スパイダープラス、ベトナムに子会社設立のお知らせ
建設DXサービス「SPIDERPLUS」を開発提供するスパイダープラス株式会社は、東南アジアでの建設DX市場の早期拡大を目的に、ベトナムのハノイ市に子会社を設立することを、本日開催の取締役会において決議いたしました。
新設する子会社の概要※
(1)名称 | SpiderPlus Vietnam, Co., Ltd.(仮称) |
(2)所在地 | ベトナム社会主義共和国 ハノイ市(予定) |
(3)代表者の役職・氏名 | 未定(当社役員または社員が法定代表者を兼任予定) |
(4)事業内容 | 建設DXサービス「SPIDERPLUS」の販売、導入及び運用支援 |
(5)資本金 | 100億ベトナムドン(約61百万円相当)(予定) |
(6)設立年月日(予定) | 2024年3月 (※事業開始は2024年4月を予定) |
(7)出資比率 | 当社100% |
※:2023年11月24日現在の予定事項です。予定事項について重要な変更や開示すべき事項が生じた場合、速やかにお知らせいたします。
背景
当社は、2021年に海外営業を専任で担当する部門を設立、翌2022年には、東南アジアでのSPIDERPLUSの導入が約10カ国にまで拡大しました。
2023年よりベトナムを注力国として位置づけ、5月からはベトナム語でのユーザーサポートとオンボーディング(※導入した顧客に対し、使いこなすことができるよう研修や個社サポートを施す取り組みのこと)も開始いたしました。こうした施策のもと、大手日系建設会社での導入が着実に進んでいると見なしております。
このことから、事業進捗やシェア拡大のポテンシャル、競合・類似サービスの参入状況を総合的に勘案し、ベトナムに販売子会社を設立することが、東南アジアでの早期のシェア拡大につながると判断いたしました。
なお、日本では、2024年4月より建設業に対して働き方改革関連法の適用が始まります。デジタル導入による働き方の根本的な変化等を契機とし、建設DXが急拡大すると当社では見込んでおります。
日系企業を中心とした建設DXの広がりに留まらず、東南アジア市場での建設DXの拡大を両輪とし、日本のみならずベトナムにおいても建設DXのリーディング・カンパニーとなることを目指します。また、ベトナムで獲得したノウハウを東南アジア各国にも応用していくことで、当社の展開市場をさらに拡大してまいります。
ベトナム導入事例
YURTEC VIETNAM CO.,LTD (ユアテック・ベトナム社)
『ベトナムにいる技術者全員にSPIDERPLUSを使わせたい〜経済発展著しいベトナム市場で問われる品質、コスト、建設業の将来』
https://spider-plus.com/case/8857/
Obayashi VIETNAM Corporation(大林ベトナム社)
『発展の只中で長く将来を見据えて』
https://spider-plus.com/case/9308/