現場DX『さくレポ』サービス開始|ペーパーレス、リアルタイム、データ分析が可能に

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株式会社ミライト・エックス(本社:東京都江東区、代表取締役社長:山口 孝雄)は、建設業向けのDX推進として、
スマートフォンやタブレットなどから、圧倒的な使いやすさとシンプルな操作で現場業務の効率化を実現する総合的なICTサービス、『さくレポ』の提供を、2022年9月1日より開始いたします。
また、本シリーズの第1弾として、KY・ヒヤリハットの運用管理体制を電子化し、現場の安全意識向上を支援するチャットボットサービス「KY・ヒヤリハットソリューション」をリリースします。

                                     ペーパーレス、リアルタイム、データ分析を兼ね備えた
                                        現場のDXシリーズ さくレポ サービス提供開始
                                          ~第1弾「KY・ヒヤリハットソリューション」~   

現場のDXシリーズ『さくレポ』とは

シンプルかつ、圧倒的な使いやすさで現場のDXを推進する、ミライト・エックスのサービスです。
スマートフォン片手に、いつでもリアルタイムにクラウドと連携して、現場で必要な情報やノウハウを、どこでも安全に運用管理できます。
『さくレポ』は、日本の現場を “データインサイト” の体制へと導きます。

『KY・ヒヤリハットソリューション』とは

スマートフォンからチャットボットと簡単な対話をするだけで、その場でリアルタイムに写真付きの現場報告が完了します。
一方、KY・ヒヤリハットの報告内容はクラウドに保存され、集計・分析までを行い大幅に時間短縮します。
現場状況の情報伝達スピードが向上し、運用管理が電子化されることで、過去の事案をデータ分析して危険工程を洗い出し事故を未然に防ぐほか、成功事例を未来に活かす体制が築けます。

KY・ヒヤリハットソリューション 画面イメージ


現場のDXシリーズ『さくレポ』公式サイト: https://sakurepo.com/

<ココがユニーク>
現場からの報告内容を、現場監督、職長、他の作業者から「いいね!」で加点評価する仕組みを搭載。
作業員(自分)が報告した内容が評価されるので、積極的な報告活動へと繋がります。

こんな課題を解決
【報告】報告のため詰所などに戻る必要が無くなる
分析紙からExcelへの転記や集計作業が不要に、分析の負荷が軽減される
【対策】現場へのフィードバックがタイムリーになり、活動事例が活かせる

『KY・ヒヤリハットソリューション』のご利用方法及び提供価格

チャットボットの利用料 月額40,000円(税別)からご提供
本サービスは、『KY・ヒヤリハットボット』の他、『direct』及び『kintone』のアカウントが別途必要です。
※何れも新規でご契約のお客様は、当社から一式ワンストップでご契約が可能です。
※『direct』や『kintone』を既に導入済のお客様には、『KY・ヒヤリハットボット』機能のみのご契約も可能です。

『KY・ヒヤリハットソリューション』開発の背景

~きっかけは2021年5月頃、お客様からの「現場報告をペーパーレス化したい」というご相談から~
お客様から “KY・ヒヤリハット”の報告が「蓄積されない」、「連携されない」、「活かされない」、というお悩みをお聞きして、現場報告をペーパーレス化したいというご相談をいただきました。
確かに現場では、報告書など紙の帳票、紙での運用フローがあちこちで多く見受けられました。
ペーパーレス化とは、紙を電子ファイルに変換するような単純なことではなく、運用フローがデジタル化したと想定して、既存の報告項目と内容を見直し、目的ごとにフローを再構築する必要がありました。結果、これまで形骸化されて気付かなかった、不要な項目や内容が浮き彫りになりました。
一方、新しく導入するICTシステムの操作方法を全作業員に覚えてもらう必要がありますが、従来の手書き習慣を電子的に変えるとなると、現場から苦情がくることをあらかじめ予想していました。

