メタバース個室型VR空間「メタキューブ」発表|ゴーグル不要で体感
株式会社ブイキューブ(本社:東京都港区、代表取締役会長 グループCEO:間下直晃、以下 ブイキューブ)は、フィジタルリアリティなメタバース体験を実現する個室型VR空間「メタキューブ」のコンセプトモデルを発表いたします。メタキューブは、防音個室ブース「テレキューブ」室内の壁面に映像コンテンツを投影することで、ゴーグル型VRデバイスなどを装着せず、臨場感あふれるVR・メタバース空間を体感できるシステムです。
また、メタキューブ実用化に向けた概念実証(PoC)として、今回のコンセプトモデルを活用したサービス開発を、共同で行うコンテンツパートナー企業を募集いたします。今後、各領域の概念実証パートナーとコンテンツ開発を進め、ビジネスシーンや消費者に対して新たな価値提供を行える“フィジタル※リアリティ”体験を創造していく予定です。
※フィジカル(物理)+デジタルを組み合わせた造語
メタキューブ」開発の背景
世界的にメタバースへの関心が高まる中、当社でもメタバースへの参入を2022年1月に発表いたしました。その際第一弾のサービスとして、「メタバースイベントサービス」の提供を、メタバース参入発表と同時に開始しています。今回はそれに続く新たなサービスとして、防音個室ブース「テレキューブ」を活用したメタバース上でのコミュニケーションサービスコンセプトを発表いたします。
現在、各社がメタバース体験のための様々なプラットフォームやコンテンツの企画・開発を進めています。プラットフォームとしては、リッチで没入感のある体験が期待できるARやVRゴーグルや3Dカメラなどが挙げられますが、当社はエンターテイメントだけでなくビジネスにおいても幅広い業種・用途でのメタバース活用可能性を探るため、すでに各領域でご利用いただいている「テレキューブ」をプラットフォームとしてフィジタルリアリティなメタバースを体験する、新たなサービス「メタキューブ」の開発に着手いたしました。
参考:https://jp.vcube.com/news/release/20220112-1530.html
防音個室空間「テレキューブ」を使ったメタバース空間体験のメリットについて
すでにARやVRの体験機器として浸透しているゴーグル型デバイスをプラットフォームとすると、人数分の専用デバイスの確保、また利用者一人ひとりのデバイス装着が必須です。これに対しメタキューブは「テレキューブ」の個室に入室するだけで体験が可能で、専用機器の準備が不要、顔に触れる機器の使い回しがありません。体験の違いとしてはゴーグルによるVR酔いが少なく、誰でも簡単に利用できるのが特長です。これによりメタバース体験へのハードルを下げることが期待できます。
さらに複数人対応の個室ブースを利用することで、複数人で同時に同じコンテンツ体験をすることが可能になります。
体験できるコンテンツについて
メタキューブのコンセプトモデルにおいては、360度カメラで撮影した静止画や動画、BIMモデルなどのCG画像だけでなく、遠隔地の映像をリアルタイムで表示することも可能です。Web会議による遠隔地との会議はもちろん、ライブ配信映像を、遠隔地の参加者と同一空間にいるかのように体験の共有ができます。
こうした特長を活かし、お客様は、利用者同士メタキューブ内で相互にコミュニケーションを取りながら、不動産や観光などの遠隔案内サービス、体験型エンタメコンテンツやアミューズメント向けアトラクションコンテンツ、エアロバイクなどを設置したVRジムといった幅広いジャンルのコンテンツをお楽しみいただけると想定しています。
今後のサービス開発について
今回、メタキューブ実用化に向けた概念実証(PoC)として、サービス開始に向けた課題の抽出や有効性について検証するために、サービス開発を共同で行うコンテンツパートナー企業を募集いたします。概念実証では各領域の企業と開発を進め、ビジネスシーンや消費者に対して新たな価値提供を行える“フィジタル(※)”体験を創造していく予定です。
※フィジカル(物理)+デジタルを組み合わせた造語
システムのデモや協業に関して以下のページからお問い合わせください。
URL:https://jp.vcube.com/form-inquiry-md08-metacube.html
ブイキューブでは今後もメタバース領域におけるさまざまな可能性を模索すると共に、コミュニケーションの時間と距離を縮めることで、「Evenな社会の実現」に向けた事業に取り組んでまいります。
ブイキューブとは
ブイキューブは「Evenな社会の実現」というミッションを掲げ、「いつでも」「どこでも」コミュニケーションが取れる環境を整備することで、時間や距離の制約によって起こる様々な機会の不平等の解消に取り組んでいます。ビジュアルコミュニケーションによって、人と人が会うコミュニケーションの時間と距離を縮め、少子高齢化社会、長時間労働、教育や医療格差などの社会課題を解決し、すべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指します。
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