NVIDIA Omniverse™デジタルツイン環境構築サービスを強化
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:柘植 一郎、本社:東京都港区、略称:CTC)は、NVIDIA(本社:アメリカ合衆国カリフォルニア州)が提供する3D設計コラボレーション及びデジタルツインシミュレーションの開発プラットフォーム「NVIDIA Omniverse™ Enterprise(以下:Omniverse)」を活用した、デジタルツイン環境の早期構築サービスを本日から開始します。
工場の生産ラインや画像による検品など、目的に応じた多様なメニューを用意して、短期間での環境構築を実現します。提供価格は500万円(税抜)からで、製造業や建設業を中心にサービス展開し、3年間で10億円の売上を目指します。
昨今、スマートシティによるSociety 5.0の実現から社会インフラ設備、製造プロセス全体の最適化につながる技術として、設備・生産計画や製造ラインの変更などを仮想空間で検証できるデジタルツインに注目が集まっています。
しかし、適用業務の範囲や効果が明確でないケースもあり、デジタルツインシステムの検証や導入には、まだまだ一定の期間が必要になります。
今回提供するデジタルツイン環境構築サービスは、これまでお客様ごとに個別に実施してきたデジタルツイン環境の構築で培ったノウハウをもとに用途に応じたメニューを用意したものです。
企業の課題や目的に合わせたワークショップを通じて導入範囲を明確にした上で、メニューを選択して企業のデジタルツイン環境を構築します。
製造部品の良品仕分けのための検品作業、工場の生産ラインや機器の適正配置、自動搬送装置の経路や運搬計画の策定など、お客様の要望に応じた構築メニューを活用することで、デジタルツイン環境の早期の利用を可能とするものです。
環境としては、CTCが2022年から提供している「Omniverse Starterパッケージ」を活用します。本パッケージは、仮想空間を複数のユーザーが共同で開発するためのNVIDIA Omniverseプラットフォームのライセンスに加え、ハードウェアや環境のトレーニングサービスを含んでおり、デジタルツイン環境の準備を短期間で整えることができます。
CTCには既に、Omniverseを利用したデジタルツイン環境の構築実績があり、業務課題の整理からサービスメニューの選択、環境構築、運用・保守、トレーニングまでのサービスを一貫して提供します。
今後CTCは、生成AIによる更なるデジタルツイン活用の効率化を含めて、企業の生産性向上やDXに貢献していきます。
デジタルツイン構築サービス 構築メニュー
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