IT化進むも6割以上が将来に不安|現場監督のやりがいや苦労を調査
株式会社AS IT IS(代表取締役:弓削 誠)は、現場監督として働く方 ※施工管理技士資格保有者(1級または2級)を対象に、「現場監督の仕事の実状と将来」に関する調査を実施しました。「今後、AIの発達によって人間の仕事が奪われる」というような話題を耳にしたことはありますか?
現在世の中は様々な分野でIT化が進み、あらゆる部分がDXによって利便化されることが増えましたね。
しかし、そんな便利なものが私たちの職を脅かすとなると話は別です。
日々急速に進化していく技術が我々の生き方を左右するのは、時間の問題なのかもしれません。
特にその影響を受けると危惧されているのが、社会のインフラ維持を担うエッセンシャルワーカーです。
中でも、工事現場での作業や管理業務などはAIにより簡略化される一方、仕事そのものの存在が危うくなるのではないかと言われることもあります。
実際に建設現場で働く方は、そういった影響を感じているのでしょうか?
そこで今回、「あるがままに自由で豊かな暮らしを提供したい」つくば・渋谷・水戸の工務店『株式会社AS IT IS』(https://asitis.ibaraki.jp/)は、現場監督として働く方※施工管理技士資格保有者(1級または2級)を対象に、「現場監督の仕事の実状と将来」に関する調査を実施しました。
目次
なぜ現場監督になったの?目指したきっかけと仕事の魅力
はじめに、現場監督を目指したきっかけについて伺っていきたいと思います。
現場監督を目指したきっかけ
・この仕事でいろんな人を動かしてみたかった(40代/女性/大阪府)
・上司の勧め(40代/男性/埼玉県)
・給料面で優遇されるから(50代/男性/神奈川県)
・手掛けた建物が地図に載るから(50代/男性/埼玉県)
自ら興味を持って現場監督になった方や、上司から勧められた方などきっかけはさまざまなようです。
では、現場監督という仕事の魅力ややりがいとは一体何なのでしょうか?
そこで、「現場監督という仕事の魅力、やりがいは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『資格、スキル、経験が身につく(48.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『1つのものを造り上げる達成感(42.2%)』『大規模な現場で働ける(37.9%)』と続きました。
資格やスキルを身につけることができ、造り上げる達成感が魅力と感じている方が多いようです。
現場監督って大変?建設現場の苦労人エピソード
現場監督を目指したきっかけや、魅力についてわかりました。
では、現場監督という仕事をしていて大変なこととは何なのでしょうか?
そこで、「現場監督という仕事における大変なこと、苦労することは何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『土日祝や時間外の作業が多い(40.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『人間関係、チームワーク(40.4%)』『労働時間が長い(38.5%)』と続きました。
現場監督をしていて苦労したこと
・職人を束ねる難しさ(40代/男性/東京都)
・全体を効率良く動かすように頭を使うこと(40代/男性/大阪府)
・図面と現場の施工に食い違いがあり、納期が限られる中やり直しを行ったこと(50代/男性/神奈川県)
・現場を複数担当すると昼夜関係なく顧客との打ち合わせや作業が続く(50代/男性/東京都)
建設の場合は、作業を完了させるまでの期限が決まっているため、作業が遅れた場合などは休みの日でも作業をしなければならないようです。
また、作業員みんなで一つのものを造り上げるため、人間関係には苦労することが多々あるのかもしれません。
7割が実感していた!DXによる建設現場での変化
先程の調査で、時間外の作業や人間関係に苦労している方が多いことがわかりました。
近年IT化が進んでいますが、以前と比べて働き方や仕事内容に変化を感じるのでしょうか?
そこで、「現場監督を始めたころと比べて、仕事内容や働き方が変化したと感じることはありますか?」と質問したところ、7割以上の方が『よくある(28.5%)』『たまにある(50.1%)』と回答しました。
非常に多くの方が仕事内容や働き方の変化を感じているようですが、具体的にどのような変化があったのでしょうか?
続いて、「仕事内容や働き方においてどんな変化がありましたか?(複数回答可)」と質問したところ、『事務作業がIT化され楽になった(33.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『現場において確認すべき業務が増えた(25.9%)』『労働時間が減った(25.0%)』と続きました。
IT化された部分は作業が軽減されたものの、以前にはなかった確認作業が増えている様子が窺えます。
将来的に「現場監督」はどうなる?未来における役割はあるのか
IT化によって、以前と比べて仕事内容や働き方に変化を感じる方が多いことがわかりましたが、今後、現場監督の仕事内容も変わっていくと思うのでしょうか?
そこで、「今後、現場監督の仕事の内容は変わっていくと思いますか?」と質問したところ、7割以上の方が『とてもそう思う(28.5%)』『ややそう思う(49.5%)』と回答しました。
現場監督の仕事内容も変わっていくと思う方は非常に多いようです。
私たちの生活においても、コンビニやスーパーなどで店員さんが行っていた作業を機械で行うなど変化していますが、以前では考えられないことでしたよね。
では、将来現場監督という仕事は存在していると思うのでしょうか?
