アラヤ、大林組とコンクリート打設計画システムの共同研究開発を開始

人工知能(AI)の技術開発・ソリューション提供を手掛ける株式会社アラヤは、株式会社大林組と建設業界におけるコンクリート打設計画システムを共同で研究および開発する共同研究開発契約を締結しました。

人工知能(AI)の技術開発・ソリューション提供を手掛ける株式会社アラヤ(所在地:東京都千代田区、代表取締役:金井 良太、以下「アラヤ」)は、株式会社大林組(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:蓮輪 賢治、以下「大林組」)と、建設業界におけるコンクリート打設計画システム(以下、本システム)を共同で研究および開発する共同研究開発契約を締結しました。

背景

働き方改革関連法により建設事業の労働時間と労働力が制限される中で、コンクリートの打設計画検討は、施工条件や考慮すべき指標が多岐に渡り時間がかかることや、経験を積んだ技術者でなければ対応が難しい等の課題が生じています。また、打設計画の検討は施工品質における重要な業務になっています。

本研究開発について

アラヤの持つAI・アルゴリズム技術と、大林組のコンクリート打設に関する現場知見を活かし、本システムの研究開発を進めていきます。

本システムの実現により、コンクリートの打設計画検討における労力低減と生産性向上が可能になり、施工品質の向上も期待できます。

今後は、来年度の実用化・製品リリースを目指し、取り組んでいきます。

大林組について

1892年の創業以来、大林グループは「誠実なものづくりの姿勢」や「技術力」という先人達から受け継いできたDNAを根幹に、時代を象徴する数々のプロジェクトに携わってきました。

「持続可能な社会の実現」を目指し、インフラ整備、都市の再開発、災害からの復興事業、海外での開発支援、再生可能エネルギー事業など、変革する社会とともに既存の事業の枠にとらわれない新たな価値の創造に向けて挑戦を続けています。

アラヤについて

アラヤは、人工知能(AI)やアルゴリズムをコア技術として、様々な業界で事業を展開しています。

建設業界に対しては、BIM/CIMを活用した計画シミュレーション、自己位置把握(SLAM)等の点群データ活用、自律AIを活用した重機自動運転等の開発支援・ソリューションを提供しています。

本案件をはじめとして、アラヤではAIや脳研究のナレッジを活用したソリューション開発を承っています。お気軽にご相談ください。

【会社概要】

会社名:株式会社アラヤ

代表者:代表取締役 金井 良太

設 立:2013年12月

所在地:東京都千代田区神田佐久間町1-11 産報佐久間ビル6F

URL:https://www.araya.org/

事 業:ディープラーニング、エッジAI、自律AI、ニューロテック、研究受託

 問い合わせURL: https://www.araya.org/contact