[速報]2023建設DX展速報レポート｜株式会社トプコン

掲載日：2023年12月13日

2023年12月13～15日に[東京]建設DX展（主催：RX Japan株式会社）が東京ビッグサイトで開催されています。BuildApp News編集部では注目のブースの独自取材を行いました。是非最新のDX情報のキャッチアップにお役立てください。

株式会社トプコンでは、光学技術をベースとしたソリューションを提供しています。本記事では株式会社トプコンのサービス概要やDX戦略の目標などについて、質問形式でご紹介していきます。

Q1.建設業DXにおける自社の役割と専門性とは？

1932年の創業以来、光学技術をベースとしたソリューションを提供しており、建設業においては三次元のデジタル測量機とソフトウェアを開発し現場のスマート化を実現しています。

就業者の減少や高齢化が顕著になっており、来年の時間外上限規制の厳格化で更に一人当たりの仕事量の減少と人手不足に拍車がかかると想定されます。その為、一人当たりの生産性向上が今後も強く求められると考えております。

今回、「測り方改革で働き方改革！」とキャッチフレーズを掲げており、熟練の方でなくても誰でも一人で簡単に計測ができる測量機楽位置と連携アプリの楽墨、これら運用に必要な座標データを簡単に抽出できる楽座の「楽シリーズ」を出展しております。

また、新たに鉄骨建方誘導ソリューションの楽直も出展しており、一人で建て入れ直し作業をの実施と施工結果をデジタルに管理する事を可能としており、これらにより人工の削減、工期短縮、生産性向上を実現できると考えております。

他にも、参考出品として墨だし用ロボットの展示も行っています。

建築施工におけるDX推進や生産性向上を検討されている建設会社の建築部・ハウスメーカー・専門業者様を想定しております。特に、人手不足・熟練者不足問題に直面している会社に対して、知って頂きたいソリューションとなります。

土木の現場は国の施策であるi-constructionの取り組みもありデジタル化が積極的に進んでいますが、建築分野においてはまだまだデジタル化が進んでいない状況です。

我々建築向けの部署もまだ立ち上がりから２年程しか経っておらず、建築市場においては認知が低いと感じておりますが、過去２回東京の出展後は多くの反響を頂いております。

今回も一人でも多くの方に、誰でも簡単に一人で計測ができる当社のソリューションを、認知し理解し体験して頂けるブースをもうけておりますので、是非ブースにお立ち寄りください。