大和ハウス工業、CDPから3年連続でダブルA評価獲得、国際的な環境活動を推進

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大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一)が、環境情報開示分野で世界的に権威のある国際非営利団体CDPから、環境への取り組みについて最高評価を受けました。「CDP気候変動」と「CDP水セキュリティ」の両部門において「Aリスト企業」に選定され、このダブル選定は3年連続の快挙となります。また、「CDP気候変動」部門では7年連続でAリスト入りを果たしています。

CDPとは

CDPは2000年に英国で設立された国際的な非営利団体です。運用資産総額142兆米ドル(約21,300兆円)以上という膨大な資金を持つ700以上の機関投資家と協力し、企業に対して環境情報の開示や適切な管理を促す活動を行っています。2024年には世界で24,800社以上、日本国内ではプライム市場上場企業の7割以上を含む2,100社以上がCDPを通じて環境に関する情報を開示しました。

評価システム

CDPでは企業や政府による環境への取り組みを厳格に評価しています。評価は以下の3つの部門で行われます。

・「CDP気候変動」:温室効果ガスの排出削減に関する取り組み

・「CDP水セキュリティ」:水資源の保護に関する取り組み

・「CDPフォレスト」:森林資源の保全に関する取り組み

各部門の評価は8段階(A、A-、B、B-、C、C-、D、D-)で行われ、特に優れた実績を持つ企業のみが最高評価である「Aリスト」に選定されます。大和ハウス工業は「CDPフォレスト」部門においても「A-」という高評価を獲得しました。

3年連続のダブル選定の意義

このように環境分野で国際的な最高評価を複数部門にわたって継続的に獲得することは、大和ハウス工業の環境への取り組みが一時的なものではなく、長期にわたる継続的な活動として評価されていることを示しています。特に、気候変動対策と水資源保護という現代社会の重要課題において、同社の取り組みが世界的な基準で見ても最高レベルにあることが認められました。

今後の展望

大和ハウス工業は、今後も幅広い環境活動を通じてお客さまと共に新たな価値を創造し、すべての人が心豊かに生きられる暮らしと社会の実現を目指すとしています。住宅業界大手の環境への積極的な取り組みは、日本企業全体の環境意識の向上と国際的な評価の獲得にも貢献。今後も同社の環境活動の進展が注目されます。

出典情報

大和ハウス工業株式会社リリース,「CDP気候変動」と「CDP水セキュリティ」の両部門において最高評価「Aリスト企業」に3年連続でダブル選定,https://www.daiwahouse.co.jp/about/release/house/20250207091605.html