国土交通省「デジタル写真管理情報基準」令和5年版に工事写真3.0の標準規格「レイヤ化」を明記

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国土交通省「デジタル写真管理情報基準」が 2023年3月23日に改定されました。その主旨は、国土交通省が発注、管轄する工事・業務の記録ファイル形式の規定に、JPEG等従来のものに加え、工事写真3.0の標準規格「レイヤ化」で使用される「SVG形式」が明記されたことです。

この背景には、一般社団法人施工管理ソフトウェア産業協会(J-COMSIA)が工事写真3.0の標準規格「レイヤ化」を策定するとともに、これに対応した高品質なアプリを公式に認定したこと、また、その有用性を認めた一般社団法人日本建設業連合会 (日建連)がレイヤ化の活用ガイド(※)を作成するなど、建設・土木業界が一体となって周知啓蒙を推進してきた経緯があります。

今回の「デジタル写真管理情報基準」改定には、これら建築・土木業界全体のニーズと時代の潮流が反映されており、建設DX(デジタルトランスフォーメーション)に大きく寄与するものとなっています。

【画像】J-COMSIA認定「工事写真レイヤ化」アプリと認定ロゴ
 

日建連作成の活用ガイド(※)がJ-COMSIA認定アプリを紹介

前述のように、日建連は2023年3月に工事写真レイヤ化に関する活用ガイド(※)を作成。「工事写真レイヤ化」の活用が進むことで、現場での工事写真撮影に要する時間短縮など業務効率化の効果を期待している』と記載。J-COMSIA認定アプリについても紹介しています。
なお、J-COSIAは随時、SVG形式に対応したアプリの評価と更新をおこなっており、令和5年3月現在、認定アプリは計10社25アプリに拡大しました。
 

※『変わる!工事写真』施工者のための工事写真レイヤ化活用ガイド(初版 2023年3月)


工事写真レイヤ化とは

工事写真レイヤ化とは、「写真レイヤ」「黒板レイヤ」「注釈レイヤ」の3つのレイヤで構成された第三世代(工事写真3.0)の工事写真フォーマットです。ファイルの形式は「SVGファイル」(拡張子は.svg)です。「写真レイヤ」には従来の工事写真、「黒板レイヤ」には電子小黒板の情報、「注釈レイヤ」にはマグネットや寸法線といった電子マーカーや文字、法線などをテキストあるいは数値を格納。従来と比べて配筋写真の撮影業務を省力化できたり、写真が持つ情報をクラウドやAIを介して他のアプリと連携できます。


「レイヤ化」(SVGファイル)のビューワ(無償)で工事写真3.0を体験

J-COMSIA公式サイト(https://www.jcomsia.org/ )にて、工事写真レイヤ化(SVGファイル)に対応したビューワアプリの無償提供を開始しました。サンプルのSVGファイルを使って各レイヤの内容確認や切り替えなど、工事写真レイヤ化の体験に加え、発注者への説明や提出写真の確認にも利用できます。同じく無償で利用できる「信憑性チェックツール」で改ざんチェックも行えます。

SVGビューワは写真レイヤだけでなく、他のレイヤに記載された情報も閲覧できます

【関連リンク】

J-COMSIA HP: https://www.jcomsia.org/
「工事写真レイヤ化」公認アプリの一覧https://www.jcomsia.org/layer/
日建連「変わる工事写真!施工者のための工事写真レイヤ化活用ガイド」: 
https://www.nikkenren.com/doboku/gijutsu/article.html?token=20230411141615GPFgZUcZeuWmeqFQJoqpsEzJCJIDSGhH

※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
一般社団法人 施工管理ソフトウェア産業協会(J-COMSIA) 事務局
メールアドレス:qa@jcomsia.org

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