住宅・建設業界向け3Dスキャンアプリ「Scanat」、図面作成等新機能リリース

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住宅・建設業界向け3Dスキャンアプリ「Scanat(スキャナット)」を運営するnat株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:劉 栄駿、以下 当社)は、図面作成機能を伴う新機能(バージョン1.0.3)をリリースしました。

Scanat(スキャナット)について

「Scanat」はiPhone/iPadのLiDARセンサーを活用した、現地調査から設計、施工管理まで行える日本発のiOSアプリです。対象物をスキャンするだけで、3Dモデルの作成・同種アプリ内最高の精度での計測(mm単位*)が可能であり、現地調査や図面作成を行う住宅・建設業界を中心に業務支援ツールとして利用されています。
(*)東京都産業技術センターにて、座標測定器及びレーザー干渉計で設定された5000.6mmに対する精度検証を行った結果、19.6mmの誤差(1%以下)と実証されています。

図面作成機能について

今回リリースした新機能(バージョン1.0.3)では、Scanatで作成した3Dモデルの平面図化を行う「図面作成機能」を追加しました。これにより、現地調査から図面作成に掛かっていた人員・時間・費用の削減が可能になり、提案に費やす時間の確保や顧客満足度の向上に繋がります。

Scanat導入前後での費用比較検証では、図面作成1件/1ヶ月の場合で23%、6件/1ヶ月の場合で34%の削減*が見込まれます。図面作成機能はアプリ内の「CAD」ボタンを押すと図面の作成依頼画面へ遷移し、通常のサブスクリプション費用とは別でオプションでのご利用となります。
(*)当社調べ。現場監督、助手、現地調査スタッフ、CADオペレーターの人件費はそれぞれ3万円、2万円、2万円、4千円として試算。スキャンする対象物により値は変動いたします。

その他の新機能について

お客様からいただいたフィードバックを元に、下記の新機能もリリースいたしました。

  • メジャー計測補助機能:XYZ補助線の追加、及び対象物をタップする時に拡大可能
  • 面積計測機能:任意の3点以上をタップした後、内側の領域が計算可能
  • ウォークスルー機能:撮影した3Dモデルをアプリ内で歩き回るようにしながら、各部屋の内部や住宅の外側を見て回ることが可能
  • アプリ内契約機能:App Store内でサブスクリプションサービスの契約が可能

今後も業界課題の解決に向け、更なる追加機能の開発を予定しております。

nat株式会社について

当社は「人々の便利で豊かな暮らしを実現する。」をビジョンに、日本の住宅関連産業を最先端の技術でサポートするアプリ「Scanat(スキャナット)」を開発・運営しています。

会社名:nat株式会社
所在地:〒105-6490 東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15F
代表者:劉 栄駿(Bruce Liu)
設立:2019年5月20日
URL:https://www.natincs.com
事業内容:Scanatの企画、開発、販売、運営