KOLC+「点群タイムライナー」に対応|BIM/CIMモデルによる4Dシミュレーションに点群データを重ねて進捗共有可能に
株式会社コルク(東京都豊島区、代表取締役:堤正雄)は、BIM/CIM共有クラウド「KOLC+」にて、新機能「点群タイムライナー」を提供開始しました。これにより、BIM/CIMモデルによる4Dシミュレーションに点群データを時系列で重ねて、施工進捗をより直感的に確認・共有できるようになりました。また同時に、デジタルツイン空間に自由にメモできる「3Dメモ機能」や、計測ツールの大幅なアップデートを実施しました。
データ提供:国土交通省 四国地方整備局 波川高架橋工事
株式会社富士ピー・エス様 / 芝本産業株式会社様
新機能「点群タイムライナー」を提供開始
点群データを4Dタイムラインにクラウド上で簡単に追加できるようになりました。表示日時や表示形式は4D工程表のエディタで編集可能です。自動再生を実行すれば、BIM/CIMモデルによる4Dシミュレーションと時間軸を合わせて「進捗プレイバック」が可能です。
【動画】複数の点群データを時系列で表示
【動画】タイムラインのスライダー操作で細かく確認可能
3Dメモ機能を追加
デジタルツイン空間に自由にコメントを追加して共有できる「3Dメモ」機能を追加しました。通常の「マークアップ」機能とは違い、カメラが固定されないため、指摘箇所を様々な角度から確認できます。例えば、問題箇所や補修箇所などが多い場合でも、自動的に連番IDを付与するため、iPadでもタップするだけで簡単に指摘箇所を追加できます。記入したメモはビューとともに保存でき、共有URLで関係者にシェアできます。
3Dメモ機能で問題箇所を簡単に記入して共有
計測ツールを大幅アップデート
統合アプリの「計測ツール」が大幅に使いやすくなりました。特に、計測結果をビューに保存できるようになったため、関係者への共有がしやすくなりました。
【動画】計測ツールが鉛直・水平・頂点・点群スナップに対応
- 計測結果をビューに保存可能に(再編集にも対応)
- 距離計測で「鉛直・水平スナップ」に対応
- 3Dモデルで「頂点スナップ」に対応
- 点群データで「点スナップ」に対応
- 共有URLで関係者にシェア可能に
Navisworksモデルと点群データで桁下高さを計測した様子
その他の改善点
・LandXMLも統合可能に(Surfaceに対応)
・4D工程表の動作パフォーマンスを改善
・2D表示モードを追加(平面図のような操作性に切替可能)
・iPadでの操作性を改善
・QRコードログインに対応
動画マニュアルを順次リリース中
利用ユーザー数の急増に伴い、動画マニュアルの整備を開始いたしました。「いつでも、誰でも、短時間で」KOLC+の使い方をマスターして頂けるように、AI音声によるナレーション付きの動画を順次リリースしてまいります。
(図解で分かりやすいPDFマニュアルは既に整備済みです)
料金プラン
月額 5万円(税別)
※ 50GB/100ユーザー/2現場分の場合
※ 初期費用は不要
製品ページ: https://kolcx.com/feature/bim4d-dashboard/
KOLC+(コルクプラス)について
BIM/CIMモデルや点群データをクラウド上で簡単に統合・共有できるクラウドサービスです。国土交通省の直轄工事および業務での情報共有システムとしてもご利用頂けます。
製品サイト:https://kolcx.com
会社概要
株式会社コルク
代表者:堤 正雄
URL :https://kolg.co.jp