【2022年】メタバース活用事例10選|oVice
oVice株式会社(本社:石川県七尾市、代表取締役CEO:ジョン・セーヒョン)は、2022年に話題となったメタバース活用事例10選を発表します。2020年8月のサービスリリース以降、バーチャル空間「oVice(オヴィス)」は2次元のメタバースとして、オフィスやオンラインイベント会場など、さまざまな場面で活用されてきました。
2022年には、新型コロナウイルスへの感染回避策としての活用に加えて、より本質的な働き方の変革やデジタルを活用した新たな「集まる場所」の創出など、より多様な場面での活用がみられました。
目次
oVice活用事例10選
企業のメタバース活用
事例1:全国の 拠点をなくし メタバースへ:アストラゼネカ
- 活用人数:約1500人
- 活用方法:日本全国にあった67か所の営業所を廃止し、oViceを活用して医薬情報担当者(MR)が交流
- 実現できたこと:短時間のデスクワークのために毎日営業拠点に戻る必要がなくなり、効率的な働き方が実現
参考URL:https://ovice.in/ja/usecase-astrazeneca/
▲全国のMRが集まるメタバース
事例2:営業と サポートを結ぶ メタバース:キヤノンマーケティングジャパン
- 活用人数:約200人
- 活用方法:oVice内に営業支援チームのメンバーが常駐し、外部にいる営業担当者はoViceにアクセスして気軽に会話
- 実現できたこと:oVice上で朝礼なども行うことで、物理的に離れたメンバーとの一体感も醸成
参考URL:https://ovice.in/ja/usecase-canonmj/
▲営業チームと営業支援チームが一緒に働くメタバース
事例3:障がい者の 「働く」を変える メタバース:Man to Man Animo
- 活用人数:約10人
- 活用方法:重度身体障がい者の社員が出社するオフィスとしてoViceを活用
- 実現できたこと:顧客もoViceにアクセスすることで、重度身体障がい者のメンバーが営業を行ったり、外部の人と仕事をする機会を創出し、モチベーションが向上
参考URL:https://ovice.in/ja/usecase-animo/
事例4:現場間と オフィスを結ぶ メタバース:影山鉄工所
- 活用方法:設計や工務を行うバックオフィスと製造現場(各工場)が自由に話しかけられる環境作りおよび点在している工場同士をつなぐ場としてoViceを活用
- 実現できたこと:oVice上で朝礼を実施することで、バックオフィスと工場をつなぎ、双方の情報共有が容易に
参考URL:https://ovice.in/ja/usecase-craftorch/
▲鉄工所の1画面にメタバースを映している様子(参照:影山鉄工所のTwitter https://twitter.com/kageyama_iron/status/1575681850378518528)
事例5:本格的な ハイブリッドワーク環境づくり :コクヨ
- 活用方法:実オフィスとoViceをつなぎ、社員がハイブリッドで勤務
- 実現できたこと:実オフィスにいる社員の位置を検知し、oVice上にアバターで表示することで、実オフィスとテレワークの社員が一緒に勤務しているような環境を構築(現在実証実験中)
参考URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000058507.html
事例6:メタバースで デジタルツインを 実現へ:戸田建設
- 活用方法:建築中のビルのフロアのレイアウトと、oViceのレイアウトを一致させることでデジタルツインスマートオフィスを構築
- 実現できたこと:社員同士をつなぐことに加え、空調・照明・ブラインドなどの機器類、映像やデジタルサイネージ、温度・湿度・CO2濃度などオフィスの環境情報などとも連携することで、メタバース上によりリアルなオフィスを実現(実証実験中)
参考URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000058507.html
事例7:採用も 会社説明会も メタバースで:住友三井オートサービス
- 活用方法:執務フロアとゲストフロアの2つを設け、前者は通常のオフィス利用、後者は採用イベントや面接など、外部の方の招待時などに利用
