野原グループ、「スマートシティを支えるBIMの基礎と価値」が6月21日に電子書籍化

電子書籍『スマートシティを支えるBIMデータの基礎と価値』の表紙

BuildAppで建設DXに取り組む野原グループ株式会社(所在:東京都新宿区、代表取締役社長:野原弘輔)は、株式会社インプレス(本社:東京都千代田区神田、代表取締役社長:高橋 隆志)のビジネスメディア 『DIGITAL X(デジタルクロス)』にて2023年1月に連載を終えた、スマートシティ とBIM  (ビム/Building Information Modeling)に関する連載内容を再編集し、2024年6月21日に、株式会社インプレスより電子書籍『スマートシティを支えるBIMデータの基礎と価値』を発売したことをお知らせします  。

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スマートシティとBIMを巡っては、2024年3月29日に内閣府よりスマートシティ施策のロードマップが公開されました 。発表資料には「今後のスマートシティ施策」として「スマートシティに資するデジタル人材が十分に育成・確保され、データ利活用のための諸条件の整備が必要となる」、2028~2030年の予定政策として「不動産IDを介したBIM・PLATEAUと官民データ連携」への言及があり、改めてデジタルインフラとしてのBIMへの注目が高まっています。

電子書籍『スマートシティを支えるBIMデータの基礎と価値』では、スマートシティ、街づくりやこれからの都市とデジタル化について、デジタルインフラとなりえるBIMの基礎知識から、BIMの普及によって建設、住空間、街/都市、人々の生活に起こりえる変化と未来像を紹介しています。

電子書籍化に伴い、プリント・オン・デマンド(1冊からでも印刷・製本可能)に対応しておりますので、スマートシティとBIMについて体系的に一気にインプットされたい方、企業内研修の教材等にご活用いただきやすくなっています。

書籍タイトルスマートシティを支えるBIMデータの基礎と価値
概要スマートシティでは、都市や住民が生成するデータをデジタル技術によって収集・分析することで、私たちが望む暮らしと環境負荷の軽減を両立できる都市作りを目指します。種々のデータがあるなかで、都市や、その主要な構成要素である建造物などを示すデータとして重要なのがBIMデータです。本連載では、都市のデジタル化を支えるBIMデータの基礎を解説するとともに、BIMデータがスマートシティに与えられる価値を考えていきます。
【第1章】都市のデジタル化と3DモデルBIMの必要性
【第2章】ライブラリーによるBIMの流通・共有が可能性を高める
【第3章】BIMで変わる建設プロセス(企画・設計プロセス編)
【第4章】BIMで変わる建設プロセス(資材調達と施工管理編)
【第5章】BIMで変わる建設プロセス(維持管理編)
【第6章】BIMで変わる建設プロセス(業界構造編)
【第7章】スマートシティに向けたBIMによる空間データの活用
【第8章】「建設×デジタル」で持続可能な社会に貢献する
お読みいただきたい方・自治体でスマートシティなどの街づくりに取り組まれる方・スマートシティに自社製品/サービスを組み込んでいきたい会社/組織の方・そのスマートシティに住む方
著者野原グループ株式会社(BuildApp事業統括本部  リノベーションカンパニー カンパニー長 東政宏)
主な流通先●電子書籍Amazon Kindleストア、楽天koboイーブックストア、紀伊國屋書店 Kinoppy、Apple Books、Google Play Store、honto電子書籍ストア、Sony Reader Store、BookLive!、BOOK☆WALKERなど主要ストア●プリント・オン・デマンド(POD):1冊からでも印刷・製本可能Amazon.com
その他本電子書籍は、株式会社インプレスのビジネスメディア「DIGITAL X(デジタルクロス)」にて、2022年6月から2023年1月に掲載した連載内容を再編集したものです。<DIGITAL X(デジタルクロス)とは>企業が新たな仕組みを作り出す際に直面する課題をデジタル技術を使って解決するための情報を発信するメディアです。テクノロジーの動向を紹介するだけでなく、企業や社会のデジタル化を牽引するCDOや事業部門の改革リーダー、サービスの利用者と共に、未来の”あるべき姿”を考えていきます。
【WEB】https://dcross.impress.co.jp
関連サイト【電子書籍の購入ページ】 https://nextpublishing.jp/isbn/9784295603092
【連載ページ】 https://dcross.impress.co.jp/industry/column/column20220525/ 

BIM設計-製造-施工支援プラットフォームBuildApp(ビルドアップ)とは

BIM設計-製造-施工支援プラットフォームBuildApp(ビルドアップ)は、設計事務所やゼネコンが作成したBIM設計データをより詳細なデータにし、各建設工程で必要なデータとして利活用し建設工程全体の生産性向上を実現するクラウドサービスです。

設計積算から製造・流通・施工管理・維持管理までをBIMでつなぐ複数のサービスにより、各プレイヤーに合わせたサービスを提供しています。

設計・施工の手間・手戻りをなくし、製造・流通を最適化して、コスト削減と廃棄物・CO2削減に貢献します。

<私たちがBuildAppで実現したいこと>

・BIM起点のデータで建設関係者を繋いで連携を生む

・工程の可視化や業務の自動化により業界内の無駄を解消する

DX による生産性向上や廃材・CO2排出量の削減を目指す建設企業とともに、サプライチェーン を変革し、「建設DXで、社会を変えていく」

<お問い合わせ先>

BuildApp WEB https://build-app.jp/
フォーム入力https://build-app.jp/contact/
電話 03-4535-1158

野原グループ株式会社について

野原グループ株式会社を中心とする野原グループ各社は、「CHANGE THE GAME.クリエイティブに、面白く、建設業界をアップデートしていこう」のミッションのもと、変わる建設業界のフロントランナーとしてステークホルダーの皆さまとともに、サプライチェーンの変革と統合を推し進めます。

お客様、報道関係者からのお問合せ先

野原グループ株式会社

マーケティング部 ブランドコミュニケーション課 (担当:森田・齋藤)

E-Mail:nhrpreso@nohara-inc.co.jp 

参考

  • スマートシティとは、ICT 等の新技術を活用しつつ、マネジメント(計画、整備、管理・運営等)の高度化により、都市や地域の抱える諸課題の解決を行い、また新たな価値を創出し続ける、持続可能な都市や地域であり、Society 5.0の先行的な実現の場と定義されています。https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/smartcity/index.html 
  • BIM(ビム/Building Information Modelingの略称)とは、建築物のデジタルモデルに、部材やコストなど多様な属性データを追加した建築物のデータベースを持たせ、設計・施工・維持管理の各プロセスを横断して活用するためのソリューションです。野原グループでは、2017年よりBIM事業に注力しています。
  •   内閣府発表の「スマートシティ施策のロードマップ」の詳細は、内閣府HPをご覧ください。https://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/smartcity_roadmap.html 
  • DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、経済産業省の定義によれば「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」を指し、単なるデジタル活用とは区別されています。
  • サプライチェーンとは、商品や製品が消費者の手元に届くまでの、調達、製造、在庫管理、配送、販売、消費といった一連の流れのこと。