「20年後、現場監督という仕事は存在していると思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(27.5%)』『ややそう思う(51.5%)』『あまりそう思わない(18.1%)』『全くそう思わない(2.9%)』という結果になりました。
20年後も、現場監督という仕事は存在していると思う方は7割以上と多いですが、存在しないと思っている方も2割と少なからずいるようです。
『あまりそう思わない』『全くそう思わない』と回答した方に、そう思う理由を具体的に聞いてみました。
■将来は現場監督という仕事がなくなるかも…その理由とは?
・機械化されてしまうから(40代/男性/東京都)
・AIが進んでいるから(50代/男性/兵庫県)
・すべての面でIT化が進む(50代/男性/宮城県)
・IT化や建設ロボットの登場で必要とされなくなると思う(50代/男性/福島県)
近年では、IT化が進みさまざまな作業が自動化されるようになってきていますが、建設作業も同じようになるのではないかと感じているようです。
AIに仕事を奪われる…?6割が感じている不安
20年後は、現場監督という仕事が存在しているとは思わないという方が2割いることがわかりました。
では、現場監督という仕事の将来に不安を感じているのでしょうか?
そこで、「現場監督という仕事の将来性に不安を感じますか?」と質問したところ、6割以上の方が『とても不安を感じる(17.7%)』『やや不安を感じる(48.5%)』と回答しました。
テクノロジーの進歩に伴い、将来は建設現場でも機械やロボットが作業をしたり、AIが指示を出したりと、現場監督がいなくても成立してしまうのではないかと不安を感じている方もいるようです。
【まとめ】やりがいや魅力が大きい現場での仕事!でも将来的な不安も感じている人が多数
今回の調査で、自ら興味を持って現場監督になった方や、上司から勧められた方などきっかけはさまざまであることがわかりました。
作業の状況によって、休みの日や時間外の作業、人間関係での苦労はありますが、スキルが身につくことや造り上げる達成感などのやりがいを感じているようです。
しかし、IT化が進んだことで以前と比べて作業内容に変化があることから、現場監督という仕事の将来に不安を感じる方が6割以上に上りました。
AIなどのテクノロジーは進歩していますが、経験を積み、設計ができる能力を身につければ将来の不安を少しでも解消できるかもしれませんね。
あるがままに自由で豊かな暮らし。売り手側のロジックでは無いあなたに合った家づくりを
今回、「現場監督の仕事の実状と将来」に関する調査を行った株式会社AS IT IS(https://asitis.ibaraki.jp/)は、お客さまの人生に寄り添う家づくりをモットーとしております。
★人生に寄り添う家づくり
家づくりは人生の一大イベントです。
自由を制限されたパッケージ式の家づくりで、理想の住まいが手に入れられるでしょうか。
AS IT ISでは、お客さまの人生に寄り添う家づくりをモットーとしています。
★責任を持って対応します
お客さまとのコミュニケーションをスムーズに図るため、契約前のご相談・設計・現場監督まで担当が変わらないワンストップ制を導入。
万が一のトラブル時にも、担当者が責任を持って対応いたします。
★私たちの喜び
建築を愛する者として、お客さまが思い描く「一点もの」の家づくりに携われることが何よりの喜びです。
【AS IT ISの家|3つの特徴】
1. 傾聴力
私たちは、“標準仕様”を持ちません。
お客さまのご要望や完成は十人十色。
さらに、最初から具体的なお住まいのイメージをお持ちのお客さまはまずいらっしゃいません。
本当の家づくりとは、対話をして理想の住まいの形を具体化させていくもの。
出来合いのものを見せて「これがいい」と選ばせるものではありません。
ましてや、予算から逆算して建てられる家を決めるものでもありません。
そこで、私たちはじっくりとお客さまとお話をさせていただき、お客さまの心の内に秘めた感性を探っていきます。
表面的な言葉ではなく、表情や言外のニュアンスを拾って、本人も気づいていない本当の理想の住まいを提案させていただきます。
2. 技術力
家づくりは、職人さんの協力あってのものです。
AS IT ISでは、値段で職人さんを選びません。
腕のいい職人さんと長く深く付き合うことを大切にしています。
そのため、職人さんたちは私たちの家づくりをよく理解してくれています。
難しい注文でも難なくこなし、常に最高の技術を提供してくださいます。
私たちにとって、職人さんたちは、『外注』ではなく、一緒に家づくりをしていくパートナーなのです。
「技術力が高い」とお客さまから評価いただくことが多いのは、このような職人さんたちとのパートナーシップがあるからです。
3. 寄り添い力
私たちの家づくりは非効率です。
なぜなら、ハウスメーカーや大手工務店のように分業をしていないからです。
まずは無料相談にお越しくださいませ。
■つくば店:〒305-0022 茨城県つくば市吉瀬1595 2F
■TEL:029-869-7033
■渋谷店:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-23-4 2F
■TEL:03-6861-2284
■水戸店:〒310-0021 茨城県水戸市南町1丁目2-32 3F
■TEL:029-869-7033
■株式会社AS IT IS:https://asitis.ibaraki.jp/
■お問い合わせ:https://asitis.ibaraki.jp/contact/
調査概要:「現場監督の仕事の実状と将来」に関する調査
【調査期間】2022年1月21日(金)〜2022年1月22日(土)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,012人
【調査対象】現場監督として働く方 ※施工管理技士資格保有者(1級または2級)
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
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