- 実現できたこと:人事メンバーと内定者約40人が参加する内定者懇親会や内定式を実施し、コミュニケーションの活性化や、イベント内容の充実を実現
参考URL:https://ovice.in/ja/usecase-smashr/
▲内定者懇親会でoViceを利用した際の様子
自治体や教育委員会のメタバース活用
事例8:不登校児の 居場所を作る メタバース:三重県教育委員会など
- 活用方法:さまざまな理由で学校に行くことができない不登校児のサポートの場としてoViceを活用
- 実現できたこと:新たな学びの場や居場所を作ることができた
▲oViceでの新たな居場所づくり(画像はイメージ)
事例9:エンジニアの UIターン 移住促進:新潟県
- 活用方法:発表のためのステージや企業ブースを設置し、仕事の情報や地元の暮らしの情報などを動き回りながら自由に取得してもらうためoViceで説明会やイベントを実施
- 実現できたこと:出展者が近くの参加者に声をかけたり、全体チャットを使ってアピールするなど、リアルな展示会のような働きかけができた
▲oViceで行われたイベントの様子
コミュニティのメタバース活用
事例10:距離超えた 仲間をつくる メタバース:リベシティ
- 活用方法:金融教育を中心としたコンテンツの配信を行う団体「リベラルアーツ大学」の会員制オンラインコミュニティ「リベシティ」の会員同士がディスカッションやお金に関する相談を行う場として活用
- 実現できたこと:「会員同士の気軽な交流」が頻繁に起こるようになり、oViceでの雑談をきっかけに実際に「経済的に自由になる」に一歩近づけたという会員が出始めた
参考URL:https://ovice.in/ja/usecase-libecity/
▲リベシティのoVice(全体)
2022年を振り返って oVice代表取締役CEO ジョン・セーヒョン
サービスリリース以降、バーチャルオフィス(仮想オフィス)として注目いただくことが多かったoViceですが、2022年には、距離や時間、身体や心の障壁など、さまざまな制約を超えて「人が集まる場所」として、多様な場面でoViceを活用いただく事例が増えました。
コロナ禍を経て世の中にはデジタルを活用したさまざまな取り組みが浸透。各種ハードデバイスを組み合わせた新しい仕組みも各社から登場し、2023年以降、本質的な働き方改革やDXが世界に広がっていくと予想されます。
oViceも2022年に発表した「 Enabling the next frontier of [ ] 」という新たなビジョンに向けて全速力で走り続けます。
2022年もoViceをご利用いただき、ありがとうございました。
oViceとは?アバターを使い交流する2次元のバーチャル空間
oViceはウェブ上で自分のアバターを自由に動かし、相手のアバターに近づけることで簡単に話しかけられる2次元のバーチャル空間です。
2020年8月のサービス開始以降、テレワークにおけるバーチャルオフィスやオンラインイベント、オープンキャンパスなど、さまざまな場面での活用が進み、2022年10月時点で発行スペース数は3万5000件を突破しました。
会社概要
「人々の生活から物理的制約をなくす」ことをミッションに掲げ作られた、自由に動いて自由に話しかけられるバーチャル空間「oVice(オヴィス)」を開発・提供しています。2021年には週刊東洋経済の「すごいベンチャー100」に選出されました。
また、oViceはシリーズBラウンドで新規投資家および既存株主含む複数投資家を引受先とする第三者割当増資に加え、複数の金融機関からの融資により総額45億円の資金調達を行ったことを2022年8月31日に発表しました。
- 社 名 :oVice株式会社
- 所在地 :石川県七尾市本府中町エ113 B
- 代表者 :代表取締役CEO ジョン・セーヒョン
- 設 立 :2020年2月
- URL :https://ovice.biz/3YNJohC
- 事業内容:バーチャルオフィス、オンラインイベントで使えるバーチャル空間の開発・提供
- 無料トライアル:https://ovice.biz/3YPn7zV
本件の問い合わせ先
oVice株式会社 広報
media@ovice.co