クラウドで高度な自動化へ|戸田建設、基幹システムのクラウド移行にOracle Cloud採用

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日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は本日、戸田建設株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大谷 清介)が、ミッション・クリティカルなVMware 環境下の基幹システムのクラウド移行に「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」の「Oracle Cloud VMware Solution」を採用したことを発表します。

戸田建設はこの導入により、社内システムの内製化に向けたレガシー・モダナイゼーションを推進し、クラウド・サービス活用によるコスト最適化、開発スピードの向上、より高度な自動化・API化などに取り組んでいきます。また、今回のVMware環境のクラウド移行に際し、「Oracle Cloud Lift Services」を活用し、自社主導でオンプレミス同様に制御可能なVMware環境を「OCI」上に構築し、移行、運用を行っていきます。

戸田建設、内製化に向けた基幹システムのクラウド移行にOracle Cloud VMware Solutionを採用

自社主導でOracle Cloud Infrastructure上にオンプレミス同様に制御可能なVMware環境を構築し、基幹システムを移行。コスト最適化、自動化、アジリティ向上に向けITシステムのモダナイゼーションを推進

2022年1月27日

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は本日、戸田建設株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大谷 清介)が、ミッション・クリティカルなVMware 環境下の基幹システムのクラウド移行に「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」の「Oracle Cloud VMware Solution」を採用したことを発表します。戸田建設はこの導入により、社内システムの内製化に向けたレガシー・モダナイゼーションを推進し、クラウド・サービス活用によるコスト最適化、開発スピードの向上、より高度な自動化・API化などに取り組んでいきます。また、今回のVMware環境のクラウド移行に際し、「Oracle Cloud Lift Services」を活用し、自社主導でオンプレミス同様に制御可能なVMware環境を「OCI」上に構築し、移行、運用を行っていきます。

クラウド化でDX推進へ

創業140周年を迎える戸田建設は、国内およびアジア、北南米、アフリカなどの海外拠点において、建築工事、土木工事、地域開発、都市開発等に関する調査、企画、設計、監理、施工、その総合的エンジニアリングおよびコンサルティング業務を通じて、お客様の多様な課題を解決しています。より迅速な課題解決が求められる中、同社では、生産性向上や新規サービスおよび新規ビジネスモデルの創出に向けデジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進しており、2019年度から2022年度にかけて基幹システムの再構築に取り組んでいます。基幹システムを含む同社の社内システムは全て単一のデータセンターに設置されたVMwareの仮想環境で稼働しており、「Oracle Database」も多く運用されています。戸田建設は、DXに向けた内製化およびレガシー・モダナイゼーションの実現に向け、これらのVMWare環境下の基幹システムのクラウド化を検討していました。複数のパブリック・クラウドを比較検討した結果、「OCI」の「Oracle Cloud VMware Solution」を採用しました。

「Oracle Cloud VMware Solution」とは

「Oracle Cloud VMware Solution」は、企業が稼働中のVMware vSphereワークロードを「OCI」に簡単に移行できる、クラウド・ネイティブなVMware ソリューションです。データセンター内のオンプレミス環境と同等の体験をクラウドで提供し、「OCI」とのシームレスな統合を実現します。お客様は、オンプレミスのvSphere上で稼働している既存のオラクルのアプリケーションやデータベースを「Oracle Cloud VMware Solution」に移行して、クラウドの拡張性および経済的なメリットを享受できます。この新しいソリューションを利用することで、お客様はこれまでと同様に業界標準のVMwareのツールを使用して環境のアップグレード、パッチやチューニングを行いながら、「OCI」上で主要なVMware Cloud Foundation機能セットのプロビジョニングや導入が行えるようになり、本番環境で重要なワークロードを実行できるようになります。

戸田建設では、「Oracle Cloud Lift Services」のフィジビリティスタディおよびPOCの支援により、移行の課題や懸念を整理・解消し、「OCI」や「Oracle Cloud VMware Solution」のスキルを習得、自社で本番環境の構築に取り組んでいます。現在、「Oracle Cloud VMware Solution」への移行を段階的に開始しており、2022年度内に完了する予定です。

本発表に向けたお客様からのコメント

「優れたパフォーマンス、オンデマンドの拡張性および迅速なワークロードのプロビジョニングを評価し、基幹システムの移行には『OCI』を選定しました。また、『Oracle Cloud VMware Solution』は、『OCI』上でのクラウド活用メリットと、オンプレミス環境での運用と同様の自社でのVMware環境の制御を両立させることができ、ITスタッフに大きな運用変更の負荷もなく、コスト最適化、柔軟性、拡張性を享受できます。今回の移行に際して『Oracle Cloud Lift Services』を利用することで弊社のミッション・クリティカルなシステムをクラウドへ移行する際の最適な道筋を見つけ、自社での環境構築、運用に着手できました。今後は、『Oracle Autonomous Database』などの『OCI』のIaaS、PaaSの活用も進めていき、BCP対策にも取組んでいく計画です。」
戸田建設株式会社 ICT統轄部 インフラ・セキュリティ部 部長 盛 茂実 氏

参考リンク

・戸田建設 https://www.toda.co.jp/
・Oracle Cloud VMware Solution https://www.oracle.com/jp/cloud/compute/vmware/
・Oracle Cloud Lift Services https://www.oracle.com/jp/cloud/cloud-lift/

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