート会議による移動手間が約20％削減される等の業務効率化が実現されたことから、このたび国内土木・建築全現場へ展開を開始しました。

今後の展開

西松建設は、Buildeeに入力した作業実績データ（作業内容、人工等）を出来高計算や死傷統計等の報告業務に利活用することで、更なる生産性の向上を図っていく予定です。

リバスタは、計画工程と『Buildee調整会議』に登録した作業予定・実績データと連動させ、工事進捗と実績歩掛を効率的に把握可能な『Buildee進捗・歩掛』を開発する等、建設業界全体のDX推進に貢献できるよう、引き続き取り組みます。
　

西松DXビジョンとは

『西松DXビジョン』は、デジタルで実現する西松建設の目指す姿です。「現場力がシンカしたスマート現場」、「仮想と現実が融合した一人ひとりが活躍できるワークスタイル」、「エコシステムで新しいサービスや空間を創り出すビジネス」の3つの空間の価値を生み出すことによって、持続可能な社会・環境づくりを実現していきます。