鹿島建設、クラウドERP「ZAC」を部門導入|工数の予実管理を案件別に実現
クラウドERP「ZAC」(以下、ZAC)を提供する株式会社オロ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長執行役員:川田 篤 以下、オロ)は、鹿島建設株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:天野裕正 以下、鹿島建設)が同社の建築管理本部西日本プロダクションセンター内の労務費管理・工数管理システムとして、オロのクラウドERP「ZAC」を部門導入したことを発表いたします。
*2023年2月時点
目次
導入の流れ
鹿島建設は、国内外に多数の拠点・グループ会社を持つ大手総合建設会社です。社会インフラなどの国土開発や日本初の超高層建築といった、先駆的なプロジェクトを通して経済や産業の発展に貢献しています。
同社の建築管理本部西日本プロダクションセンター内におけるBIM事業を担う部署にて、ZACが部門導入されました。すでに関連会社である株式会社グローバルBIMでZACが活用されており、その成功事例を踏まえ、2022年10月にBIM事業部門が立ち上がるタイミングでの導入となりました。
同部門では、工数と労務費それぞれの予実対比や実績労務費の配賦を行うためのシステム導入を検討していました。選定にあたっては、上記の実現のほか、株式会社グローバルBIMでの運用が成功している点が評価されました。
ZACの導入により、プロジェクトや作業工程別の作業時間集計が可能になります。この作業時間をもとに、労務費および各種費用の配賦ができるため、精度の高い案件別の個別原価計算が実現します。
同社では、外注先社員と自社社員それぞれの予定工数を案件ごとに設定し、実績工数と比較することで案件の進捗を管理できるようになりました。また、労務費を各案件に配賦することで、建築現場ごとの必要費用を把握しています。
「ZAC」の導入にあたり、以下の点が評価されました
- 作業工数の予実対比ができる点
- 実績労務費の配賦ができる点
- 案件ごとに情報が紐づけられる点
ZAC導入社数は累計900社、契約ライセンス数は280,000以上に
今回ZACを導入した鹿島建設を含め、ZACの累計導入社数は900社、契約ライセンス数は280,000を突破しました。リリース後より、定期的なバージョンアップや法改正への対応を行い、順調に導入企業数を増やしてまいりました。さらに、会計ソフト等、ZACと連携可能なパートナー製品の数も随時増えております。
オロでは今後も継続的にZACの機能強化を実施し、業務効率化・生産性向上に資する基幹業務システムとしてユーザー様に便利にご利用いただけるよう取り組んでまいります。
クラウドERP「ZAC」について
クラウドERP「ZAC」は損益管理、プロジェクト管理、管理会計、内部統制、決算早期化を実現する統合型の基幹業務システムです。業務効率化と的確な経営判断を支援し、企業の継続的な成長を担う経営基盤として、IT業、システム業、広告業・クリエイティブ業、士業、コンサルティング業をはじめとした企業様に導入いただいております。
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