導入前の課題

【連携手段】
報告内容の集計から対策指示、注意喚起まで時間を要するため、対応が後手になりがち。
(電話・無線)口頭の指導では記録が残せない。(掲示板・紙)紙で配っても読まれない事が多い。
【報告体制】
現場業務で日々提出が必要になる書類は、まず詰所や事務所まで行かなければならない。
現場で忙しく働いている作業員が、報告書を書くために詰所や事務所に戻るという労力。
【保管方法】
報告書は事務所で一定期間保管され、紙からExcelへの転記作業でミスや漏れが生じがち。
紙媒体、Excelファイルでの保管方法では、過去の事例など検索しにくい。

上記3つの課題を基に、KY・ヒヤリハットの報告、集計、分析、周知の運用を、「チャットボットなら解決できるのでは?」という発想から、今回のソリューション開発に至りました。
そして課題解決を目的に、約6ヶ月間チャットボットの実証実験を行った結果、「操作が簡単」、「リアルタイムに連携できる」、「情報が活かされる」という現場の声があり、有用性が実証されました。

KY・ヒヤリハットソリューション 導入効果

【連携手段】
建設業で多くの実績があり、圧倒的な使いやすさが定評のビジネスチャット『direct』を起用。
操作方法に迷うことなく、スムーズに現場で浸透します。
現場と事務所の相互コミュニケーションの体制が強化され、業務効率も向上します。
【報告体制】
『direct』内に設置したチャットボットの質問に答えて、写真撮影するだけで報告が完了。
報告事項の抜け漏れが防げるほか、過去の報告事例を他の現場からも参照できて、報告者に対して「いいね!」で加点評価もできます。
【保管方法】
KY・ヒヤリハット報告管理は、Webデータベース型業務アプリケーションの『kintone』で構築。
『direct』のアプリ内に設置した専用チャットボットと連携し、報告内容はリアルタイムに保管。
蓄積したデータの集計が自動で行われ、欲しい情報を編集して効率よく分析できます。

『KY・ヒヤリハットソリューション』は、建設業だけではなく、他の現場業種でも事故を未然に防ぐ体制が短期間で構築できて、ナレッジがすぐに活用できます。

『KY・ヒヤリハットソリューション』のサービス構成

本サービスは、以下のクラウドサービスから構成されています。
●ビジネスチャット「direct」
「direct」は文字のやりとりだけでなく、写真や図面などのファイルや、ボイスメッセージを使って現場の状況を簡単に共有することができる、エルイズビー社の国産ビジネスチャットです。
●Webデータベース型業務アプリケーション『kintone』
「kintone」は開発の知識がなくても自社の業務に合わせたシステムをかんたんに作成できる、サイボウズ社のクラウドサービスです。
●現場のDXチャットボット『Botworking』
「Botworking」は、人とシステムをチャットボットで繋ぎ、リアルタイムな情報連携と業務効率化を実現する、サンソウシステムズ社のチャットボットソリューションです。

エンドースメント

今回の発表にあたり、株式会社L is B様、株式会社サンソウシステムズ様よりエンドースメントコメントをいただいております。

株式会社L is B 代表取締役社長CEO 横井 太輔 氏
ビジネスチャット「direct」は建設業を中心に“現場”を持つ多くのお客様にご利用いただいており、チャットボットとの連携も積極的に進めております。このたびミライト・エックス様が開発したサービス「さくレポ」の「KY・ヒヤリハットソリューション」のリリースを歓迎いたします。

株式会社サンソウシステムズ 代表取締役社長 村上 仁紀 氏
当社は、株式会社ミライト・エックス様とのパートナーシップを歓迎いたします。
チャットボットソリューションを提供する弊社は、今回のパートナーシップ締結により、全国のより多くのお客様に、現場DX時代に求められる様々な変革に役立てていただけるものと期待しています。

会社概要

社名 :株式会社ミライト・エックス
所在地 :東京都江東区東陽3丁目23番21号 プレミア東陽町ビル4階
設立 :2003年4月1日
代表 :代表取締役社長 山口 孝雄
事業内容:太陽光・蓄電池システム設置・販売、情報通信機器の訪問設定サポート・ヘルプデスク

<お問い合わせ先>
株式会社ミライト・エックス コンタクトセンタ セールス&サポートグループ 宛
sales@sakurepo.com

※記載されている社名、製品名およびサービス名は各社の登録商標または商標です。
※記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更する場合があります。