デジタルツインで3次元の仮想空間を快適操作|TerraExplorer日本語版販売開始
株式会社パスコ(本社:東京都目黒区、以下:パスコ)は、Skyline Software Systems, Inc.(スカイライン・ソフトウェア・システムズ、本社:米国ヴァージニア州ハーンドン、以下:スカイライン社)の代理店として、スカイライン社が開発した3次元ビジュアライゼーションソフトウェアの販売を行っています。
概要
このたびパスコは、利用者の利便性向上を目指し、ラインナップの一つである「TerraExplorer(テラエクスプローラー)」の日本語化を完了し、8月2日より販売を開始いたします。
リボンメニューのほか、ダイアログやプロジェクトプロパティなどの細部の設定、ツールのヘルプ情報が日本語化されたことにより、TerraExplorerがより使いやすくなりました。
日本語化された操作画面
3次元ビジュアライゼーションソフトウェア「TerraExplorer」について
TerraExplorerは、広域な地形から建築物の屋内まで、大容量の3 次元データを高速かつシームレスに表現可能なソフトウェアです。広域かつ大容量な航空写真や、点群(レーザー、マルチビームなど)、3次元地形モデル、CADデータなど、さまざまな分野の空間情報の重ね合わせ表示が可能で、快適な操作が行えます。また、計測・解析ツールを利用した空間解析も行えます。
TerraExplorerの特徴である大容量データの快適な操作は、関係者間での合意形成や迅速な意思決定に効果的です。さらに、デジタルツインによる仮想空間でのシミュレーションや解析が行えるため、建築業界のみならず多様な業種でご利用いただけます。
活用用途の例
◇建設コンサルタント: 計画時の景観確認、各種計画の住民説明、発注者との意思疎通
◇ゼネコン: 施工計画の検討・立案、施工計画の住民説明、施工後の出来形確認
◇不動産: 施工前後の景観確認、建築物の日照確認
◇行政・公共機関: 3次元管内図、3次元ハザードマップ、地下埋設物管理、各種計画の住民説明
◇調査・測量: 3次元計測成果の閲覧、成果品閲覧用ビューアとしての提供
◇海洋調査・開発: 浚渫施工前の海底地形確認、施工状況の把握、施工後の出来形確認
など
目的に応じた3つのTerraExplorer
◇TerraExplorer Plus(テラエクスプローラー・プラス:標準製品)
3次元データの閲覧・編集が可能なソフトウェアです。最適経路解析や標高差分解析などの高度な描画・解析機能を備えるほか、シェイプといったGISデータのポイント・ライン・ポリゴンや属性情報の編集が行えます。さらに、画像と点群データの一部については、高速表示を可能にする専用フォーマットへの変換機能を備えています。また、簡易なアニメーション(動画)作成が可能なほか、多数のモデルやエフェクト機能を備えているため、天候変化や日照状況、火災、洪水などのシミュレーションが行えます。
◇TerraExplorer Pro(テラエクスプローラー・プロ:上位製品)
TerraExplorer Plusの機能に加えて、3次元モデルを高速表示ができる専用フォーマットへ変換する機能と閲覧用データセット作成機能を備えています。また、クラウド(※)へのデータアップロード機能を備えています。
※クラウド利用にはSkyline Globe Serverが必要です
◇TerraExplorer Viewer(テラエクスプローラー・ビューア:無償)
TerraExplorer PlusやProで作成したデータを閲覧するための無償ビューアです。距離や面積の計測、断面表示や体積計算などの基本的な解析が行えます。本ソフトウェアは、3次元空間情報などの納品時に同梱するビューアとしてご利用いただけます。
【製品の詳細はホームページをご覧ください】 https://www.pasco.co.jp/products/skyline/
パスコはデジタルツインの整備・導入支援を推進しています。BIM/CIM、防災・減災、道路、河川、砂防、都市計画、森林、港湾、海洋開発など、さまざまな分野で3次元空間情報の活用を推進し、お客様の課題解決を支援してまいります。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社パスコ https://www.pasco.co.jp/
(報道機関)広報部 press@pasco.co.jp
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